
毎年2月上旬から中旬は山中湖で夕日が富士山頂に沈むダイヤモンド富士が見られます。2月上旬の長池に始まり、中旬、平野浜迄続きます。
2月中旬には富士市の岩本山公園の梅も咲くので、今年も梅とダイヤモンドに加えて1月に失敗した水ヶ塚公園からの星の軌跡の再チャレンジと3点セットで臨みました。幸い、20年2月14日は深夜0時過ぎには月が沈むので月明かりに邪魔されずに星の軌跡が写せます。天気予報も晴天とあり14日から17日までの計画で出かけました。
14日午後、岩本山公園に来て見ると天気は快晴で富士山ははっきり見えているのに去年は満開だった梅が今年は遅れていて未だ数えるほどしか咲いていません。やっと一本咲いているのを見つけて一枚写しました。1月から2月上旬にかけての冷え込みで積雪があったりして開花が遅れているようです。
夕方、田貫湖に着いてみると湖面は氷結してやはり例年には見られない冷え込みです。夕日に染まった綺麗な紅富士を写しました。
深夜、1時過ぎに出発して水ヶ塚公園に向かいました。富士山スカイラインは凍結していて慎重運転で鹿の群れに遭遇したりしながら公園に到着してみると、一面、銀世界です。雪の積もった道を腰切塚の展望台まで登り、夜中の3時頃やっとカメラをセットしました。展望台の上はベンチも雪で埋まり腰掛る場所も無く、バルブ撮影の間1時間柵にもたれて待ちました。4時過ぎに撮影終了し、続いて日の出の撮影の為本栖湖へ向かいました。5時過ぎ本栖湖に到着、日の出を狙いましたがピーカンで雲一つ無く朝焼けせずがっかりです。
15日昼、第3の目的地山中湖平野へ行きました。12時半頃着いてみると既に多くの車が来ていて、三脚が浜辺にズラッと並んでいます。湖面は数十センチ氷結していてワカサギ釣りのグループが10数人沖合いの氷上に出ていました。数日前、河口湖で氷の裂け目に落ちて子供が亡くなったばかりなので山中湖でも氷上のワカサギ釣りは禁止なのですが、無視して出たようです。後から、監視員や警察がスピーカーで呼びかけてやっと引き上げてきました。
天気は快晴、夕方のダイヤモンド富士は確実と期待して三脚をセットして待ちました。
然し、意外と富士山上空はガス状に雲が多く流れています。上空周辺にはかなり湿った空気があるようです。4時32分太陽が富士山頂に差し掛かりました。ダイヤモンド富士です。然し山頂上空に厚い雲がありいま一つ形が鮮明ではありません。次の瞬間、厚い雲が風で流れ上空が晴れてきたと思う内山頂上空に富士の形をした影が現れました。「影富士」です。富士の影が上空のガスに映されて出来たものです。
その後、山頂上空の雲は風で次第に吹き払われて行き日没の頃には綺麗な夕焼けになりました。
この日ダイヤモンドは今一つでしたが、珍しい影富士の出現で救われました。
翌2月16日朝は富士山上空はすっきりと晴れ上がり真冬の澄んだ空に日の出と共に富士が紅く染まりました。ピーカンの上天気で夕方のダイヤモンドを予感させます。この日は日曜日で夕方の人出は最高になると思われ、早めに場所取りする事にしました。浜辺と氷結した湖面との隙間に逆さ富士が写る場所が一部あり、そこに三脚をセットして夕方まで待つわけです。
駐車場所も三脚の近くは午後には無くなるので昼前に車を止めてその中で夕方まで待ちです。大勢集まるところは駐車場所が無くなるので、早く行って場所を確保するので待ち時間が長くなります。
車中で待つこと約5時間、午後4時半太陽が富士山頂に下りて来ました。昨日と違い雲一つ無くくっきりとしたダイヤモンド富士になりました。待っていた甲斐がありました。湖面にも逆さ富士が写りダブルダイヤモンドになりました。
最後の日17日朝も良い天気で長池で朝焼けを写しました。こちらのほうが氷も薄く裂け目が拡がり白鳥が浜辺まで来ていました。お天気に恵まれた4日間でした。
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