立入禁止!プラモデル35分

1/35のプラモデルに関する超マニアックなブログ。盗用防止のためガセも入ってます。

チャーチル対決

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イタリアのランボルギーニが作っていたクルマにガヤルドというのがある。
すでに一昨年、生産中止になっているが、売っている時は新車で3000万円くらいの高額車、バリバリのスポーツカーだった。
ところがネットの映像検索するとゴルフR HGP(880万円)に軽くぶっちぎられてしまう。
実際の速さでは、ドイツ車に負けるのだ。
しかしイタリア人は、そんなことは気にしない。
ガヤルドは、実際かなり速いし、なによりスタイルが速そうだ。
イタリアはミケランジェロでダ・ビンチの国なのだ。
 
雑誌「Storia dei Mezzi Corazzati」に付録としてついたチャーチル(以下ストーリアのチャーチルと書く)が完成した。
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このプラモデルを評価するには、そんなイタリア的視点を忘れてはいけない。

ストーリアのチャーチルは素晴らしい。
何より「ストーリアのチャーチルは強そう」なのだ。
チャーチル戦車は、北アフリカ、ディエップ、D−DAY以後とダンケルクより後の全ての戦線に登場している。
生産数(7368台)ではバレンタイン(8275台)にわずかに及ばないが、バレンタインは3300両以上がソ連に送られており、イギリス軍の装備数ではイギリス戦車としてはナンバー1だ。
イギリス軍のMBTだったのだ。(実質は17000両以上が供給されたシャーマンがMBT)
ストーリアのチャーチルは、無骨で頑強なイギリスMBTのイメージを良く再現している。
そして そこそこ正確だ。
 
タミヤのチャーチルと比較すると、タミヤのチャーチルはスマートで、寸法が正確で、ディティールも細かく 作り易い。
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タミヤVSストーリアで試合をすれば結果は明白だが、そもそもストーリアのキットは入手困難なので試合放棄とする。

Storia dei Mezzi Corazzati

先日、実家からStoria dei Mezzi Corazzati関係の書籍を持ってきたので、今回はそれらについて書くことにする。

Storia dei Mezzi Corazzatiは、もともとイタリアの出版社FRATELLI FABBRI EDITORI社が1976年に出版した戦車に関する百科事典だ。
戦車が使われた戦史に関するStoria dei Mezzi Corazzatiが3巻、
各戦車の解説をしたStoria dei Mezzi Corrazati Profiliが3巻合計6巻で発売された。
私はProfiliの方の3巻を持っているが、戦史の方は1巻も持っていない。
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出版社のFRATELLI FABBRI EDITORI社は、このハードカバーの百科事典を出してすぐに より安価で購入しやすい冊子タイプのStoria dei Mezzi Corazzatiを毎週発売した。
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内容は、戦史のStoriaから8ページ、Profiliから8ページの合計16ページ。
百科事典と全く同じ内容が入っている。
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Profiliの方は、もともと戦車1車種が8ページにまとめてあったので、問題なかった。
戦史の方は、そんな編集になっておらず、章の途中でブチッと切れて終わり、
次の号では章の途中から始まるなんてこともあった。

ちなみに私が持っているある号は、400リラの値札がついている。
当時の為替レートが良くわからないが、1冊100円くらいだったと思う。

こんな内容で週刊Storia dei Mezzi Corazzatiがどれだけ売れたか分からないが
売り上げのテコ入れのため、時々付録がついた。
レオパルト(2巻)、FIAT3000(8巻)、1号戦車B型(17巻、イタレリ製)
ポスター(19巻)、セモベンテ(27、28巻、イタレリ製)
M4A1シャーマン(37、38巻、イタレリ製)、チャーチルMk.IV(45、46巻)
クルセーダーⅢ(50、51巻、イタレリ製)、4号突撃砲(62、63巻、イタレリ製)
19巻のポスター以外はいずれも1/35のプラモデルだった。
イタレリ製のキットは、デカールを含めイタレリが発売してるキットと全く同じ内容。
その他のレオパルト、FIAT3000、チャーチルMk.IVは、出版社が独自に開発、金型を作ったものだ。

1/35のプラモデルに興味がある私がStoria dei Mezzi Corazzatiと言えば、
通常はこの週刊のStoria dei Mezzi Corazzatiを指す。

FRATELLI FABBRI EDITORI社は、飛行機の百科事典も同様にハードカバーと冊子タイプで発売しており、冊子にはやはり時々付録が付いたようだ。
ほとんどはエアフィックスのキットだと思うが、詳細は不明。
SpitfireMk24さんから教えてもらったチャーチルの車幅を検証してみる。

人気のないイギリス車だけあって、ネットでもなかなか情報が見つからなかった。
だが、どうやら、車幅は
〜Mk.VIが3.25m
Mk.VII〜が3.46m
のようだ。
タミヤのチャーチルはMk.VIIなので1/35だと99ミリにならないといけない。
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キットを測ってみると97ミリ。(画像のものさしは100ミリに一端を合わせてある)
まあまあの値だ。

対するストーリアのチャーチルはMk.IVだから1/35だと93ミリのはず。
しかしストーリアのキットは、109ミリもあった。
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幅だけで言えば縮尺は1/30になる。

覚悟はしていたが、だんだん とほほな実態が明らかになって来た。

雑誌「Storia Dei Mezzi Corazzati」のチャーチルは、紹介記事を見たことがないので、少し詳しく書いてみた。
1/35 Churchill Mk.IV of Italian Magazine "Storia Dei Mezzi Corazzati".
 
"Storia Dei Mezzi Corazzati"was a magazine of Armoured Fighting Vehicles.
It was published in 1976 and 1977 in Italy.
Sometime, it included appendices of model kit.
Many of those appendices were Italeri's model kits.
But three kits of them were made only for this magazine.
Those were ;
Churchill Mk.IV, Fiat 3000 and Leopard I.

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キットの全パーツ。
ヒケのあるパーツが少なくなく、パテ埋めは必須。
それ以上に問題は、上2枚の画像にある大型のパーツに歪みがある事だ。
車体の組み立ては、補強を入れつつ歪みを修正しながらの作業となる。

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画像はタミヤの1.7ミリのプラ板で補強しているところ。
それでも、車体下部は修正しきれず、全面下部はプラ板で新造した。

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画像でパト男が指差している部分、車体前端に実車にはない垂直な部分がキットにはある。
この間違いは、キットを尊重し、そのまま残した。

This model kit of British Churchill Tank is one of those appendices.
It was sold in 1976.
Unluckily, in the next year, 1977,Tamiya released Churchill Crocodile(Mk.VII).
It was very accurate and easy to assemble.
Then, Storia Churchill kit had become an unnessesary kit for modellers.
 
This kit includes 126 parts, a decal andan instruction of magazine.
 
Some parts has dents.  OH !
Those dents should be filled with putty.
 
However there is more important problem.
Main large parts of them have distortion. OH MY !
So, it is  very hard to assemble the hull body.
Some of them need supports for correction.
 
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しかし、何と言ってもこのキットの最大の欠陥は、キャタピラだ。
短いのである。
画像は転輪を付けていない状況なのに2センチ短い。
キャタピラの金型は行方不明との話を聞いたことがあるが、この欠陥のためキャタピラの金型は廃棄されたと私は考えている。

Tracks are belt type and made of polyethiren.
But the length of these tracks is too short to fix. OH MY GOD !
I will extend them by cupper string .
Model manufacturer TAURO has most of molds of this kit.
But TAURO doesn't have the mold of this track.
I guess the mold was disposed by its shortage.
 
その他にも、このキットには砲盾がない。
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砲身基部がスカスカだが、ここもそのまま組んだ。

This model kit has no mantlet.
Off course, I can make it.
But I didn't.
 
最後はそのサイズだ。
画像はダークグリーンがタミヤのチャーチル。
タミヤと比べると、幅がかなり広い。
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長さもやや長い。
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Its size is a little bit big.
Width is too wide and length is toolong. OH MY GUNDOM !
You should not request this kit to beaccurate.
If you want an accurate Churchill, youshould make AFV Club's one.
 
現在となっては、発売される可能性は全くないと言える内容だ。
それでも完成すれば、チャーチル以外には見えないはずだ。

TAMIYA VS Storia

今回の対決キットは、
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これと
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これだ。

上は、御存じタミヤのチャーチル・クロコダイル。
このキットはクロコダイルとMk.VIIのコンパチになっており、
これをMk.VIIとして作る。
下はわたしのブログにたびたび登場している雑誌「Storia Dei  Mezzi Corazzati」に付録でついたチャーチルだ。
鋳造砲塔に6ポンド砲を載せたMk.IVがキット化されている。
ちなみに、最近はAFVクラブがチャーチルのバリエーションを続々と発売しており、Mk.IVは迫撃砲を載せたAVREをキット化しているが、Storiaと同じ6ポンド砲装備のMk.IVはキット化していない(発売されるのは時間の問題だと思うが)。もキット化されている。
「Storia Dei  Mezzi Corazzati」は1976年から1977年にかけてFRATELLI FABBRI EDITORI社が週刊で発売した雑誌で、ときどき付録がついた。
このチャーチルは46号・47号の2週連続の付録だった。
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パーツ数は126個。
タミヤのチャーチルをMk.VIIで作るとパーツ数は158個(フィギュアを含まず)だから、それほど変わらない。
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組み立て説明書はこの2枚だけ。
転輪は焼き止めで止めるようになっている。
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これは48号に載った完成写真。
このキットにとって不幸だったのは、タミヤのチャーチル・クロコダイルが翌年の1977年に発売されたこと。
タミヤのクロコダイルは、Storiaのチャーチルよりはるかに正確で、作りやすかった。
(タミヤがMk.VIIでStoriaがMk.IVなので単純には比較できないが)

このキットの金型はTAURO社が持っているが、キット単体では発売されていない。
上記のようにタミヤのキットの存在とともにポリ製キャタピラの金型が行方不明になったというのが未発売の理由だ。
キャタピラの金型は「行方不明」とのことだったが、実際は廃棄されたというのが、私の見解だ。
その理由は、後日。




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