華麗(カレー)なる合気道

ジオログ「華麗(カレー)なる合気道」から移行してきました。

父が庭にいる歌

2019年2月6日(水)5:30
父が85歳で天寿を全うしました。
父らしい、見事な引き際でした。
文学と歌と酒をこよなく愛し、
フランスと秋田の文化を尊重する日立の男でした。

今の私の心境を表現するのに相応しい、
私の好きな詩人の詩を思い出しました。
 
   父が庭にいる歌  津村信夫

 父を喪った(うしなった)冬が
 あの冬の寒さが
 また 私に還って(かえって)くる
 父の書斎をかたづけて
 大きな写真を飾った
 兄と二人で
 父の遺物を
 洋服を分けあったが
 ポケットの紛悦(はんかち)は
 そのままにして置いた
 在りし日
 好んで植えた椿の幾株が
 あえなくなった
 心に空虚な(うつろな)部分がある
 いつまでも残っている
 そう言って話す兄の声に
 私ははっとする程だ
 父の声だ−−−−−
 そっくり父の声が話している
 私が驚くと
 兄も驚いて 私の顔を見る
 木屑と 星と 枯葉を吹く風音がする
 暖炉の中でも鳴っている
 燈(ひ)がともる
 言い合せたように
 私達兄弟は庭の方に目をやる
 (そうだ いつもこの時刻だった)
 あの年の冬の寒さが
 今 庭の落ち葉を静かに踏んでくる

喪主であった兄のスピーチを、
別室で聞いていた親族が、
私のスピーチと勘違いしたというエピソードがあり、
この詩をふと思い出しました。

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K−CRONY

諸事情により運動不足が極まり,
またこのまま老け込みたくないという思いもあり,
縁あって水戸駅近くのK-CRONYというジムで
キックボクシングを習い始めました。

想定はしていましたが
予想以上に体が動かなくて
情けなく感じました。

でも,
初心者の私に皆さんとても親切で,
気持ちよく汗を流し,
充実した時間を過ごすことができました。

その後の食事とビールの旨いことと言ったら!

学生時代を思い出し,
心身ともに活性化した気分です。

初心に返ってというか,
まっさらな状態で今後も臨みたいと思います。
まだまだ自分は成長できると思いました。

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雨が好きになる映画

しとしと降る雨が憂鬱に感じる季節になった。
雨が好きになる映画があるという人がいるので、
以前から観たい映画だと思っていたこともあり、
試してみた。

新海誠監督作品『言の葉の庭』...
果たして、国語教員の琴線に触れる映画だった。

  雷神の 少し響みて さし曇り
  雨も降らぬか 君を留めむ
  雷神の 少し響みて 降らずとも
  われは留らむ 妹し留めば

            柿本人麻呂

万葉集第11巻、2513首および2514首による相聞歌

  言葉にできず凍えたままで
  人前ではやさしく生きていた
  しわよせで こんなふうに雑に
  雨の夜にきみを抱きしめていた

  道路わきのビラと壊れた常夜燈
  街角ではそう だれもが急いでた
  きみじゃない悪いのは自分の激しさを
  かくせないぼくのほうさ

  肩が乾いたシャツ改札を出る頃
  きみの町じゃもう雨は小降りになる
  今日だけが明日に続いてる
  こんなふうに きみとは終われない

  どしゃぶりでもかまわないと
  ずぶぬれでもかまわないと
  しぶきあげるきみが消えてく
  路地裏では朝が早いから
  今のうちにきみをつかまえ
  行かないで 行かないで
  そう言うよ

大江千里作詞・作曲『Rain』より抜粋・編集

  もしもあの日、
  雨が降っていたならば、
  あなたをそこに留めることができたのに。

10年以上たった今でも、
そう思うことがあります。

  雨が降っていなくても、
  私はいつもここにいます。
  あなたが思い出してくれる限り。

というメッセージをもらった気がして、
ちょっぴり切なくなると同時に、
そしてまた勇気をもらいました。 

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計3回の家庭教育学級を無事に終えました。
閉級式で行った挨拶文の原稿を,
時間の都合で割愛した部分も含めて公表します。

社会的対話と男女共同参画を推進する立場からも,
意見を述べさせていただきました。


友部中学校PTA1学年委員長の豊田です。2017年度友部中学校家庭教育学級閉級式にあたり,学級長として,一言,ご挨拶申し上げます。
この家庭教育学級は,「子どもたちの健やかな成長と豊かな人間形成のため,親が相互に学び合う場」としてスタートし,本日も含めて計3回開催しました。
1回目は,笠間市生涯学習課社会教育主事の「根本拓」先生より,家庭教育学級の趣旨や,その目的と意義についてお話をいただきました。
2回目は,友部中学校家庭教育学級長のご経験もある,有限会社アクティブコンピュータ代表取締役の「鈴木宏治」先生より,「今,聴いておかないときっと後悔するスマホの話」と題して,ネット社会の問題点や危険性についてお話をいただきました。親として,子どもを守るために,ネットの危険性や対処法などについて,もっと勉強しなければならないと強く思いました。
そして本日は,第3回目として,県立中央病院の「宮川尚美」先生より,「感染症予防対策」に関するお話をいただきました。思春期を迎え,心と体が大きく成長する子どもたちのために,親として留意すべきことがたくさんあることを学びました。
さて,この1年間を改めて振り返ってみて,いかがだったでしょうか。この家庭教育学級が,新たな気づきや学びの場となり,親として成長できるきっかけになったのであれば,大変嬉しく思います。是非この機会に,ご家庭でも,この家庭教育学級で学んだことを話題にして,子どもたちと話し合う機会をもっていただければ幸いです。
1年間,有り難うございました。
 
教職員の皆様と保護者の方々へのお願い
皆さんご存じのように,教職員の長時間労働が社会問題となっています。
 過労死ラインを超える小学校教員は70%以上,中学校教員は80%以上いると言われています。(ちなみに業種別第2位の医師は約40.0です)
 家庭を犠牲にしながら,仕事をしている先生方も多いと思います。難しい現状であることは承知していますが,是非,適切に休んでいただきたいと思います。教職員も労働者の一人であり,それぞれ家庭があるということを,保護者の方々にもご理解いただきたいと思っています。
 
職場と働く仲間へ意識改革のお願い
現政権下で「女性活躍推進法」が施行され,男女共同参画社会の実現が叫ばれています。様々な職場で,女性の参画率向上を数値目標に掲げているところが多いと思います。しかしながら,現状のまま,女性の参画率向上だけを目指しても,無理があると思っています。
私たちの意識改革が必要です。具体的に言うと,日本ではまだまだ,男性は仕事,女性は家事・育児という意識が根強く残っています。日本の男女格差は,調査国144のうち114位,主要7カ国(G7)では,昨年度に引き続き最下位です。
視点を変えて,この家庭教育学級や各種PTA行事の男性の参画率向上も,合わせて目指すべきなのではないでしょうか。

「子どもが熱を出したので時間休をいただきます」
「育児のために早く帰ります(育児参加休暇等を活用して)」
 「PTAの行事に参加するために休みます」

というような発言ができる,発言が許される職場づくりをしていく必要があると思っています。 皆さんの職場ではいかがでしょうか。そうは言っても,という現実があるのは承知しています。議論のきっかけにしていただければ幸いです。

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 なお,前段で給食試食会がありました。
 4年ぶりの学校給食でした。とても美味しく,有り難みを感じました。
 関係の皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。

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2回目の「インクルーシブ教育討論集会」に参加してきました。

「インクルーシブ教育は,理想論としては理解できるが現実的には困難である。
環境を整えるの先だ」という意見があります。
確かに,過酷な学校現場の現状を考えると,その思いはわかります。

しかしながら,まずとりくむべきことは,わたしたち自身の意識改革です。
環境はすぐには変わりません。
意識を変えることは,言うほど簡単なことではないけれども,今すぐにでも可能です。
予算もかかりません。
教職員がインクルーシブの視点をもつことで,
学校や学級の雰囲気は間違いなく変わります。
そして合理的配慮をしようと努める態度が,
教育実践の工夫につながり,
環境を整えるための足がかりになると思うのです。

……

理想と現実の狭間で,
すぐに大きな変革は望めないとしても, 
まずは身近なところから,
今の自分にできることから,
とりくみをすすめていきたい。

金子みすゞの詩の一節
「みんなちがってみんないい」
を,広い意味で捉え,
伝えなければならない。
詩の指導に携わる教員の責務として。
かつて,狭い意味で捉えてきた自分自身への反省を込めて。

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