カルト対策相談室 りんどうのブログ

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私たちには「正しいことを話せば、相手を説得できる」という思いこみがあります。
しかしカルトメンバーの場合にはそうはうまくいきません。
 
彼らは「正しいこと」や「正しい事実」を信じているのではなく「自分が信じていたい事」を信じているからです。
 
(彼らは「自分が期待しているもの」と「自分が怖れているもの」にしたがって外部から入ってくる情報を弁別します)
 
カルトメンバーとの会話の初期にはつぎのような等式がなりたつと思います。
 
「誰が話したのか」>「どのタイミングで話したのか」>「何を話したのか」
 
カルトメンバーとコミュニケーションをとりはじめた初期には「何を話すのか」ということ以上に「誰が話したのか」ということが問題になるのです。
 
どうすればカルトメンバーから信頼してもらえるのか?
どうすればカルトメンバーが安心して本音を話してくれるのか?
 
「何を話すのか?」ということ以上に「相手が安心して本音を話すことができる」関係をつくることのほうがはるかに難しいことです。逆にいえば、「相手が安心して本音を話すことができる」関係を作ることができれば、
問題の解決のために大きく前進したことになります。
 
長い期間入信しているカルトメンバーの内面は実は絶えず揺れています。
 
「自分が信じている教えは本当に正しいのだろうか?」
 
「このまま続けていて、自分の将来はどうなるんだろうか?」
 
こうした迷いが生じたとき、彼らの気持ちが傾くのは「正しいこと」や「正しい事実」によるのではなく、
「誰と話すのか」ということです。
 
「正しいことを話す人」ではなく「自分が信頼できる人」だったり「自分が安心して話ができる人」に対して彼らは助けを求めてきます。
 
「何を話すのか」とか「正しい事実」は確かに大事なことです。
そこを整理しておくことは極めて重大です。
 
ただしそれは「話をするタイミング」がずれてしまえばうまくはいかないですし、それ以上に、カルトメンバーからの信頼を得られていない状況では相手に入っていきません。

彼らが助けを求めるとき、「一番最初に誰に助けを求めるのか」です。
 
 

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