|
試験センターより、平成18年度の試験委員が発表になりました。これを受けて、プログレッシブ行政書士の「講義戦略」についてお話していきます。
1 試験委員の大幅増加
まず、平成18年度は、昨年までの12人から、試験委員が20名と大幅に増加しました。今年の本試験は、試験科目の限定、試験時間の30分の延長、より一層法的思考力を問う問題の増加が、事前に公表されていましたから、この試験委員の増加は、予想通りの結果といえます。
これで、今年の試験は、昨年までのような知識中心の問題から、法的思考力を問う問題へと変化していくことが、問題を作成する試験委員の側からも証明されたことになります。各科目の試験委員の増加は以下の通りです。
・憲法 1人→2人へ
・民法 2人→4人へ
・行政法 3人→5人へ
・商法 1人→2人へ
・一般知識 5人→7人へ
(一般知識系のなかには、行政法専門の試験委員もいますが、試験委員名簿が、新任の方は試験科目順に並んでいることを考えると、おそらく個人情報・情報通信系の問題を作成するものと思われます。)
このように、民法と行政法の試験委員の増加をみれば、今年の試験は、資格コンシェルジェの予想通り、「民法」(出題が倍増するのほぼ間違いないと思われます)と「行政法」が勝負の分かれ目になる試験になってくるように思います。特に、民法については、受験生のなかでも、最も差の付く科目であり、かつ苦手としている方が多い科目です。
特に民法に時間をかけて、カリキュラムを構築して、基礎からしっかりと学習しているプログレの受講生にとっては、今回の試験委員の発表は、とても良い知らせであると思います。といっても、試験はまだまだ先です。今後もしっかりと復習は続けていってほしいと思います。
2 今後の講義について
まず、今年の本試験で最も出題数が多くなると思われる行政法については、予定通り、大学教授の執筆した「現代行政法」を使用して、大学教授である試験委員の問題意識を踏まえた講義をしていく予定です。また、講義では使用しませんが、参考図書として、別途書籍を紹介する予定です。
次に、商法については、本日の発表で、旧商法で出題されることが確定しました。まずは、講座で使用する基本書を早めに購入しておいてください(絶版になる可能性もありますので・・・)。旧商法で、試験が実施されますので、講義も旧商法をベースに、一般知識で出題される範囲で会社法についても触れていきます。
最後に、一般知識についてですが、今回、行政学を専門とされる今村教授の他に、行政学を専門とされる試験委員(1人)と財政学を専門とされる試験委員(1人)、また個人情報・情報通信を専門とされる試験委員が2人新たに任命されています。
一般知識の基本書については、既にお知らせしていますが、今後の試験委員分析によっては、行政学の基本書及び個人情報保護の基本書を新たに追加するかもしれません。受講生の皆さんには、なるべく経済的負担はかけたくはないのですが、試験対策上、必要になってくる場合もありますので、その折は、どうかご了承ください。
今年は、一般知識で、いわゆる脚切りが実施されるかは不明ですが、一般知識の試験委員の顔ぶれ(行政学2人、財政学1人)を見ていると、やはり、きちんと「行政学」と「財政学」の学習をしておいた方がいいのかもしれません。
「行政学」や「財政学」の学習をきちんとやっている受験生は、ほとんどいないと思います。その意味で、試験委員好みの出題がされたときは、かなりのアドバンテージとなります。詳細については、また講義等でお知らせ致します。
3 最後に
今回の試験委員の発表で、試験センター(試験委員)は、今年の問題を、告示通りに本気で作成していく気があることが証明されたといえます。プログレッシブ行政書士は、このような事態を事前に折り込んで、講座のカリキュラム、使用教材を決定しています。
したがって、内容・レベル的にも、今年の本試験に十分対応できるものだと思っています。受講生の皆さんは、今後も、これまでと同様に、講座の内容をしっかりと復習していく方向で学習を進めていってください。
試験委員の詳細な分析については、講座・ブログ及びプログレゼミのなかでお話をする予定です。特に、プログレゼミでは、さらに詳細な情報についてもお話をしていく予定です。
|
憲法の新試験委員に任命された林教授は、現在プログレ憲法で使用している基本書「立憲主義と日本国憲法」の著者である高橋教授のお弟子さんのようです。今年の林教授の講座では、高橋教授の「立憲主義と日本国憲法」が参考書としてあげられています。新任の林教授が憲法の問題を作成するとしたら、やはり師匠である高橋教授の基本書をネタ本にして問題を作成するのでしょうかね。もしそうなれば、プログレ憲法の受講生にとっては、非常に嬉しいことなのですが・・・。これからは、高橋憲法が、行政書士試験の定番となるかもしれませんね。
2006/6/6(火) 午前 2:04 [ 資格・起業コンシェルジェ ]
さすがコンシェルジェさん、先見の明がありますね。恐れ入りました。
2006/6/6(火) 午後 8:28 [ tow*l*wer ]
最後の最後で、「芦部憲法」から「高橋憲法」へ変更したのが大正解だったような気がします。試験問題は、大抵の場合、新任の試験委員がたたき台の問題を作成するので、林教授の好きなテーマからみた出題予想を、講義の中で、随時していきたいと思います。今日一日で、試験委員の分析(特に、憲法と一般知識について)はかなり進みました。
2006/6/6(火) 午後 9:31 [ pos*ibl*21*5 ]
コンシェルジェさん、こんばんは。講義楽しく受講させて頂いております。民法の復習と憲法の講義との両立は、講義内容が深い分大変ですが、何とか乗り切りたいと思っております。少し、お伺いしたいのですが、文章理解の試験委員対策なんですが、プログレの一般知識の中でお話頂けるんでしょうか?試験委員の鈴木先生は、受験業界の中ではかなりの難問(変わった問題)を出す先生として有名らしいですね。あと、文章理解が、不得意なものですから、もし、自分でもやれる試験対策があればご教授下さい。
2006/6/18(日) 午前 1:16 [ 寄り道 ]
寄り道さん、こんにちは。文章理解の試験委員は、昨年までと同じ試験委員ですから、内容一致の型の個数問題が出題された場合、今年も解答速報で、答えが割れるような問題が出題されるおそれがあります。講義では、文章理解の試験委員対策までは、お話することはできませんが、演習回のときに、文章理解の解き方について、お話しする予定です。
2006/6/22(木) 午後 1:52 [ 資格・起業コンシェルジェ ]
文章理解は、突然出来るようになるものではないと思います。そこで、プログレでは、文章理解の対策も兼ねて、基本書を「読む」ことに重点を置いています。日頃から、基本書を論理的に、かつ文章の流れを追いながら読むことが、一番の文章理解対策になるのではないかと思っています。 問題を解くよりも、数多くの文章を論理的に読んでいくことが必要なのではないでしょうか。
2006/6/22(木) 午後 1:56 [ 資格・起業コンシェルジェ ]
こんばんは。私も文章理解が苦手ですので、日頃の基本書読みを大切にしたいと思います。まさに一石二鳥ですね。
2006/6/23(金) 午前 1:47 [ tow*l*wer ]
丁寧なご回答有難うございます。そういう意識を持って基本書を読んでいきたいと思います。
2006/6/26(月) 午後 9:21 [ 寄り道 ]