|
次のディディニウムの写真を観てみてください♪ クロレラが共生しているディディニウムですが、細胞の中に≪茶色系の楕円状のもの≫が7個程度あります。本日採集した個体です。照明を明るくすると細胞が崩壊しやすいので、少し暗めで撮影したものを画像処理しています。 これを観察していたら、細胞が崩壊してしまいました。次の写真です。 崩壊と同時に、細胞の中から≪茶色系の楕円状のもの≫が出てきました。ラグビーボールのような形をしています。 この後、ディディニウムは崩壊しながら泳ぎ離れていきました。 さて、もし間違いでないとすると、ディディニウムはこれを捕食したという事になります。 つまり、ディディニウムは、ゾウリムシ(パラメシウム)を捕食することで有名ですが、ゾウリムシだけを選択的に食べているという訳ではないようです。また、クロレラが共生しているディディニウムも捕食をしているといえそうです。 余談ですが、この記事の一番上のディディニウムを潰して、細胞の中のものを観察すれば決定的になりそうですが、そこまでするのは止め、シャーレの中に開放しました。 以前ご紹介した、カバーグラスの周囲にワセリンを塗って簡易プレパラートを作成する方法は、多くの微生物をシャーレ(或いは微生物を入れている容器)の中に再び戻すことができます。たまに失敗することもあるのですが、高確率で戻せますので、お勧めです。こつは、カバーグラスを掛けるとき、スライドグラスの長辺の一方の縁とカーバグラス縁が重なるようにすることです。こうすると、カバーグラスをずらすことなく外すことができます。カバーグラスを外したら、シャーレの上で、カバーグラスとスライドグラスのそれぞれにスポイトで水を噴射して流し落とします。 ▼ 本ブログ内の関連記事: - 本ブログ内:ディディニウム − Didinium sp.(2007/12/9(日) 午後 5:06) - 本ブログ内:分裂直前の様子: ディディニウム − Didinium sp.(2008/1/13(日) 午後 8:14) ノート:クロレラクロレラ
[Chlorella] クロロコックム目に属する単細胞緑藻.淡水・海水中に生育するもの,また原生動物や海綿などと共生するものもある.球形あるいは楕円体で直径3〜10μm.細胞壁は平滑でとげをもたず,壁にそって帯状あるいは椀状の葉緑体1個をもつ.成熟すると内部に自生胞子を形成し,無性的に増殖する.淡水に自生するクロレラはO.H.ワールブルグ(1919)が用いて以来,ホウレンソウと並んで光合成研究によく利用された.光合成のほか蛋白質合成その他の生化学的研究の材料にもよく用いられる.蛋白質の含量が乾量の50%に達し,不可欠アミノ酸であるリジンなどを多く含むこと,また成長速度が早く,年間を通じて培養できることから,クロレラを食糧源とするための研究も行われ,一部実用化されている. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 ノート:共生藻共生藻
[英symbiotic algae, endozoic algae 仏algues symbiotiques 独symbiotische Algen 露симбиотические водоросли] 他生物と共生する藻類の総称.次の2類に大別される.(1)細胞内に共生するもの:光合成産物・窒素固定物を宿主に供給.代表例はサンゴの細胞内に共生する褐虫藻.これらの存在は葉緑体やミトコンドリアの起原に関する共生進化説の根拠の一つとされる.(2)細胞外に共生するもの:窒素固定により宿主に窒素源を供給.代表例はアカウキクサの細胞外共生ラン藻.共生藻にはラン藻・原始緑藻・緑藻・渦鞭毛藻・プラシノ藻・珪藻・クリプト藻などがあり,その宿主は広く,菌類(地衣類),植物(維管束植物・渦鞭毛藻・珪藻類など),および無脊椎動物(原生動物・海綿動物・腔腸動物・扁形動物・軟体動物・原索動物など)が知られている. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 |
全体表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
解説- 和名:不明- 分類:繊毛虫 > リトストマ綱 > 毒胞亜綱 > シオカメウズムシ目(触虫亜目) > ディディニウム属 - 採集場所:「こちら」 - 特記事項: ・ クロレラと共生しています。 ・ 分裂直前の様子です。 ▼ 本ブログ内の関連記事:
- 本ブログ内:ディディニウム − Didinium sp.(2007/12/9(日) 午後 5:06) 雑記ディディニウムが分裂する直前の様子です。この写真を撮って、3分後ぐらいに二つに分かれました。この様子をみたのは、はじめてです。かなり早く動くし、潰してしまいそうだし、ドキドキしながら撮影しました。 |
|
今日は、出かけるまでとても暖かくて過ごしやすそうだなと思っていたのですが、池に行ってみると風が強くて寒くて…、1時間も居ることができない状況でした。 今日出かけた池は、名古屋市にある牧野ヶ池という池です。 ろ紙で濾して集めた池の水をサンプル管に入れ持ち帰って実体顕微鏡で観察してみると、去年の11月に出会って以来(掲載は今年の2月)、再会できないでいたディディニウムに出会うことができました。 シャーレの中をざっと数えて20匹ぐらいいるように思います。 そういえば、昨日撮影した、イシクラゲを入れたシャーレにゾウリムシがたくさんいました! これを捕まえて、一緒にして捕食するかどうか観察してみようと思います。 その前に、本日撮影した写真を投稿しておきます。 補足画像■ 10倍対物レンズで撮影※ FireFox等、うまく拡大しないブラウザがあります。(Yahooブログの問題です) |
|||||
動画- ディディニウム
(解像度が低くいですが動きは良くわかります)
観察したこと- 頭部と腹部にガードル状の繊毛列がある。(頭部、腹部という部位名は間違っているかも)- 頭部から口のようなものが出ている様子を見た。 観察できなかったこと- ゾウリムシの捕食者であるディディニウムですが、捕食している様子を観察することはできませんでした。ディディニウムはゾウリムシに毒針を発射し麻痺させて捕食するようで、この様子を一度は見てみたいと思っています。 |
全1ページ
[1]




