カルト対策相談室 りんどうのブログ

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脱会のススメ

「死の苦しみも悲しみもない永遠の命が幸福だというけれども、人は何かと比較して幸福を感じるものなのに、どうして幸福とかんじられるのか」(注1)

この問いは実に正確にカルトが掲げる理想の矛盾をとらえていると思う。
現在組織活動に従事している人の中でこの問いに答えられる人がいるだろうか?
 
周囲の仲間たちの言うことは金太郎アメのごとく同じこと。
しかも話していることは教学や機関誌のコピーにすぎなかったりする
 
世間の人たちをバカにして、世間からの情報や交流を遮断された組織の中の均質化された理念の中だけでは幸福や生きがいなど見えてくるはずがないのだと思う。
 
リアルな現実の中のリアルな人間関係には様々な葛藤がある。
その葛藤の中で時には失敗し傷ついたりしながらも、人は思考し、反省し、行動し、時には失敗したり傷ついたりしながらも「自分なりの幸せ」や「自分なりの生きがい」を理解していくのだ。
 
「導者の一方的で気まぐれな命令のみが正義とされ、教義や組織の在り方に異論を述べると「堕落した」だの「勉強が足りない」だのと攻撃され、疑問を伝えれば「勉強していればそのうちわかる」だの「やってみればわかる」などとはぐらかされ、「地獄に堕ちる」だの「悪いカルマがついている」だのという恐怖感に怯えながら行う「修行」だとか「奉仕活動」を続けたところで、「永遠の幸福」とやらが見つかるものなのだろうか?
 
「それでも組織の言っていることは絶対に正しい」と思っているあなたへ。
訊ねてみたいことがある。
 
そもそも一番最初の時は何を目指していたのだろうか?
 
その目標は持ち続けているのか?いつの間にか変わってしまっていないだろうか?
 
「おかしいな」「納得できないな」と感じたら、組織と距離を置いてみよう。
一時的にでも、期間限定でもいいので距離をおいてみるといい。
 
そして第三者の意見を聞いてみよう。
「自分が信じていること」と「世間が考えている事」を比べてみよう。
 
一時的に距離をおくことで「罰があたる」とか「地獄に堕ちる」などと脅迫されてしまったとしたら、それはあなたの属する組織がカルトであることの証拠なのだ。
 
(注1)日本脱カルト協会会報23号 28ページより引用させていただきました。

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