「神の愛の神学研究所」2018

やはり、私のテーマ「神の愛」を探求していきたいと思います。固いブログ名だけど、中身の充実が何よりですよね。よろしくお願いします。

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 今日、P.ティリッヒの「永遠の今」と題した説教を読みました。はじめに、ティリッヒは、「あなたもやがて終わるときが来ます」ということを告げます。この「終わりが必ず来る」とは、ちょっと不気味な響きさえ感じますが、彼は人間は必ず終わりが来ることを自覚することで、自分の現在の生にリアリティが生まれ、現在を生き生きと生き始めるのだ、と言っていると思いました。だから、彼は、私たちに必ず終わりが来ることを受け入れることの大切さを説くのです。
 そして、次に、未来・過去・現在の順に、彼の説教を展開していきます。
 私の心に一番残った言葉は、過去についての彼のコメントで、「起きてしまったことは起きてしまったのであって、永遠にそのままです!しかし、事実の持つ意味は、永遠なるものによって変えられます。そして、この変化が『ゆるし』の体験と呼ばれるものなのです。もし過去の意味がゆるしによって変えられるなら、その未来に及ぼす影響もまた変えられるのです。呪いという性格は取り除かれます。それはゆるしという変革する力によって、一つの祝福となるのです。」というものでした。過去に負った(心の)傷は事実としては残るけれども、そこに「ゆるし」ということが起こるときに、過去に負った傷が祝福され、変革され、癒されることがありうるのだ、というティリッヒの言葉に慰めと希望をもらいました。
 さらに、彼は、「永遠なるもの」の存在に言及していますが、この言葉は、イエス・キリストのことを言っているのだと思います。イエスは、「わたしはアルパでありオメガである、初めであり終わりである。」(ヨハネの黙示録21:6)という方であり、昔いまし、今いまし、やがておられる方だということに触れ、この方の元に私たちは帰るのであるとも言っていたように思います。
 もっと深い内容が書かれているとは思いますが、私のブリーフ読後感想でした。念のため、私が読みましたティリッヒの説教集の題名と出版社名を書いておきます。著者名:P.ティリッヒ・書名:「永遠の今」・出版社名:新教出版社です。
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