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昨夜の記事で、なぞとなっていた「毛の先になにやら付いたようなもの」が何であるかを探るために、もう少し観察してみました。 まず、上の写真は、所持している実体顕微鏡の最大倍率で撮影したものです。 良く観て見ると、次のような球を4分割したような形状をしているようです。 生物顕微鏡でも観察してみました。 側面が分かるように撮影した写真です。 次の写真は4分割している様子が分かるように撮影したものです。 両方とも今ひとつの画像ですが、どうも毛(=毛細胞)の先に何やら(=球を4分割した様なもの)付いている感じです。 色々調べてみると、「腺毛」と「嚢状毛」にたどり着きました。 筑波大学のページにはそれぞれ次のように説明されています。 腺毛(glandular hair)(分泌毛 secretory hair)
1〜数細胞からなる柄(stalk)と、1〜数細胞からなる分泌性の頭部(head)からなる毛状突起。分泌する物質はさまざまであり、蜜、粘液、精油、塩分、消化液(食虫植物)などがある。 嚢状毛(bladder hair)
大きく膨潤した表皮細胞からなる毛状突起であり、貯水機能がある。メセンブリアンテマム(ハマミズナ科)にみられる。 絵が無いため、現在の所、どちらであるか、或いは、まったく違うものであるのか判断が出来ていませんが、なんとなく「腺毛」ではないだろうかと推測しています。 ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示頂ければ嬉しいです。 ノート: 「腺毛」腺毛
[英glandular hair, glandular trichome 仏poil glanduleux, poil scrteur 独Drsenhaar 露железистьй волосок] 植物の体表にみられる,とくに表皮系だけに由来する毛状の分泌構造.葉歯・葉面の毛をはじめ,花の蜜腺の毛など.単細胞性(分泌細胞)のものと多細胞性(分泌組織)のものとがあり,棒状または盤状で,活発に分泌する腺毛の細胞には豊富な原形質と分泌物が認められる.分泌物としては揮発性油・樹脂・粘液質・ゴム質などが多いが,糖分や酵素を含む場合もあり,単に水分にすぎないこともある(→排水毛).これらの物質はクチクラと細胞壁の間や細胞間隙に蓄積されている. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 ノート: 「腺毛と毛茸」 (2008/04/17)「畑のたばこの葉の表面がネトネトしているのはなぜなの」より引用畑のたばこの葉の表面がネトネトしているのはなぜなの
※ ・毛茸の読みとして、「もうじょう」と「もうじ」の二つがあるようです。どちらが正しいのか、或いは両方正しいのか定かでありません。たばこの葉の表面には、細かい毛のようなものがたくさん生えています。これは毛茸(もうじょう)とよばれていますが、長さはおよそ 0.3 ミリメートルです。先がとがった形のものもありますが、多くは先端に丸い球のようなものがついていて、この部分は3〜4個程度の複数の細胞で構成されています。この球のような部分の細胞は、専門用語では腺細胞とよばれ、腺細胞をもつ毛茸は腺毛とよばれています。たばこの葉の表面がネトネトしているのは、これらの腺細胞が粘り気のある物質を分泌しているからです。たばこ畑で仕事をしていると、いつのまにか作業衣が黒くよごれてくることがありますが、たばこの葉のヤニがついたなどといわれます。しかし、腺毛から分泌される粘り気のある物質が黒い色をしているわけではありません。この物質は透明で、むしろ無色に近いといってよいでしょう。作業衣のよごれが黒いのは、この物質のほかに、腺毛そのものが剥脱して付着し、いろいろな化学反応を起こした結果だと考えられます。 ところで、腺毛の存在は、たばこにとってどんな意味があるのでしょうか。研究の結果、分泌される物質は、テルペン化合物とよばれる一群の化合物であることがわかっています。これはたいへん重要な化合物で、たばこ葉の乾燥中に、たばこの香りを形成するさまざまな物質に変化すると考えられています。いいかえると、腺毛がなければ、たばこ特有の香りは得られないといっても過言ではありません。 ※ ・岩波の生物学辞典には「毛茸」は用語登録されていません。 |
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2008年04月16日
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