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民主党がマニフェストを発表した途端自民党は一斉に批判し呼応するかのようにマスゴミも、民主党マニフェストに対し批判報道を展開した。
この自民党やマスゴミの批判がいかに根拠のない自らを欺いた正当性を有しない批判発言・報道であるかは、植草氏の記事や永田町異聞さんの説得ある記事を読めば、誰にも理解できるだろう。
どのように野党の政策を批判しようとも、自らの政策への責任と総括を回避し続ける自公政権に、もはや国民は期待していないのである。


【永田町異聞】
民主党マニフェストへの「不思議の国」の批判
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10308927731.html


政権交代は、もう実現したのではないかと錯覚してしまう。


新聞はすでに、民主党政権の誕生を織り込んだかのごとく、民主党のマニフェストをデカデカと報じ、大批判大会を繰り広げている。


自民党は野党の心得をすでに身につけたかのように、民主党マニフェストを罵っている。


当然のことだが、かつて、野党の政権公約が、これほど注目されたことはない。


新聞の紙面には「不思議の国」の不思議な言葉が躍っている。


子供を安心して生み、育てるためのおカネの支援。医療や年金の再生。いいことずくめのマニフェスト。それゆえに批判される。


いわく「財源の裏づけが明確でない」。官僚と自民党の言い分そのものである。


「脱・官僚」を掲げれば、天下り批判を続けてきた新聞が「それは難しい」と、挑戦意欲に冷や水を浴びせかける。奇怪というほかない。


増税をせず、官僚組織の無駄遣いをなくするだけで「財源」が生み出せるものか、という疑問を提示するために、財務省官僚の意見を聞いて、記事にするそのばかばかしさ。


「できるわけがない」と答えるに決まっている。


経済危機対策と銘打った14.7兆円もの選挙対策用09年度補正予算の中身が、いかに官僚組織を太らせるための税金無駄遣いであったかは、すでにこのブログでも指摘した。


たとえば、公共事業費4.7兆円のうち、2.9兆円は官庁や独立行政法人などの建物の施設整備費である。


その他の歳出項目、健康長寿・子育て2兆円、21世紀型インフラ整備2.6兆円など、ほとんどに施設整備費が紛れ込んでいる。


つまり、看板に隠れて見えなくなっているが、実態としては、予算のかなりの部分が役所や天下り団体のために流れ込むようになっているのだ。


この大きな無駄は、無駄という言葉では表現できないほどのものである。国家規模の横領とか詐欺とでもいえる、国民への背信なのではないか。


この統治機構を根本的に変えようと思えば、官僚からの猛烈な抵抗にあって、潰されるのがオチだ。だから実現性がなく、やめておいたほうがいいというのでは、いつまでたっても、国民は「官」の肥大と、将来の生活不安に悩み続けなければならない。


難しさは承知のうえで、中央官庁への過度の権力集中構造を、根底から変革しようという、この政治の流れをわれわれ国民はポジティブにとらえるべきであろう。


これまでの政権にはできなかったことに挑戦しようというのである。固定観念が少なく、怖いもの知らずだから、できることもある。


官僚から使われるのではなく、官僚を使うのが「脱・官僚」「政治主導」の意味するところだろう。


その象徴としてかどうか、民主党のマニフェストは事務次官会議の廃止を掲げている。


官僚が省庁ごとに政策を立案し、局長クラスの省庁間調整をすませ、自民党のOKをとりつける。そして、ほぼ出来上がった案件を審議するのが事務次官会議だ。この段階では、ガチンコの議論などまずありえない。


事務次官会議をへた案件は、翌日に開かれる閣議で正式決定される。ただし、閣議とは名ばかりで、やっていることは大臣が花押という、毛筆の署名をするだけである。


事務次官会議をなくするというのは、閣議を本来の姿、つまり行政の最高意思決定機関として機能させることを意味している。官僚サイドで決まったことを鵜呑みにして署名するのではなく、しっかりとその場で議論して結論を出そうというわけだ。


このためには、閣議はいままでより数倍、時間を必要とする。昨日の報道ステーションで、元官房副長官の石原信雄がこうコメントをしていた。


「事務次官会議をなくしたら、国会開催中で忙しい大臣が長時間の閣議をしなければならず、困難だ」


いままでの政治の慣行にとらわれているからこういう意見が出るのであろう。閣議を本来の重要なものと位置づけるならば、スケジュールの調整などいくらでもできる。


そもそも、事務次官会議は法的根拠がなく、民主党がこれを廃止することをマニフェストに盛り込んでもなんら問題はない。


政治家の黒子のようなフリをして、巧みに政治家を操って実権を握り、退官後の天下り先に血税を流し込む仕組みを着々と構築していく、キャリア官僚シンジケート。


これを、解体するのがどれほど難しいかは、よく分かっている。しかし、最初からあきらめて唯々諾々と官僚に依存する政党と、国民の視点から果敢に挑戦しようとする政党の、どちらが今、この国に必要なのか。


財源論で「民主党は頼りない」と決めつけ、財源無視で赤字国債を乱発してきた自民党は「現実的だ」と論じるのは、あまりにバランスに欠けているといえよう。



植草一秀の『知られざる真実』
民主党マニフェストを批判する無知な人々(1)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/1-c9e7.html

民主党がマニフェストを発表した。自民党はまだ発表していない。麻生首相は昨年10月に解散総選挙を宣言したのに対応が遅い。細目でまだ調整がつかないらしい。


民主党マニフェストの最大の特徴は、予算を大幅に組み替える点にある。


7月24日付記事


「民主党対自民党:経済成長を促すのはどちら」


をもう一度、よく読みなおしてほしい。


ドイツの財政学者マスグレイブの整理によれば、財政の機能には次の三つがある。


〇餮伺枴機能


⊇蠧精栃配機能


7糞ぐ堕蟆週’


 一般会計、特別会計を合計すると、年間の政府支出は207兆円に達する。この207兆円をどのように配分するのかを決めるのが政治である。


 政権が変われば、支出内容が変わるのは当たり前だ。政府支出の内容に多くの政策が反映されるのだ。


 民主党はこれまでの自公政権の政治をどのように変えるのか。


 予算の規模を変化させようとはしていないから、これまでの支出を削り、新しい支出に回す。


 大きな特徴で言えば、必要のない公共事業、「天下り」や「天下り機関」、役所へのお手盛り予算、あらゆる分野での無駄、などを徹底的に削減する。


 他方、子ども手当、公立高校の無償化、医療・介護の再生、農業の所得補償、ガソリン税の暫定税率廃止、高速道路の無料化、雇用対策、などを拡充するとしている。


 天下りや公的機関へのお手盛り予算を徹底的に削減すること、必要のない公共事業を実施しないこと、あらゆる無駄を排除すること、は望ましことである。民主党のマニフェストでは、4年後に公共事業削減で1.3兆円、人件費の削減で1.1兆円、無駄の排除や補助金の削減で6.1兆円の財源をねん出するとしている。


 207兆円の支出のうち、国債費などの80兆円、社会保障給付の46兆円、その他繰入金など10兆円には手をつけないから、残りの71兆円の政府支出のなかから、9兆円支出を切り詰めるとしている。13%程度の支出切り詰めは十分可能だと考えられる。


 この金額を切り詰めるのは2013年度であり、4年後だ。


 政府支出のなかの無駄と考えられる部分を切り詰めることは資源配分上望ましいことだ。「小さな政府」を「資源配分上の無駄を排除すること」と定義するなら、この意味での「小さな政府」は望ましい。民主党の政策は、この意味での「小さな政府」を目指すものだ。


しかし、⊇蠧精栃配の機能では、民主党の主張は「大きな政府」を志向するものである。小泉政治の「市場原理主義」は、すべてを市場に委ね、結果における格差を放置した。その結果、政府が守らねばならない人々が悲惨な状況に追い込まれ、多くの国民が没落し、下流社会が形成された。


 民主党はすべての国民が安心して暮らせる、人間性を尊重する政治を志向する。すべての人々の暮らしを支えるため、子育て、医療、年金、介護、経済的弱者支援に、財政支出の多くを振り向けようとしている。


 ガソリン暫定税率廃止や高速道路無料化も、家計の所得を増加させる効果を持つ。


の景気安定化の視点では、短期の経済政策の課題としての「景気回復」と、長期の経済政策の課題としての「経済成長」に、財政がどのような役割を果たすのかが問われる。


短期の景気安定化と財政の関係で最も重要なことは、財政収支の変化である。財政赤字拡大が非難されることが多いが、景気安定化との関係で言えば、「財政赤字拡大=景気回復誘導」、「財政赤字縮小=景気抑制誘導」になる。


したがって、短期的に景気回復を目指す経済政策とは、「財政赤字を拡大させる政策」ということになる。


他方、長期の「経済成長」は、技術進歩によって促される。人口の増加も影響する。これから未来に向かって成長する産業を育てることが、長期の「経済成長戦略」になる。


7糞ぐ堕蟆週’修了訶世ら民主党の政策をどのように評価できるのかも考えなくてはならない。


民主党のマニフェストに対して自民党議員が批判しているという。メディアが一斉に自民党議員の民主党マニフェスト批判を右から左へと垂れ流すから、何も知らない国民は、民主党の政策に「欠陥がある」と勘違いしてしまう。これは、とんでもない間違いであり、選挙妨害である。


経済学を理解しない自民党議員が、民主党の政策だからと批判し、やはり経済学を理解しない御用メディアがその三流の感想を垂れ流している。


自民党議員の批判はおおむね、以下の三つに要約できる。


〆盡擦不明確だ。


▲丱薀泪政策である。


成長戦略がない。   (その2)に続く


植草一秀の『知られざる真実
民主党マニフェストを批判する無知な人々(2)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2-af49.html

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遅くなりましたが・・転載いたしまする。元気でいらしてね。(礼)

2010/1/23(土) 午後 1:18 [ じゃじゃまる ] 返信する

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