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どちらでも良さそうなものなのだけれど。
最近は、「患者さま」と呼ぶ医療機関が多くなった。以前は「患者さん」と云って如何なる違和感もなかったし、それが患者さんを見下した態度とも思わなかった。
癌疾患で或る病院に入院した際に「・・・・・様」と呼ばれて気持ちが悪かった経験が私にはある。なんだか、私が完全に商品化された如き思いであった。
逆に、完全自己負担(保険診療を用いない)で毎年‘健康診断ーPET検診‘を受けている医療機関で「・・・・・様」と呼ばれて違和感は感じない。30万程度の自己負担、相手側から見るなら私が「商品・お客様」であっても不思議はない。
そんな経験が影響するのか、患者様と云う表現は病気に罹患した人を‘お客様‘と認識しているように私には思えるのだ。有病者を‘お客様‘として捉える考えに、私は違和感を覚える。
ならば私はどのように捉えているのか?
私にとって、有病者は疾患と対峙する相棒に近い。同じ思いを共有する同志であり生徒さんである。患者さん方は決して客ではない、換言するなら「私がお金を儲ける相手」ではない。
先日、「接遇セミナー」の講演を拝聴する機会があった。講師はしきりに‘患者さま‘を強調しておられたけれど、機会がある時に当院に来られる患者さんに伺ってみようと思う。
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