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昨日の悪い予想が当たり、本日全ての土筆(スギナ)の前葉体がカビに侵されてしまいました。後は干からびてしまうだけの運命です。 そして、今日カビに侵されてしまった前葉体から出てきた精子らしきものが、次の写真です(B)。 (A)の写真の精子らしきものはカプセル状のものの中いっぱいに細胞が存在しているように見えますが、今日撮影した(B)の写真の精子らしきものはカプセル状のものの中で何らかの形を作り上げそうな雰囲気があります。ただ、形が不揃いなのが気になります。 今日撮影した(B)の精子らしきものは、(A)の写真を撮影してしばらくして頻繁に観察してきた形状です。この状態からもう少し精子らしきものになることを期待していたのですが、本日までそのような姿を見ることができませんでした。 実のところ、もうひとつ胞子を培養しているシャーレがあります。ただこのシャーレの中の胞子は、寒天が少なかったためか、成長が今ひとつで造精器らしきものがまだ出来ていません。少なかった寒天も3mmほどの厚さになってしまっています。このため、あまり期待ができません…。
ただ、もしかするともしかするので、造精器らしきものが作られましたら、今年の胞子観察はもう少し継続となります。さてどうなるでしょう。 |
土筆の胞子観察
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現在のところ、まだ精子が動き出す様子がありません。もしかすると来年リベンジする事になるかもしれません…。
土筆(スギナ)の胞子を観察している部屋の室温が高くなってきたせいか、シャーレの中のカビが増えてきてかなり危ない状態です。カビにやられていない前葉体が数個体ある程度になってしまいました。明日には全滅ということにもなりかねない状態です。 もうそろそろかと前葉体を時折取り出しプレパラートを作って観察していた事も数を減らしてしまった原因としてあります。一度、取り出してしまうと、寒天培地に戻しても枯れてしまう為、観察の度に良く成長しているものが一つずつ減っていきます。 |
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今日は、かなり大きくなった土筆(スギナ)の前葉体を観察しました(次の写真)。 この写真は、スライドグラスに載せた状態を実体顕微鏡で撮影したものです。(写真左上)先端付近に10数個程度の突起があるのが分かるでしょうか? 多分これが造精器ではないかと予想しながら時々観察していました。しかし、なかなか精子が放出する場面には出くわしませんでした。 さて、この部分を生物顕微鏡で撮影したのが次の写真です。 なんと先端付近に、丸い原虫のようなものがありました。 そして、良く観てみると突起の内部にも同じ丸い原虫のようなものがたくさんあるではないですか! しばらく観ているとその原虫のようなものが外に向かって移動し始めました。その様子を撮影したのが、次の動画です。 放出されたものは、精子に間違いないでしょう。 ただ、いくら見ていても動き出さなかったので、まだ十分に成長していないのかもしれません。 二ヶ月掛かりやっと造精器を突き止めました。
あとは、造卵器ですが、今の所さっぱり分かりません。 造精器のほうも精子が動き出すところが観れるまで、また引き続き観察を継続する予定です。 |
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形を把握しやすいように、立体視(平行法)できる画像を作ってみました。
左右の画像が重なるように目のピント調整をしてみてください。 3番目の画像は、1番目と2番目に比べ難易度が高いと思います。 |
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写真は前葉体へと随分と成長した土筆の胞子ですが、四方・八方に「根」のようなものが張っているのが分かるかと思います。 ところで、土筆の胞子は発芽して、そのひとつの芽がまずどんどん伸びました。Googleで検索しても、胞子は「発芽する」と書いてる文章が多いです。しかし、なんとなく違和感があります。なぜなら「芽」が伸びると、そこから葉が出来るイメージがあるからです。 「発芽」ではなく、もっと相応しい用語があるのかもしれません。(ご存知の方いらっしゃいましたらご教示ください) 今となってはこの「発芽」して出てきたものは草木でいうところの「根」のようです。
ひとつの胞子から複数の根のようなものがでています。そして、この根のようなものは、寒天培地の中に入り込み体を支えています。ただ、この根は、寒天から養分(水分?)を吸収しているのかどうかは分かりません。 |




