Tomの戯言

日常の他愛無い戯言です

病気のこと

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退院 その後

一年半の入院。
 
思えば長くて辛い闘病の日々でした。
すさまじい時には、点滴台一本では足らず、二本から6種類ぐらいの薬液を、両腕の末梢から同時に点滴。
鼻から胃まで栄養を入れる太いチューブを差し込み、加えて酸素吸入器。
胸には心電図の配線。指に血中酸素計。
排尿用のカテーテル。そして、おむつ。
自分で寝返りもうてない状態が続きました。
何度も命の危機にさらされ、その度に救っていただきました。
 
そして2008年春にめでたく退院の日を迎えました。
担当の先生やお世話になった看護師さんたちは涙まで流して喜んでくれました。
 
この場を借りて、再度深くお礼を申し上げなければならない人達がいます。
 
まず、骨髄を提供して下さった名も知らぬドナーさま。骨髄提供は人間愛と強い意志、家族の協力がなければ出来ないことと思います。
本当に有難うございました。あなたの決断があっていま私は生きています。
遠くからではありますが、ドナーさまとご家族の方々に今後も幸多かれとお祈りしております。
 
ドナーさまと繋がりを作っていただいたの骨髄バンクhttp://www.jmdp.or.jp/の皆さん、有難うございました。
 
主治医のH先生、あなたの適切な処置によって何度も命を救っていただきました。すばらしい先生に出会えて本当に良かったと思います。
 
担当医だったT先生、自分の健康をもかえりみず一生懸命、本当に一生懸命、治療していただき有難うございました。新天地ではお体を大切に、ほどほどに頑張って下さい。
 
そして血液内科の先生方、呼吸器、循環器、放射線科その他多くの先生方にお世話になりました。
有難うございました。
 
お世話になったすべての看護師さん、ありがとうございました。
 
とりわけ一年半ずっと担当していただいた I さん、一緒に闘ってくれてありがとう。あなたの「生きて欲しい」と願う気持ちは私をどれだけ励ましてくれたかしれません。結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!
 
Aさん、あなたが来ると沈痛な雰囲気の病室が「パッ」と明るくなりましたね。あなたの心優しい言葉、心遣い、その笑顔からたくさんの病気と闘う勇気や元気をいただきました。健康な赤ちゃんを産んで、その写真を見せてくださいね。
 
ものすごくたくさんの看護師さんのお世話になりました。マスクが義務付けられている現場なので、素顔があまり見られず残念でした。有難うでは言い尽くせないほど感謝しています。
 
薬剤師のM先生、熱い人でしたね。元気をもらいました。
栄養士の先生、いつも私に為に献立を苦心していただきました。
リハビリの先生、いつも病室まで来ていただき有難うございました。
 
その他、医療に携わっていただいた多くのスタッフの皆さん、有難うございました。
 
忙しい中お見舞いに来ていただいた方々、色紙などで励ましをいただいた地域の皆さん、友人たち、有難うございました。
 
最後にお礼を言わなければならないのは我が妻です。
いつも妻がそばにいたからこそ病気と闘えました。何もしなくてよいし、言葉もいりません。ただ、ベッドの横にいてくれるだけで安心し、心安らぐのです。妻がいなかったら生きる気力が萎えていたかもしれません。今でも、もくもくと介護をし励ましてくれます。ありがとう、そしてこれからもよろしく。
 
退院して3年半が経ちました。その間も度々救急車で運ばれる事態があり、その都度入院しています。
感染症に弱く肺炎を2回、GVHD(移植片対宿主病 ※移植した骨髄が元の体を攻撃するいわゆる拒絶反応)で
急性心膜炎を発症したり、血小板減少症も時々発症します。
今も末梢神経麻痺で手足の先が痺れ、車いすのお世話になっています。右耳は聴力を失いました。右目もあまり見えません。慢性腎不全で苦しんでいます。
健康も仕事も財産も失いましたが、唯一、生きる気力と支えになってくれる妻がいます。
多くの方の努力と善意で生かされた命です。
これからも一日一日を大切に、精一杯、でも焦らずゆっくりと頑張っていきたいと思います。
 
みなさんもこうなって初めて分る健康の大切さだと思います。白血病は予防出来る病気ではありませんが、日頃の生活で予防出来る病気もたくさんあります。
どうかお体を大切に。そしていざというときに支えてくれるのは家族です。当たり前と思わず、感謝の気持ちを持って大切にしてください。

闘病

骨髄移植は成功しました。
 
それからしばらくは血液が自己造血し安定するまで無菌室で過ごします。
食欲は無く、口の中が荒れ、少しの食べ物を咀嚼するのにも痛みが伴います。
 
しばらくして、「誤嚥性肺炎」を患いました。
長い間寝ていたせいで、食物を飲み込む筋肉が弱り、それが気管から肺に入ってしまい炎症を起こすのです。
ICUへ運び込まれ、意識が回復したのは一週間後でした。
ある程度回復し、病室に戻ったらまた再発。
それが安定したと思ったら、今度は「肺結核」。隔離病棟へ。
安定したので、一般病棟に戻ったら、「誤嚥性肺炎」の再発。またICUへ移動。
今度は重篤らしく、「肺洗浄」というかなり困難な処置がなされたそうです。
家族も呼ばれ、「最後かもしれません」と言われたそうです。後に担当医に聞きましたが、「もうだめだと思った」そうです。
しかし一週間後、また意識をとり戻りました。多くの先生方や看護師さんのおかげで、また命を救っていただきました。
 
ようやく退院できたのは、2008年春のことです。
発病から1年半、移植から7か月かかりました。
 
続きはまた書きます。

骨髄移植

 病気の続きです。
 
骨髄移植に必要なのは、骨髄を提供してくださるドナーです。
ドナー登録は簡単なのですが、いざ適合者として選ばれますと様々なリスクが伴い、結局断られるケースも多いのが実情です。
 
このドナー様の意思・健康状態・家族の同意・仕事や学業の都合、骨髄採取する側の病院・医師のスケジュール、そして私側の健康状態・無菌室の空き状況・医師の都合などがすべて一致してはじめて可能になります。
 
私は前日から二度に渡って全身に致死量以上の放射線を浴び、ほぼすべての血液を死滅させて待ちます。
医師はドナー様から頂いた骨髄液をすぐ運び込み、その日の内に私の体内に移植します。
初期に起こる拒絶反応もなく 、無事移植は成功しました。
2007年夏のある日が、私の二度目の誕生日となりました。
 
ドナー様から新しい命をいただきました。
 
ところがこれからが大変なことでした。
 
また続きは書きます。

治療開始

病気の続きです。
 
2006年冬、治療が始まりました。
主治医は血液内科の権威で、優れた才能と実績のあるH先生。(後に分かった事ですが)
担当医はまだ若い女医さんのT先生。後にこの先生方によって命が救われることになります。
 
治療は抗がん剤投与による化学療法から開始するのですが、、この方法だけでは生存率が低いため骨髄移植が必要とのことでした。化学療法開始と同時に骨髄を提供してくださるドナー探しです。
 
そしてドナーさん(適合者)はすぐ見つかりました。
ドナーが見つからず、手遅れになる患者さんも多いと聞きますから幸いなことです。
移植は翌年2007年の夏に決まりました。
 
白血病における科学療法とは、抗がん剤で血液(健康な血液も悪性の血液も一緒に)を殺し、徐々に血液を綺麗にしてゆく方法です。私の場合、半年で5クール行いました。もちろんその間寝たきりです。
 
かなり辛い治療でした。髪は抜け、食欲は極端に落ちます。気力も体力も落ちていきます。体重は半年で30kg落ちました。免疫力が無いのでしょっちゅう感染症にかかっていました。
 
でも、ここまでは何とか順調にきたといえるでしょう。
そして骨髄移植の日を迎えます。
 
また続きは書きます。

発病

この告白をブログに載せるには大変躊躇しました。
しかし、今まで多くの人々支えによって生きてこられましたので、その人達に感謝をする意味で掲載を決意しました。
 
一年半もブログ更新を怠ってしまった原因となるそのきっかけは病気でした。
 
2006年の秋、脇腹に度々異様な痛みを感じていた私は、少し不安を感じ、近くの比較的大きな病院を訪ねました。
血液検査で判明したのは、「高カルシウム血症」とのこと。
すぐに治療と詳しい検査が必要とのことで即入院。
数日で応急的処置は終わったのですが、その病院には専門科及び専門医がいない為、原因となる病気が特定できないということで、別の病院を紹介していただきました。
紹介された都内のとても大きな総合病院で診察していただき、結果はすぐ判明しました。
病名は、「急性リンパ性白血病」。
しかもすでに血液の90%が癌に侵されているらしく、すぐに治療を開始しなければ危ない、ということで入院することになりました。
 
また続きは書きます。

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