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前回、‘タイ’に‘はまった’と書いた。‘旅は楽しかった’とも書いた。
でも実際は楽しいことばかりではなく、憂鬱な体験もしている。
その日は特に目的もなく、パタヤの街をブラブラと歩いていた。
すると突然、大粒の雨が降ってきた。
なるほどこれが南国特有の‘スコール’というやつか。
急いで、近くのボーリング場に避難した。
小腹が空いていたので、片隅の軽食コーナーの席に座った。
英語のメニューの中に‘Hot・dog’があったのでコーラと一緒に注文した。
待つことしばし、目の前に出されたのは、お皿に山盛りのウインナーソーセージ‥‥。
「Is this Hot-dog?」
「Yes! This is Hot-dog」
「‥‥‥」
仕方が無い。海外ではよくあることだ。
これは憂鬱な出来事でも何でもない。
ふと見ると近くで、人がボーリングをしいるのを観ている少女がいた。
15〜6歳ぐらいだろうか。白いチャイナドレスっぽいものを着ている。
スタイルもよく中国系のかわいい少女だ。
ただひとり、虚ろな眼で人がボーリングをしているのを眺めていたが、
やがて軽食コーナーの脇にある階段を上っていった。
階段の上り口に‘マッサージパーラー’と書かれた看板があった。
そうだったのか。
すべてを悟った私は、悲しい気持ちで雨上がりの街へボーリング場を後にした。
夜のパタヤはたいへんな喧騒であった。時期的に日本人はほとんど見かけない。
目立つのは白人のカップル。次いで白人の男性観光客。
彼らの横にはタイ人の女の子が付いている。明らかに十代前半と思われる子もいた。
ゴーゴーバーというのに入ってみた。舞台の上でビキニ姿の女の子が踊っている。
なかにはトップレス姿や全裸の子もいた。客はすべて欧米人である。
そこで気に入った子を‘買い’ホテルへ持ち帰るのである。
私は最初からその気がないので、近寄ってきた子に僅かなチップを払い早々に店を出た。
深夜でも賑やかな通りの、とある店の壁に寄りかかり、膝を丸めて寝ている2才くらいの女の子がいた。
その子の前には簡素な体重計と空き缶が置かれていた。
缶の中には1バーツ(約3円)硬貨が数枚入っているだけ。
客に体重を計ってもらい、コインを缶に投げ入れてもらう。これがこの子の仕事である。
路上でタバコを売っている、7歳くらいの男の子がいた。
彼らはチームで動き、一人が観光客に近寄り物を売っている間に、仲間が財布を掏る、スリである。
とても憂鬱な気分でホテルに帰った記憶がある。
以前、国際社会から児童虐待の実態に関し批判を浴び、タイ政府も本気で対策に乗り出してからは、
児童買春についてはこの様な光景は‘表向き’には見られない。
ただ今でも、児童が働かされていたり、物乞いをしている姿はよく見られる。
この子たちの未来に、‘幸’あれと願うばかりである。
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闇の子供たちという本を読んだことがあります。タイが舞台になっているのですが、とっても物思わされる本でした。
2009/9/12(土) 午後 5:32
なんか悲しいですね。。悲しいです。
2009/9/12(土) 午後 5:36 [ popopo-no-po ]
ビチャンさん
タイは楽しい所だけど、こういう光景を見ると心が痛みます。
2009/9/12(土) 午後 6:11
popopo-no-poさん
世界中には貧困、差別、病気、戦争で苦しみ、死んでゆく子供たちがたくさんいます。
最低限、私達はその事実を知っておく、必要があると思います。
2009/9/12(土) 午後 6:15
こん、ありがとう〜
オオイェッイ〜!15万ヒット達成したよ〜
. n ∧_∧ "n
(ヨ( ^ω^`)E)
2009/9/13(日) 午後 11:43
日帰り温泉さん
15万ヒット、おめでとうございます。
2009/9/14(月) 午後 8:48