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セイヨウタンポポの種

イメージ 1
※ 写真は全てクリックすると拡大します。

 上の写真は、セイヨウタンポポ(←ちと自信なし)の種(=痩果)を実体顕微鏡で撮影した写真です。


 
 次の写真は、さらに拡大したものです。
イメージ 2
 大きな刺状突起には、さらに細かな刺があるようです。



 次の写真は、球状(?)のふさふさした毛の部分です。
イメージ 3
 このふさふさした毛にも刺状の突起があるようです。



 次の図は、種の刺の向きが分かるように描いた簡略図です。
イメージ 4
 刺は、動物に引っ付いて遠くへ運ばれることを目的にしているのでしょうか? 言い換えると、風に乗って遠くに飛ぶだけでなく、動物の体について運ばれるような仕組みをタンポポの種は持っているのでしょうか?



 あれこれ考えてみたのですが、毛の部分の刺の向きが気になるのです。逆向きだったら、種の重さで上手く引っかかりそうに思うのです。しかし、実際はそうではありません。

 試しに、タンポポの種の毛先を服につけてみると、しっかりとくっ付かず取れ易いです。種の部分は毛に比べて服に良く絡みつきます。しかし、それでも「ヒッツキムシ」などの種に比べて弱いです。
 この違いは、
 ・「ヒッツキムシ」の種の刺の向きはばらばら
 ・「タンポポ」の種の刺の向きは揃っている
 という所にありそうです。

 タンポポの種の刺の向きの意味に関して、なぞが残りましたが、お昼が終わりなので、とりあえずここまで。
 時間を作って調べてみようと思います。


 もし、何かご存知の方いらっしゃいましたらご教示くださいませ。



 

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カラスノエンドウ

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※ クリックすると拡大します。

 写真はカラスノエンドウの花をズームアップして撮影したものです。
 カラスノエンドウの全体像は、【こちら】をご覧ください。


 「原色野草観察検索図鑑,長田」(保育社)には次のように書かれています。
葉の基部に1対の托葉があり、その表面には暗紫色の斑があってここから蜜を分泌、花外蜜腺と呼ばれる。よくアリがなめに来ている。

 という分けで探してみるとありました! 次の写真です。
イメージ 2
 透明な綺麗な水滴のようなものがありました。恐らくこれが蜜でしょう。


 次の写真は「ごめんなさい」と言いながら花を真っ二つにして撮影した写真です。
イメージ 3
 果実(豆)が出来始めていますね。

 次の写真は葉(=羽状複葉)を側面から撮影したものです。
イメージ 4
 無精ひげのような毛がちょろちょろ〜と生えていて、ひとつひとつの小さな葉(=小葉)の先には少し鋭い刺状の毛がありますね。

 次の写真は、絡みつく「巻きひげ」です。
イメージ 5
 思いがけない特別なものは見つけられませんが、外側だけ毛が生えているように見えます。どうしてでしょう? 巻きつくきっかけをその毛から得た感覚で判断しているのかな?? でもそれだったら内側にあった方が良さそうですね。巻きついた後、内側の毛は無駄なので生えていないだけかな?


 次の写真は例の如く、花弁の細胞の写真です。今回は表面の細胞だけです。
イメージ 6
 色素の色は違いますが、細胞の形は「オオイヌノフグリ」の細胞に似ているように見えます。そういえば、花弁の質感はなんとなく似ています。細胞の形と質感は関係があるのかな?

 ***

 え〜、この「カラスノエンドウ」は、食べることが出来るのか、少し調べてみると、どうやら食べることができるようです。
 食べられた方いらっしゃるでしょうか?

 僕はまだ食べたことがありませんが、天ぷらなどで頂くと、美味しいようです。
 一度食べてみたいなぁ。

 ▼ Google 検索
 − "カラスノエンドウ 料理"

関連

- 海野和男のデジタル昆虫記 - 環境goo :「カラスノエンドウの蜜腺から蜜をなめるクロオオアリ

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イメージ 1
 この花はどういう植物の花でしょう? 花の大きさは 3mm 程です。

 この花を持つ植物は、キュウリグサ(キウリグサ)というそうです。葉を揉むとキュウリのような匂いがするのでこの名前が付けられたそうです(参考:原色野草観察検索図鑑、保育社)。

 この植物の花もとても小さいです。全体像は次の写真です。
イメージ 2


 
 花序の先(花穂)を写したのが次の写真です。
イメージ 3
 先端がくるりと巻いています。このくるりとした所がほどけながら順々に開花するそうです(参考:原色野草観察検索図鑑、保育社)。



 花の側面が分かるように撮影したのが次の写真です。
イメージ 4
 先がとがった透明に近い太目の毛のようなものが表面を覆っていて、ラッパのような形をしていますね。



 この花をカミソリで半分に切って中が見れるようにしたのが次の写真です。
イメージ 5
 花を覗き込むと良く分からなかったのですが、切ってみるとかなり奥深いつくりになっている事がわかりました。



 実体顕微鏡で覗くと、キュウリグサはオオイヌノフグリと同じように花弁がキラキラと光って見えました。という分けで、生物顕微鏡でも観察してみました。

 次の写真は、花弁の表面の細胞です。
イメージ 6
 キラキラ光るように見えませんが、青色の液体が細胞の中いっぱいに詰まっていますね。



 少し、フォーカス面を奥にすると、(恐らく)導管がありました。
イメージ 7
 綺麗な螺旋状をした導管です。今までいくつかの植物の花弁を見てきましたが、この螺旋状の導管を見つけることができなかったり、観察がし難かったりで撮影しませんでした。しかし、キュウリグサの花弁では見つけるのが簡単で観察も行いやすかったです。



 さて、次の写真は花弁の縁傍にある細胞です。完全に縁ではありません。
イメージ 8
 これは刺のような形をしていました。オオイヌノフグリの突起状の細胞は刺とはいえないものでしたが、こちらは刺といっていい形をしています。面白いです。



 次の写真は、花弁の縁の細胞です。
イメージ 9
 若干、突起状の形をしています。



 という分けで、このキュウリグサの花弁は面白いです。子供達の観察の対象としてとっても良い試料(=観察対象)になるように思いました。是非、顕微鏡をお持ちの方は、覗いてみてください。面白いと思います。

ノート:「花序(かじょ)」

「ビジュアル 園芸・植物用語事典 土橋豊、家の光協会」p50 より

 花の配列様式は植物の種類に応じて一定の様式があり、この配列様式を花序と呼んでいます。また、花をつける茎の部分全体を同様に花序と呼んでいます。学術用語において、一つの用語で、二つの意味があ
るのはあまり好ましいことではありませんが、現在のところ他に用語がありませんので仕方ありません。

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木瓜(ボケ)

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※ 写真は全てクリックすると拡大します。

 この花はどういう植物の花でしょうか?
 今回もタイトルを見れば分かってしまいますね。

 ちょっとピンボケになってしまいましたが、次のような感じで咲いていました。
イメージ 2
 花は終盤に入っていて少し元気がなく枯れているものもありました。花の大きさは3cmぐらいの小輪です。

 今回は、赤色をした花弁の細胞を見てみたくなったので拝借してきました。

 次の写真は、花弁の表面の細胞を撮影した写真です。
イメージ 3
 細胞の中は、赤色の液で満たされているように見えます。また、大きな白っぽい円が二つあるいはそれ以上あるようです。これは何でしょう? むむ・・。

 次の写真は、花弁の縁の細胞を撮影した写真です。
イメージ 4
 オオイヌノフグリのように突起はありません。
 細胞は水分がたっぷり入っていてぷっくりしているように見えますが、想像の域をでませんね。

追記 (2008/04/10)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_4114061_74
葉っぱの写真を追加しました。

ノート:「液胞」

液胞
[英仏vacuole 仏vsicule 独Vakuole 露вакуолъ,вакуоля]
細胞内で周囲の原形質から明確に区画され,水溶液を満たした空間.動物細胞では空胞といわれることが多い.多くの正常な動物細胞や若い未分化の植物細胞では認められないか,あるいは小形のものがいくつかあるが,成長した植物細胞では細胞容積の大部分を占める大きさになる.一重の単位膜(液胞膜)で仕切られている.液胞を満たす細胞液は,無機イオン,有機酸,炭水化物,蛋白質,アミノ酸のほかに,配糖体,アルカロイドなどを含む.機能的には代謝産物の貯蔵や分解あるいは解毒を行うとともに,膨圧を発生させ植物体に力学的強度を与える.構造的には,動・植物細胞を問わず,電子顕微鏡によって観察された細胞内の諸種の袋状の構造(嚢)を形状によって区別し,大きい球状のものを液胞という(例:ゴルジ液胞・貪食液胞).

液胞化
[英vacuolization 仏vacuolisation 独Vakuolisation 露вакуолизация]
原形質内に液胞ができること.植物細胞では正常な現象として成長に伴って液胞化がおこり,巨大な液胞が形成される.動物細胞でも脊索など特殊な組織では正常な分化のさい液胞化がみられる.病理的現象として退化のおこるときや,物理的・化学的刺激によっても液胞化がおこる.

【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】

更新履歴

・ 2008/04/10 12:04
 - タイトルを「ツバキ − 紺秋(コンシュウ)? 」から「木瓜(ボケ)」に変更しました。
・ 2008/04/12 06:28
 - 液胞に関する引用を追加

ユキヤナギ

イメージ 1
※ 写真は全てクリックすると拡大します。

 この花はどういう植物の花でしょうか?
 今回もタイトルを見れば分かってしまいますね。(^^)
 正解はユキヤナギです。ご存じない方は、【ここ】をクリックしてみてください♪
 本物の雪が降ることはもうないだろうという季節になるとそれを惜しむようにこの花が咲き出しますが、どなたが付けた名前でしょうか。なかなか良い名前だなと思います。

 次の写真は、花の全体像です。
イメージ 2
 白い花である為、デジカメでは飛び易いので少し暗めに撮影しています。この写真を観ても、実際のユキヤナギを想像するのは難しいと思います。それぐらい花が小さく記憶に残すのが難しい花と言えるかもしれません。

 次の写真は、花弁が落ちてしまった状態です。
イメージ 3
 しばらくすると、実が出来てきます。とても小さな実ですが、とても可愛い形をしています。実が出来たらまた観察してみようと思っています。

 次の写真は、生物顕微鏡で撮影した花弁の表面の細胞の様子です。
イメージ 4
 前回投稿した、オオイヌノフグリの細胞とまったく違いますね。

 次の写真も生物顕微鏡で撮影した花弁ですが、縁のほうの細胞を撮影しています。
イメージ 5
 オオイヌノフグリの細胞のように、突起状の細胞はありません。
 オオイヌノフグリが特殊なのかどうかさえ良く分かりませんが、こういう違いを知ってしまうと、全ての植物の花弁を見たくなってしまいます。やる気になれば、生きている間に全ての植物の花の花弁の細胞をみることは可能なのかなぁ、なんて考えてしまいました。

追記(2008/04/09)

 ユキヤナギの実が出来ていました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_4114061_73

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