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「ヒドラ - Hydra (2007/5/21(月) 午前 1:58)」の記事で次のように書きました。 ヒドラを観察していると、ヒドラの触手にマルミジンコが留まるシーンに良く出くわします。そして、恐らく痺れて動かなくなるのですが、なぜか食べられることなく、そのうち逃れます。ぽろっと落ちる感じで逃れます。まだ食べられているところを観たことがありません。
偶然かもしれませんが、ちょっと興味深く観ています。 今日は、ヒドラが餌を食べる様子をじっくりと観察してみたのですが、やはりマルミジンコを食べません。 マルミジンコは、ヒドラの触手には良く触れます。細いものに留まりやすいのかもしれません。 ヒドラの触手に触れた後、口元近くまで運ばれることが、しばしばあるのですが、なぜか食べられせん。 ヒドラは、触手で捕らえ口元近くまで運んだ後で触手から振り落とそうとしたり、触手で捕らえても口元まで運ぶことさえせず無視したりで、どちらにせよ、その内にマルミジンコが触手から逃れて落ちます。落ちたマルミジンコは、直に泳ぎだします。 マルミジンコとは違い、ケンミジンコは捕らえられると、あれよあれよという間に食べられてしまいます。 違いは、マルミジンコは捕らえられるとじっとしていて、ケンミジンコは暴れるという点です。 憶測ですが、マルミジンコが動かないものだから、ヒドラはゴミを捕らえてしまったと判断しているのかもしれません。引用した記事では、「恐らく痺れて動かなくなるのですが」と書きましたが、動かない理由が痺れた為であるのかは、今回の観察からも分かりませんでした。 Googleで「マルミジンコ ヒドラ」で検索してみましたが、適当な情報はありませんでした。 あと余談ですが、再生するかを観察していた「切り落としたヒドラの触手」ですが、再生せず絶命した模様です。カビが纏わり付いていました。 |
ヒドラ
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土曜日に採集した池の水にヒドラが居ましたので触手を観察しました。 先端も中間あたりもあまり違いがないようです。 次の写真は、切断した付近(触手の根元あたり)を100倍対物レンズを使い撮影した写真です。 毒針を発射する≪刺胞≫という装置が見られます。いくつかの形状があります。 刺胞には、≪貫通刺胞(stenotele)≫≪大膠刺胞(holotrichous isorhiza)≫≪小膠刺胞(atrichous isorhiza)≫≪巻刺胞(desmoneme)≫の4種があるようです。(「川村淡水生物学」による) 次の写真は、上の二番目の刺胞が発射された残骸であろうと思います。 糸状のもの(=刺糸)が120μmもありました。これが刺胞の中でコンパクトに納まっていたのでしょう。 どのように発射するのか観て見たいのですが、今の所観れていません。 余談ですが、ハサミで切った触手は、今も動いています。切り落としたあたりが丸く膨らんできているので、再生しているように見えます。かなり凄い生物です…。 解説が読める外部サイト- 淡水プランクトンのページ:「ヒドラ」- Wikipedia:「ヒドラ」 - GOODAQUA:「ヒドラ」 (ロングフィンアカヒレの稚魚がヒドラに食べられている写真があります) ノート:「刺胞」刺胞
[英nematocyst, cnida 仏nmatocyste, cnide 独Nesselkapsel, Cnide 露нематоцист,стрекателъная капсула] 【同】刺糸胞 [1] 刺胞動物において,体表とくに触手や口の周囲,胃腔内面とくに胃糸や隔膜糸の上皮中に多数埋存する,刺糸などを備えた顕微鏡的な細胞小器官.楕円体をした刺胞嚢の遠位端から管状の刺糸が胞内腔へ長く伸び,渦巻状に捲曲して格納され,蓋(operculum)をそなえる場合もある.この刺糸が一瞬外転・翻出し胞外へ射出される過程を刺胞の発射(discharge)とよび,種々の実験的作用因によって解発しうるが,これには胞内圧や胞壁の弾性の役割が重視される.刺胞は刺細胞内で形成され,主として含硫性コラーゲンからなる.刺胞は機能上貫通刺胞・捲着刺胞・粘着刺胞などの別があり,その生物学的役割もさまざまである.貫通刺胞の刺糸先端から射出される胞内液にはアミン類やペプチド類に属する毒物が含まれ,しばしば人体にも毒効を現わす.これら機能型分類とは別に,刺糸の形状に基づいて約30通りの型への類別が行われ,その取合せすなわち刺胞相(クニドームcnidome)が刺胞動物の分類上の標徴として重用される.ただし,刺胞相は刺胞動物の同一種でもポリプとクラゲとで異なる場合がある.本来の刺胞のほかに螺刺胞(らしほう)とよぶ特殊な型が花虫類にある.刺胞に類似の構造物はヒモムシ類の吻などにみられる.(→盗刺胞) [2] 原生動物渦鞭毛虫類の放出体の一種. 【岩波書店 岩波生物学辞典第4版】 |
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水草を実体顕微鏡で観察しているとヒドラに良く出会います。 上の二つの写真は、同じ個体を撮影したものです。 アオムキミジンコをそのまま丸呑みしていて、まだ姿かたちが分かります。 ただ、このアオムキミジンコが触手に触れて食べられるシーンは見ていません。発見した時には、すでに飲み込まれていました。 ヒドラを観察していると、ヒドラの触手にマルミジンコが留まるシーンに良く出くわします。そして、恐らく痺れて動かなくなるのですが、なぜか食べられることなく、そのうち逃れます。ぽろっと落ちる感じで逃れます。まだ食べられているところを観たことがありません。 偶然かもしれませんが、ちょっと興味深く観ています。 このところ、コリメート法撮影をする際、Nikon Coolpix 990 でないデジカメで、撮影しています。
この写真もそうなのですが、青色のべったりとした部分があったり、色合いがポジフィルムっぽく派手なのだけど、分解能が今ひとつなので、けばけばしい感じにしか見えず、なかなか好みの画像が得られません。何より残念なのが、動画撮影時の分解能です。動画撮影するために入手したのですが、今ひとつです。色々やってみたのですが。 Nikon Coolpix 990は、画像はなかなか良いのですが、あらゆる操作のレスポンスが今ひとつであったり、動画撮影時間が40秒という制限があったりで、不満があります。 |


