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写真は、オオカナダモの葉の表面に密集しているコメツブケイソウです。 ここのところ撮影しているオオカナダモの葉は縦が2cmぐらいで幅が5mmぐらいのとても小さな葉なのですが、水槽の中のそれは、いろんな微生物が生活をしていて面白いです。(一枚の葉で随分撮影できます) この記事は「水槽の微生物」の書庫に投稿しています。今回のように、葉の上に存在するものを撮影した場合画質が悪くなりますが、生息している環境が背景にあるのも面白いので、「水槽の微生物」の書庫ではこのような形にしていこうと思っています。 |
水槽の微生物
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▼ 細胞が一段だけの個体です。 ▼ 細胞が二段の個体です。三段以上のものもあり、どんどん積み上がっていくようです。 写真からは分かり難いと思いますので、絵を描いてみました。 こんな感じで、吸盤のようなもので葉っぱにくっついているように観えました。(ヒビミドロは、食らい付くように付着していました) 実際のところ吸盤のように吸い付いているとは思えませんので、何か仕掛けがあるのだろうと思いますが、今の所不明です。 |
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▼ 写真説明 - オオカナダモの葉の縁を撮影しています。葉全体に、ヒビミドロ属の一種と思われる緑藻が根の様なものを食い込ませて付着しているように見えます。 雑記同定に少し自信がありませんが、恐らくヒビミドロ属の一種と思います。透過照明像では分かり難いのですが、蛍光像を観ると(黄色系の蛍光を発しているものから)≪根のような形の複数の細胞≫の存在が良く分かるかと思います。 観察した限り、オオカナダモの葉に、この≪根のような形の複数の細胞≫は食い込み付着しているように観えました。(←実際の所は、分かりません) 「日本淡水プランクトン図鑑(保育社),水野」によりますと、『通常他物に付着しているが,種類によっては若い間だけで,成熟すると浮遊性になるものがある。』とのことです。 今回は、MWSさんの「本日の画像」の情報をもとに「ハイドロ ハイター」(←これは粉状でした)という漂白剤を水で薄めた液で染色してみました。といっても摘んだ葉を直接1時間程漬けただけです。 すると、上手いことヒビミドロだけが黄色系の蛍光を発するように染まりました。いくらかのヒビミドロと思われるものは染まっていないので、失敗しているとも言えるかもしれません。まぁ結果オーライということにしておきます。 |
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■1.剥ぎ取った緑藻群の切片の全体像 ■2.上の写真の赤枠の内部の拡大像 ※ 上の写真は、クリックすると拡大します。 解説フナやヌマエビなどを飼育している水槽の掃除で手に入れた、ガラス面で繁殖していた緑藻類(?)を撮影してみました。同定を試みましたが、分かりませんでした。 補足写真■ 通常像と、葉緑素の自家蛍光による蛍光像※ FireFox等、うまく拡大しないブラウザがあります。(Yahooブログの問題です) 雑記写真を観ると共感して頂けるかもしれませんが、人間がたくさん住み道路や土地が造成されている島の様に観えました。どういう風に、増殖していくのか、色々と想像してみましたが、想像がつきません。たとえば、クモの巣のような形状で増殖している箇所は、クンショウモのようにも見え、同じような増殖の仕方をしているのかなぁと推測してみたりしましたが、なんとなく違うような気もします。 余談ですが、今回は、手持ちの生物顕微鏡であるBiophotに、それの兄弟分の蛍光顕微鏡Fluophotのヘッドや照明のジャンク部品を取り付けて撮影した蛍光観察像の写真を補足写真に掲載しました。
Fluophotのヘッドを二基分、手に入れたのですが、両方ともヘッドの中はフィルタ類やレンズに埃やカビが溜まっていてどちらも満足できる状態ではありませんでした。それをぼちぼちと整備や掃除をして、一ヶ月程費やして使えるようになりました。 二基分のFluophotヘッドから部品を全て取り出し最も良い部品を掃除をして組み立てなおし、Biophotに取り付けたのですが、純粋なFluophotとは違いいくらか制限があります。Biophotのベースは、Fluophotのヘッドが載ることが考慮されていないので、DIA⇔EPIの切り替えに制限があったり(遮断スイッチにしか使えない)、そもそもBiophotのベースにミラーのIN⇔OUTの切り替えがないといった制限があります。しかし、その辺りを気にしなければ問題なく使えることが分かりました。(一基目のヘッドを手に入れたときに分かった) それから、面白いことに手に入れた二つのFluophotのヘッドは、その作りが若干違っていました。一方はヘッドを分解しやすい作りなのですが、もう一方は天井の薄い鉄板をはずさないと分解できない作りになっていました(ボンドで固定されていた)。で、どちらもヘッドを弁当箱のようにぱかっと上下二つに分けるのが大変でした。気をつけて開けないと半透明の反射板見たいなのを折ってしまいますので注意が必要です。というか、一方のヘッドのそれを折ってしまいました。同じようにやってみようという方がいらっしゃいましたら気をつけてください。 あと、Fluophotのヘッドには、対物レンズを切り替える為のレボルバが固定されて付いているのですが、これが簡単に外れません。というか、今の所外し方が分かりません。あれこれやっている中で、レボルバの中心部にある『かに目レンチ用のボルト』を抜くと、ベアリング用の小さなボールがこぼれ落ちて恐ろしい状態になりました。このボルトを外してもレボルバは外せませんでした(やり方が悪いのかもしれませんが怖くてやめました)。これも注意してください。f^^; 今後の心配は、水銀ランプがいつ切れるかということです。恐らくジャンク部品を手に入れた価格よりも高いんじゃないかなぁという気がしています。というか、どうも水銀ランプは、切れた時に交換するのではなく、トータルの使用時間がある時間になったら交換するというものであるらしいのですが、実際のところそのような交換が行われているのでしょうか・・・。まず僕は切れないと換えないと思いますが、ある時間を超えたら何らかの危険があるというなら考えなくてはいけません。ただ、そういった記述がされている文章に今の所であっていないので、実際のところ危険なのかどうかもわかっていません。 |
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「水槽の浄化フィルタの中の微生物 (その2) − 蛇腹ホースの中の水垢」 の続きです。 蛇腹ホースに引き続き、フィルタ槽の中を顕微鏡で観察してみました。 え〜、予想はしていたのですが、実体顕微鏡を使った観察では、生息する生物の種類は、(その2)で挙げたものとの違いを見つけられませんでした。赤虫とワムシの量は、ホースの中に比べて半端でないですが。 ということで、生物顕微鏡を使い40倍の対物レンズまで倍率を上げていって観察してみました。 しかし、際立った生物はいませんでした。 なんらかの真正細菌が大量に繁殖していないかと心配していたのですが、そのような様子もなく、藍藻でさえ、探すのがとても苦労する状況でした。 藍藻は、下の写真のものを、作成したプレパラートの中で3個見つけただけでした。 憶測ですが、フィルタ槽の中は、日も照明も当たらないので、藍藻が繁殖しようがないだけかもしれません。 尻しぼみになってしまいましたが、これでおしまい。
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