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明日はサロマ100キロ

…と言っても、私、エントリーしていないので、走れません。
いつもなら、今頃ドキドキしながら過ごしているのになぁ。
2013年から5回連続走ってきた私のサロマは、とりあえず前回で一旦終了です。

戦績だけ振り返っておこう。
2013年 9時間02分
2014年 9時間13分
2015年 9時間08分
2016年 8時間53分
2017年 86キロでリタイア

明日はどんなドラマが生まれるのでしょう。
100キロは、私が今まで走った中で感じていることは、60〜80をどうやって乗り切るかに尽きる感じがします。
私ごときで偉そうなことは言えないけど。
80まで繋いでいければ、あと20は気合で乗り切る!
明日サロマ走られる方、頑張ってください!

ここ最近、すっかりブログ更新をご無沙汰してしまってますが、今月はGSK300狙って、一応頑張っています。

記事は一応アップする予定で、夏喜多→月例という順番で書くつもりではいるので、引き続き、ちんちくをよろしくお願いします。

やってしまった!

毎年参加している、サロマ湖100キロ、今年はエントリーいつなのかなぁなんて思って、毎年届くエントリーの案内がなかなか来ないと思っていたら、なんと、もう終わってしまっていたということを、takakiさんのブログを見て初めて知った。
takakiさんの記事を読んだ瞬間、本当にビックリ!!

誰もそんな情報くれなかった…(って、甘い?)
多分、昨年リタイアしたから、エントリー案内のハガキが来なかったのだと思う。
あれは完走者だけのサービス?

ランネットでゆずれーるっていうシステムがあるみたいだけど、空きが出る感じは全くない。

エントリーの日をチェックしていなかった私が悪かったのかなぁ。
今年の100キロ、どこを走ろうか悩まないと。
サロマ湖100km5回目にして、初リタイアをした今回の私のサロマを振り返ってみたいと思います。

まず、今回のサロマの気象条件。
予報は1日雨。
ただ、気温はそれほど低くないとのこと。
今まで雨のレースは何度も走ってるし、昨年のサロマも降っていたから、そんなに気にすることはないだろうと思い、装備もいつもと変わらず、54kmのレストにも替えのシューズは預けずと、いつもと何も変わらないスタイルで挑んだ。

これが明暗を分けることになるとは、夢にも思わなかった。

スタート〜10km 47分30秒 (スタートロス29秒)

スタート時の気温14度。
雨も土砂降りで寒い。
まさか、この14度がこの日の最高気温だったとは。
この後、温かくなるものと思って、2kmほどでカッパを脱いでしまった。

10km〜20km 47分00秒 1時間34分59秒

今年は温存作戦は考えていなかったので、行けるところまで行こうと思っていた。
ただ、この区間がやたらと速かったのは、折り返して分かったのだけど、追い風に背中を押してもらっていたから。
雨も相変わらず強かったけど、この時は雨も寒さもそんなには気にならなかった。

20km〜30km 48分49秒 2時間23分48秒

20km手前で折り返したら、ビックリ。
いきなりの向かい風で、雨が顔にあたって痛い。
ここまで、快適に進めた理由は、追い風だったんだ!

ここからしばらくは、耐え忍ぶ区間。
ただ、向かい風のせいだけではない。
なんだか身体の動きが悪い。

30km〜40km 51分20秒 3時間15分08秒

30km過ぎで、トイレに駆け込んだ。
こんなに早くトイレに入るのは想定外。ロスタイム1分半くらい。
辛いのは気のせいと言い聞かせるも、脚が動いてくれない。
私のPBを応援してくれている夫のためにも、フル通過のマットまでは元気な姿でいなければ。

40〜50km 55分03秒 4時間10分11秒

フル通過地点  3時間26分21秒

マットを踏んで、アップデートで無事にフルを通過したことを伝えて、すぐにトイレに駆け込んだ。
軍手に水分が吸い込んで、手がかじかんでしまい、トイレでも手が動かない。
何をするのにも時間がかかる。
この時点で、昨年のような体力が残っていないことをハッキリと自覚していた。

50〜60km 57分03秒 5時間07分14秒

昨年、54キロのレストまで一緒だったtakakiさんとは、20キロの折り返しでお会いして以来、ここまで全く一緒にならなかった。
昨年、テネシーさん、そしてtakakiさんと一緒だったことが懐かしい。
レストでは荷物も預けていなかったので、給水だけで通過。

例年、レストには、着替えや替えのシューズは預けないけど、今年のような大雨だった場合も、果たしてそれで良かったのか?
今回の装備は、いつもの綿のポロシャツで走ったけど、冷たい雨を全て吸い込んでしまい、あとは、身体の熱を奪っていく一方だった。
そして、いつものコットンのスパッツ。
これも水分を吸い込むだけ吸い込んでいた。
せめて、短パンで脚を出していたら、86キロまでに、あのような状態にはなっていなかったのではないか?
そんなことが、終わった今になって、頭の中をグルグル回っている。

57キロ地点でもトイレ。
トイレでは、濡れて重い軍手を外すようになった。
これで3回目。

60〜70km 56分11秒 6時間03分25秒

ここはフラットな部分。
アップデートで見守ってくれている夫のためにも、ここでちゃんとしたラップを出しておきたい。
サロマ100kmでは、ここのラップが明暗を分けると考えている。
60kmも走っていれば、疲れてくるのは当たり前。
ここをちゃんと走れば、残り30kmに繋がる重要な区間。
まともなラップを出して、夫を安心させたい。

身体は動いてくれないけど、気持ちだけで走ったこの区間。
この区間だけは絶対にトイレも行かないって決めていた。

70〜80km 1時間00分45秒 7時間04分10秒

70〜80で、“普通”のラップを出すことに固執したあまりに、限界が来るのを早めてしまった。
73kmで4回目のトイレに入るも、時間だけが経過していく。

ワッカにさえ入れば、あと20km。
きっと最後の力でなんとかなるはずと思い、最低でもサブ9は・・という思いで、普段ならば、抜かされることのないスピードで走る私を抜かしていく男の人たちの背中を見ながら、必死に着いていっては、走ったり歩いたりを繰り返していた。
辛くて長い10kmだった。

80〜86km 

ワッカにやっとの思いでたどり着いた。
あとはここを往復したら、ゴールに向かうだけ。
走る時は、キロ5分半くらいで走るのだけど、それは長く続かずに直ぐに歩いてしまう。
500mを走る続けることが出来ない。

そして、ワッカの入口の森を抜けた途端に、物凄い雨と風が私の身体に吹き付けてきた。

前半の20kmの折り返しを走っている時が向かい風だったので、ワッカの往路が同じ向きだから、向かい風は覚悟していた。
ただ、あの時とは風の強さも雨の強さも気温も、そして私の身体も全て変わっていた。
気温は、私がワッカに入った12時台は11度。西北西(ワッカの往路の向き)に向かって3〜4mの風が吹いていた。
ワッカは、周りに何もなく、島のように飛び出ている部分なので、風を遮るものは一切ない。
今までは、自分が寒いということをそんなには意識していなかったのだけど、自分が寒いということにその時初めて気づいた。
私を抜かしていく男性陣。
足取りはゆっくりだけど、力強く確実に前に進んでいる。

そして、徐々に自分が寒いのか、身体が麻痺しているのか分からなくなってきた。

83kmのエイドで、いつも7時間台で走るFさんがワッカの奥から戻ってきた。
いつも元気なFさんが、泣きそうな顔してエイドで温かいお茶をもらってる。
「Fさんも今日はツラいんだ・・」
お互い辛いながらもエールを送る。



そして、その瞬間は突然きてしまった。
85kmで会った自転車に乗っていた係員さんに、「リタイアってどうしたら出来るのですか?」という言葉が私の口から飛び出してしまった。
ここまで一回もリタイアなんて考えていなかったのに、どうしてそんな言葉が突然飛び出したのか、未だに分からない。
そして、前の記事に書いたように、86km地点まで進み、そこの救護のテントで、あまりに私がガタガタと震えているので、中の椅子に座るように言われて腰を下ろした。
そこは風が吹いていなくて、天国みたいだった。
温かいコーヒーを淹れてもらい、少し休んだ。

「折り返しまでは、あとどのくらいですか?」
「あと1.7km」
「それならば、折り返しまで行ってきます。」
と言って、風避けになっていたテントを出た。

・・瞬間、これまで感じたことのないくらいの風と雨。
そして、身体の震えがさらに大きくなり、全く動けなくなった。
折り返し方向に進むどころか、一歩も前に進みだせなかった。

どうすればいいのか分からず、私が立っていたところに、20kmの折り返し以来のtakakiさんが来た。

こんな所で立ち止まっている私と遭って、驚きを隠せないtakakiさんに、
「もうダメかも」と伝えた。
「死にそうな顔している。無理しない方がいい」

その瞬間、「もうここでいい」って思った。
それと同時に、ここが私の限界だって思った。

不思議と、悔しさとかは全くなかった。

スタートからラップに従って頑張ってきたけれど、もうこれ以上頑張れなかった。
その後は、すぐに来た救護車に乗り、走るはずだったワッカの復路を車で通った。
搬送してもらった車の中で、emcさんが雨の中を力強く走る姿を見た。
こんな中、走っているだなんて、「すごいな」ってただただ思った。
自分もさっきまで、ワッカを走っていたのに、別の世界の人に見えた。

そして、ワッカの途中に設置されていた救護室に、私だけ降ろされ、そこのベッドで毛布にくるまれて、救護を受けた。
救護のスタッフに、意識の有無、脈拍、血圧、体温などを確認してもらい、低体温症ということだった。


私の5回目のサロマは、86km地点の7時間45分くらいで終了した。

80キロ以降、上がることなく終了したアップデート

イメージ 1

“finish"という文字がないのを見るのはやっぱり辛い。



走力が足りなかったのか、気持ちが足りなかったのか、雨風に対する耐性がなかったのか分からないけど、86kmまでしか進めなかったことが今回の結果の全て。



この結果を真摯に受け止めて、リタイアした経験を無駄にせず、より一層強いランナーになれるよう、これからも頑張っていっきたい。
応援していただき、ありがとうございました!

イメージ 2

スタート前。
日焼け対策はしていたけど、寒さ対策はしていなかった。
まさか、86キロで終了するとは、想像すらせず。



私の5回目のサロマは、86kmで終わりました。

アップデート、応援ナビで声援を送ってくださった皆様、期待に応えることが出来ず申し訳ありませんでした。

85km地点ですれ違った係員の人に、「リタイアってどうしたら出来るのですか?」という言葉が、その時自分の口から突然飛び出した。
85kmまで、リタイアなんてこと考えもしなかったのに、その人を見かけた瞬間に、リタイアの方法を訪ねていた自分がいた。

その係員の人に、「今、リタイアするのならば、救護車を手配するけど、ここでリタイアする?」と確認された。
ここしか出来ないのかを確認したら、1km先にも救護の人たちはいると。

「それならば、あと1km頑張ってみます。」

雨、風、寒さの中、意識が朦朧としながら、1km進んだ86km地点で、私のサロマは終了しました。
制限時間が残り5時間半あるからとか、そういう問題ではなかった。
5時間半あっても、その時の私には、1mすら前に進むことは出来なかった。

私を待ちかまえていたかのようなタイミングで来た救護車。
そして、後部座席には、私よりも数キロ先進んだのにも関わらず、無念のリタイアをした男性が二人毛布にくるまって座っていて、助手席だけが空いていた。

その時の私には、悔しさとか無念さとかはなく、この雨風寒さの中、もう前に進まなくていいいんだという安堵感だけだった。

マラソンを始めて10年。
初めて経験したリタイアでした。

85kmまでは、リタイアなんて考えもしなかったのに、どうしてあの時あんな言葉が私の口から飛び出したのか。

この今まで経験したことにない貴重な経験を、この次の記事でしっかりと振り返ってみたいと思います。

90kmのアップデートが上がって来なくて心配してくださった皆様へ、取り急ぎご報告まで。

そして、早朝のスタートから応援してくださった方、本当にありがとうございました。
前編からの続き

60〜70km  53分33秒  6時間02分41秒 (一般の部2位)
55分38秒 2分05秒勝ち

サブ9達成まで、残された時間 2時間57分19秒。
残り30kmを2時間57分で走らないといけない。

“キロ6貯金”まで、あと2分41秒削らないといけない。
この60〜70の区間が一番ラクに走れていた感じがする。
ガーミンのラップは、ずっと5分10秒台。
この調子だと、あと2〜3kmでキロ6貯金が完成出来そう。
この“キロ6貯金”とは、私がサロマでいつもこだわっているもので、
残りの距離をキロ6で走っても、9時間以内で完走出来るというもの。

ただ、これまでの3回は、このキロ6貯金にこだわり過ぎて、何度も潰れてしまった。
だから、今年はそんなにこだわらなかった。
この10km区間が5分10分台で走れたことにより、一般の部の女性2人、陸連登録の部の女性2人を抜かす。



70〜80km 54分58秒  6時間57分39秒 (一般の部2位)
(1時間00分44秒 9分21秒勝ち
 
サブ9達成まで、残された時間 2時間03分21秒。
残り20kmを2時間03分以内で走れば達成できる。

キロ6貯金は、73kmくらいで完成した。
そこからは、キロ6以下で走れば、全てが貯金と考えることが出来、精神的にはかなりラクになった。

でも、いつキロ6でも走れなくなるか分からない。
走れるうちに走っておこう。
80kmになれば、いよいよワッカ入口。
ここにさえ入れば、残り20km。

このあたりから、サブ9でなく、8時間台を意識しだす。

80〜90km  57分42秒 7時間55分21秒 (一般の部2位)
(56分10秒 7分49秒勝ち

サブ9達成まで、残された時間 1時間04分39秒。
残り10kmを1時間04分以内で走れば達成できる。

 
ワッカの入り口のアップダウンで、足が完全に終わったことが分かる。
上りの部分は走れない。
トイレをずっと悩んでいたけど、85kmのエイドのトイレに悩んだ末駆け込む。

ワッカまで来てトイレに行くのも勿体なかったけど、15km我慢するのもイヤだったし、サブ9は確信していたので、入ることにした。
動きが鈍いので、2分くらいのロス。

ワッカの入り口手前から、ずっと一緒だった陸連登録の女子と往路はずっと一緒。
彼女もヨタヨタだけど、足を止めない。
やっぱり女性は強い!

そして、89kmくらいのワッカの折り返し。
昨年は工事中で、とんでもない悪路を走らされた。
今年は、巨大な天にそびえる橋が建設されており、まさかこんなところで、こんな巨大な橋を登らされるとは・・

イメージ 6

突如現れた「天国への架け橋」
下に流れているのは、おそらく三途の川だろう。


 折り返しですれ違った人たちが、こんなすごい橋を渡らされていたとは、皆涼しい表情で復路を走っていたので、夢にも思わなかった。

そして、「天国への架け橋」を登って降りて、折り返して、また上って降りる。
ここで、私の足も天国に逝ってしまった。

90〜100km 58分55秒 (58分58秒


終わってしまった足で、ヨタヨタ進んでいると、ずっと一緒だった陸連の女性に軽く交わされた。
そして、70km過ぎで抜いたもう一人の陸連女性にも、明るく声を掛けられ抜かされた・・。
私なんて、返事するのもままならなかったのに。
二人とも8時間台がベストの女子、90kmから上げてくるとは恐るべし。

そして、90kmの計測を過ぎたあたりで、30km過ぎのエイドで別れてしまって、ひょっとしたら、今年はリタイアかも・・
と思ったテさんが、すごいスピードでワッカの折り返しに向かってきた!

「30キロでダメだと思って諦めていたのに、リタイアせず、ちゃんと走ってたなんて!!
しかも、スゴく元気!」と大感激して、涙涙の再会。
私と2kmほどしか変わらない位置を走ってる。
私がキロ6まで落ちてるから、テさんが5分台で走ってたら、ひょっとしたら、追いついてもらえるかも。
サブ9も決っして不可能な位置じゃない。
サブ9目指して頑張って!とエールを送る。

テさんの無事を確認した後、レストまでずっとご一緒させていただいたtakakiさんともすれ違う。
takakiさんもまだまだ元気そう。
ワッカの折り返しは、こうやって、みんなの様子を知ることが出来るのが、とっても嬉しい。
身体はボロボロなのだけど、元気をもらえる。

そして、長い長いワッカを抜けて、ゴールまでいよいよ残り2km。
95kmあたりから、ゴールタイムは54分台と予想していた。
一時は、50分切りも夢見たのだけど、それはやっぱり叶わず。





そして・・・

イメージ 1

イメージ 2


ゴールタイム 8時間54分16秒 ネット 8時間53分18秒 
(一般の部2位、総合では、13位くらい)7分53秒勝ち


ヨタヨタ度はかなりのものだったけど、キロ6まではいってなかったみたい。
ただ、ワッカを出てから、男性陣に5人くらい抜かされた。

アップデートはこんな感じ。


イメージ 3


イメージ 5


4回目のサロマにして、ようやくようやく、サブ9達成。
長い道のりだった。
最中、何度も心が折れそうになったけど、
「今回逃したら、次は絶対にない」って思った。
実際、本当に本当にキツかったし、もう二度と100kmの9時間切りは狙いたくないって思った。



〜サブ9(8時間台?)を達成してみて〜
1週間ほど経って、ようやく実感が湧いてきた。
自分の記録の中に、100kmの記録が8時間台と一生残ることが、改めて嬉しく感じる。
あの時、諦めなくて本当に良かった。
「サロマは、9時間切りを達成して引退する」と最初から宣言していたので、
今回をもって、サロマは引退をしようと思っています。
憧れの8時間台の人になれた今、もう思い残すことはありません。
「このままで、終われます。」








でも、8時間40分台とか30分台の、8時間台中判のタイムの世界もちょっと覗いてみたい気もしなくはない。
ちんちくの100kmの戦いは、サブ9達成で終わるのか、終わらないのか、乞うご期待です。

最後まで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
そして、当日、アップデートで声援を送ってくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。

イメージ 4

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