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実体顕微鏡を覗いていると次のようなものがありました。 寒天質で出来たフワフワした感じのもので、細かな点がたくさんあるように観えました。 ボルボックスの仲間かなぁと生物顕微鏡で覗いてみると、違いました。(次の写真) 少し、フォーカス面を上に上げてみました。(次の写真) どうやら「襟鞭毛虫目」の仲間っぽいです。コロニーでしょうか?群体でしょうか? さらにフォーカス面を上げてみました。 とても長い鞭毛が、一面に溢れています。恐らくカバーグラスを掛ける前は、鞭毛は真上にまっすぐ伸びていたのでしょう。しかし、カバーグラスを掛けたことで、鞭毛が全て横を向いてしまったのでしょう。そうでないと、フォーカス面を上に上げることで、一斉に鞭毛が見えるということはないでしょうから。 で、1時間ほど、そのままにしておき、再度覗いてみました。 すると、ばらばらになっていました。(次の写真) 以前、同じ襟鞭毛虫目の「コドシガ属 Codosiga」の写真を投稿しました。次の写真です。 こちらは、群体ですが、今回のは、ばらばらになり具合から、どうも群体とは違いコロニーではないかなぁと想像するのですが、実際のところはどうなのでしょう。種も分かりません・・・。コドシガ科の何かかなぁと想像しますが・・・。 お分かりの方、いらっしゃいましたら教えてください。m(__)m 追記 (2008/01/14 )- 群体とコロニーは同じ意味で使われる場合が多い感じです。コロニーを群集(または群落)といった単なる集まりとし、群体は結びつきが強い場合に使用しているケースもあります。使い分けをするには、定義をしないと駄目なのかもしれません。 ノート:群体群体
[英colony 仏colonie 独Kolonie, Stock 露колония] 分裂または出芽によって生じた新個体(母個体に対して娘個体とよぶ)が互いに体の一部分,または体から外方に分泌した構造(例えば殻)により連結されている場合に,この個体の集合.原生生物からホヤ類に至るまで多くの例がある.群体を形成する現象を群体形成(colony formation)とよぶ.これに対し,1個体が単独で生活する場合を単独生活的(monozoic)という.群体を構成する各個体(個虫)が原形質により連絡する場合は,全個体の間に栄養摂取,刺激に対する反応などについて有機的な関連があり,真の群体とよばれ,そのような関連がなく,殻などの非生活物質により接着・集合しているにすぎない場合は偽群体(pseudocolony,例:植物性鞭毛虫類のサヤツナギ)とよばれる.群体は外形に従って線状群体・樹状群体・球状群体・草状群体などが区別される.管クラゲ類では,1個の群体がさらにほぼ同様な個体の小群の連結体であり,この小群をとくに幹群とよぶ(→幹部).コケムシ類の群体にはzoariumまたはcoenoecium,ホヤ類や原生生物の群体は定数群体の名称がある.群体を構成する各個体は,その群体から離れても多少とも独立生活の能力があり,体節などとは異なっている.一つの群体を構成する個虫の間に,形態的・機能的に分化が認められるものを多型性群体とよび,ヒドロ虫類やコケムシ類などにその例が多い. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 ノート:コロニーコロニーという用語には、異なった意味での使われ方がいくつか存在するようです。コロニー
[英colony 仏colonie 独Kolonie 露колония] 空間的に集合している同一種または複数種の生物個体.広い意味に使われ,生態学的にはある場合には群れ,また群集,個体群であったり,もっと下位の集団の意味に用いられたりもする.植物では全般的に使われ,動物では哺乳類・鳥類,アリやハチなどの社会性昆虫などで使われるが意味が異なっていることが多い.コロニー内の個体の社会的な結合の程度はまちまちである.なお新しい土地へ最初に移入した群集や社会性昆虫の同一の巣に生活する個体の集まりをさすこともあり,人間の場合の入植者の集落を意味することもある. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 コロニー
[英colony 仏colonie 独Kolonie 露колония] 群体に同じ. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 コロニー
[英colony 仏colonie 独Kolonie 露колония] 【同】集落 細菌やカビ類,培養細胞などの固形培地上の目に見えるかたまり.細菌では,植え付けた菌の密度が十分薄く,かつ培養条件がきまっていれば,できる集落の形・大きさ・隆起・生地・面の粗滑・縁(タボ)の形状・色調・透明度・塊の質・硬軟・粘稠度・特殊培地の着色などは種類によりほぼ一定した特徴を示すので,鑑別上一つの重要な特徴となる.(→集落型,→S‐R変異) 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 |
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