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残り一時間で、本日の休日当番医も終了である。午前九時〜午後五時。
小生にとって、この‘休日当番医‘は負担以外の何物でもない。地区医師会の集まりで「高齢者は翌日の診療がキツイから免除する」よう呼び掛けてはいるのだけれど、そうすると`当番医‘が殆どいなくなると云う声に否決される。
高齢者免除は80歳以上の高齢医師に限られると云う、それだけ開業医も高齢化したのだ。
若い医師は勤務医を選ぶとも云われる。勤務医であれば、先端医療に接する機会も増え、万一の医療事故は病院が対応して呉れる。経済的にもそこそこ安定し極めて住み心地が良いと云う訳である。
更には、過度とも思える「医療費抑制」の発想が社会を覆っており、新規に開業することは経済的な危険を伴う。第一に金融機関がお金を貸すことに慎重になった。
嘗て私が開業した頃は、医師免許と生命保険とで「億と云う単位」の借金が出来たのだけれど、現在は審査を通らず融資出来ないだろうと云うのは知り合いの銀行員の話である。
そんなこんなで、年数回の当番医(輪番制)を続けている次第である。自治体病院が平日に限らず、日曜祝日も重症患者しか受け付けない態度が当地の医療の在り方になって久しい。私が勤めていた頃は来院された患者さんをお断りしたことは皆無であった。それが今では「紹介状」持参が必須の偉過ぎる(?)病院に成り下がってしまった。
ギリシャ程の自由時間は望まない。けれども今日の我が国の発想は国民全てが「仕事中毒」のように見受けられる。
今は、海外からの医療従事者を集めるべき時期だと思う。医師を含めて、募集すべき時期なのだ。現在の医療従事者が、疲弊して、この国の医療を支えることが出来なくなる前に。
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本当に、ご苦労様です。頭の下がる思いです。
としか、小生には出せる言葉がありません。
何故このような現状になったのでしょうか。自治体病院の成り立ちの根拠は??…自由競争時代のなれの果てなのでしょうか。
2011/10/23(日) 午後 5:24 [ 老爺 ]
旧厚生省の間違いではないでしょうか。急性期医療に手厚く、また「紹介受付率」が高い程、仕事をしていると考え「高点数価=高額の収入の保証」策を推し進めました。病院の規模に応じた必要な医師数の確保率を診療報酬と関連ずけるなど、同省は百害あって一利なしの省庁なのだと思います。規格・容貌よりは‘内容の充実‘が優先されて然るべきなのに・・・・・・。
2011/10/24(月) 午前 8:40 [ Sein und Zein ]