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オオイヌノフグリ

イメージ 1
※ 写真は全てクリックすると拡大します。

 朝の散歩を再開したついでに小さな花を頂いてきました。
 写真の花が、どういった植物の花であるかお分かりになりますか?
 といっても、タイトルを観るとすぐに分かってしまいますね。(^^)
 写真はオオイヌノフグリの花の中心を撮影したものです。犬というより猫の顔に似ているように思ってしまいました。
 良く観ると透明な毛の様なものが沢山生えていますね。何のために存在しているのでしょう。

 次の写真は、花の全体像です。花冠は7〜10mm程度です。
イメージ 2
 
 コンパクトデジタルカメラを使ってコリメート法で簡易に撮影した為、解像度や質感が今ひとつですが、実体顕微鏡で覗いていると花弁が少しキラキラ光っているように見えます。という分けで、花弁の細胞がどういった形をしているのか気になったので、生物顕微鏡でも観察してみました。

 次の写真は、花弁表面の青系の色が付いてる辺りの細胞を観察したものです。
イメージ 3

 ジグソーパズルのような不思議な形をしています。また、ひとつひとつの細胞それぞれ色素がたくさん詰まっているように見えます。

 次の写真は、細胞の側面を観察するために、花弁の端の方にある細胞を観察したものです。
イメージ 4

 どうやら、このオオイヌノフグリの花弁の細胞は、突起状になっていて、さらに何本もの脈のようなものが存在しているようです。はっきり分かりませんが、これがキラキラしてみえる原因かもしれません。

 とても小さな花ですが、こんなになっているとは思いもしませんでした。観て見るものですね。

イメージ 1

雑記

 家で育てているパキラが葉を落としていたので、蛍光観察の練習をしてみました。
 緑色の色が付いているのが気孔で、オレンジ系の色が付いているのが葉脈です。
 気孔が少し分かりにくいでしょうか? 蛍光観察もなかなか面白いです。

ノート:蛍光

蛍光
[英fluorescence]
物質に光を照射したときに減衰時間の短い光が放出される現象.ある化合物に光を照射すると,Frank‐Condonの原理にしたがって,原子間距離を変更することなく,励起電子状態に遷移する(図の上向きの矢印).この場合,振動エネルギー準位の高い所へ遷移することが多い.励起状態の寿命が短いとこのエネルギーは散逸され,基底状態にそのままもどるが,寿命が長いと振動のエネルギーを周囲の媒質に与えて,低い振動準位に移り,その後基底状態にもどるとともに,そのエネルギーを発光の形で放出する(図の下向きの矢印).そのため,発光帯の波長は,吸収帯の波長より長波長側にあらわれることになる.このように蛍光は吸光とは別の波長にあらわれるため,検出感度が非常に高く,応用範囲も広い.例えばある物質を蛍光性の化合物でラベルすることにより,トレーサーとして役に立つ.またある化合物は,特別の状態となったり特定の物質と結合したときに蛍光の特性が大きく変化するため,膜電位や疎水領域の検出や同定,Ca2+などの定量に用いられる.光合成系ではクロロフィルの蛍光により励起エネルギー移動の過程が詳しく調べられている.
【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】

ノート:蛍光顕微鏡

蛍光顕微鏡
[英fluorescence microscope 仏microscope fluorescence 独Lumineszenzmikroskop,Fluoreszenzmikroskop 露флюоресцентньй микроскоп]
細胞・組織内の蛍光性物質に紫外線などの励起光をあてて発する蛍光を観察する顕微鏡.天然の蛍光性物質を含んだクロロフィル・脂質・ビタミンなど(自己蛍光)のほか,アクリジン橙・キナクリンを添加したときの二次蛍光,蛍光抗体法など広く生物学各分野で利用されており,試料中における特定物質の存在場所あるいは存在状態を知ることができる特長をもつ.励起光の照射方式から透過型と落射型の二つが区別されている.
【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】

イメージ 1

イメージ 2

※ 上の写真はクリックすると拡大します。

補足画像

- 全体
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_18554542_69
※ 上の写真はクリックすると拡大します。
※ FireFox等、うまく拡大しないブラウザがあります。(Yahooブログの問題です)

雑記

 この冬は、お昼頃、暖かい快晴の日が多いような気がする。今日もそのような一日だった。
 青い空にとても映える紅葉した樹があったのだけど名前が分からず、家に帰って調べようと撮影したのだが、うまく検索表で調べられず分からず終いです。
 ご存知方、いらっしゃいましたら教えていただければうれしいです。

追記

 コメント欄で教えていただいて、ナンキンハゼと分かりました。
 ありがとうございました。

参照

- ナンキンハゼ(南京黄櫨)
 花はとても地味だけど、秋になると美しい紅葉になることで、公園や街路に植樹されているようです。
- ナンキンハゼ - Wikipedia

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https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_14614805_68
※ 上の画像は、クリックすると拡大し、詳細を観察できます。

解説

■ 分類:イネ科>エノコログサ属>アキノエノコログサ(学名:Setaria faberi)

■ 写真説明:トップの写真はスキャナによるスキャニング画像で、それ以外の写真は実体顕微鏡による写真です。

補足画像

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_14614805_64  《小穂》 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_14614805_65  《小穂》が固定されていた所(名称不明:第1穎??)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_14614805_66  《花穂》の中心を拡大した様子 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/0d/86/pphotoex/folder/751073/img_751073_14614805_67  《刺毛》を拡大した様子
※ 上の写真はクリックすると拡大します。
※ (FireFoxなどうまく拡大しないブラウザがあります。Yahooブログの問題です。)

雑記

 夕方過ぎから雨が降るとのことで、その前に散歩に出かけました。
 その帰り際、エノコログサの花穂をふと持ち帰り観察してみました。

 子供の頃に、手でニギニギしたり、ズボンの裾にいれて歩き上がってくるのを楽しんだりと、格好の遊び道具でした。
 大人になった今でも、ついつい、手で触ってニギニギしてしまいます。感触がなんともいえません!

 調べてみると「エノコログサ属」にはいくつも種があるようで、いくつかの種は同定が簡単ではなさそうです。

 今回撮影した個体は、《花穂》において「穂先が細くなっていて垂れていた」こと、そして《小穂》を実態顕微鏡で観察してみると「第二苞穎が短く、種子の一部が裸出していた」ことから、アキノエノコログサと同定しました。

ノート

■ 小穂(しょうすい)
[英spikelet, spicule 仏pillet 独hrchen 露колосок]
イネ科・カヤツリグサ科において,花序の基本となる,1〜2花あるいは数〜多花からなる部位.イネ科では基部に苞穎2,ついで外花穎が重なり,外花穎の内側に内花穎に包まれて花の主体がある.内外の花穎はそれぞれ花序の苞および花の小苞にあたるが,完全に花の部分に加わっており,果実にも通常伴う.小穂の形態は属の分類の基準になる.ドクムギ属だけは他の属と直交する方向に着生し,各穎の背を花序の中軸に向ける.(→穂状花序)
【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】

関連: Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%A9%82

■ 苞穎(ほうえい)
[英仏glume 英gluma 独Hllspelze 露колосковая чешуя]
イネ科の小穂の根元にある数個の葉をいう.通常,それより上部の外花穎と同質で,多くはより小形で2個ある.下のものを外苞穎(lower glume, outer glume),上のものを内苞穎(upper glume,inner glume)とよぶ(まれに4個,チヂミザサ).小穂軸に関節が発達し苞穎2個を残して果実が落ちるものもあり,ときに苞穎・花穎を合せて穎とよぶことがある.また,穎に関する用語には上記で外苞穎・内苞穎とよんだものに対して,第一穎・第二穎,外穎・内穎,第一苞穎・第二苞穎,下部被穎・上部被穎などとよぶことがあるなど,不統一な点が多い.
【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】

■ 花穂(かすい)
Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%A9%82

■ 刺毛 (しもう)
[英stinging hair 仏poil urticant 独Brennhaar 露щетинистьй волосок]
【同】棘毛
植物において細胞壁がとくに肥厚して堅牢になった毛.単細胞性のものと多細胞性のものとがある.イラクサの毛は代表的な刺毛であるが,細胞内容は失われて毛細管状をなし,基部付近は石灰化しているが先端部は珪酸質化している.この鋭い毛は肌を容易に傷つけるほか,ヒスタミンやアセチルコリンその他の毒物質を含んでいる.また,刺毛のうち,その一部が突起状に発達したり先端が彎曲したりして他のものに引っかかりやすくなったとき,とくに鉤状毛という.カナムグラ属やアカネ属の刺毛はその好例.
【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】


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※ クリックすると拡大します。すると、詳細がみれます。

雑記

 僕は、秋にはブタクサやこのセイタカアワダチソウ(←濡れ衣の可能性高い)などの花粉で花粉症になるため、あまり近寄らないようにしていました。
 夕方、仕事の合間に散歩に出かけると、セイタカアワダチソウの小さな花が咲いていたので、何を血迷ったか、勇気を出して花泥棒をして持ち帰り、スキャニングして、じっくり観察してやりました。

 キク科の植物というだけあって、花の形は菊に似ているように思います。香りも強く、傍に置いているだけで、鼻がぐしゅぐしゅして来る感じがありますが、思いこみかもしれず、実際のところよくわかりません。

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