だいすけのおもいっきり聖書

「あなたは新しく生まれなければならない」

日記

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仕組みと応用

僕の母親の実家には「唐箕」といって、米の籾(もみ)についた細かいゴミを取る古い木製の機械があります。
(画像… http://www.jade.dti.ne.jp/~miyoshir/mingu/mingu97.html

例えば、
その唐箕の仕組みを応用して何か機械を作りたい場合、はじめにすることは「唐箕」自体を調べることでしょう。

どんな素材が多く使われているか。

どんな組み合わせ方がされているか。

最終的な目的は何だったか。


そういうことを知ってから、はじめて応用ができます。


そしてその機械は当時の人たちが使いやすいように、
当時の人たちの目的に合わせて、設計されていたでしょう。


聖書もそうだと思います。



現代の日本人に応用するためには、まず初めに旧約時代から1世紀のユダヤの背景を知ることは不可欠です。


「どんなテーマが多く扱われているか」

「話はどんな組み合わせ方がされているか」

「最終的な目的は何だったか」



先日、「聖書に学ぶ会」という集会に行って、興味深いことを聞きました。

「聖書は現代の私たちが考えるように、行いと信仰を矛盾するものと考えていない」

とある人が言っていたのです。

また選びと自由意思についてもそうだと言っていました。

そこで思ったのが、私たちの疑問点自体が聖書から離れてるのではないかということです。

「あ〜これは深いな」と思いました。


僕も聖書から疎遠になっているとき、聖書の注目していない質問・疑問ばかりに頭が行ってしまうことがよくあります。


聖書の思考、価値観で考えることが、聖書に立ち返るということだと思います。



そこで前の話に戻りますが、私たちは聖書の第一義的な意味を知らないか、ないがしろにしてしまっている場合が多々あると思います。


なぜなら、現代の私たちの生活に適用することをもっぱら考えて、最初の意味は浅く知るだけで済ましてしまうからです。


どちらも大切ですが、第一義的な意味を正しく知らないと、適用も自ずと間違ったものになってしまうでしょう。



『隠された宝』(ヨセフ・シュラム著、石井田直二監訳)という本で書いてあった興味深いことは

「聖書は非常に古い文章であり、非常に古い文章として取り扱うべきである」(p.109)

という言葉でした。



これは真実だと思います。



マタイとルカの系図の違いを指摘して、聖書は矛盾していると言う人がいますが、その人が見落としているのはこの点です。


1世紀のユダヤ人と21世紀の日本人の考え方、文章の書き方は大きく違っています。


マタイの系図はダビデの血筋であることを証明するための系図で、ルカの系図は人としてのイエス、そしてレビレート婚を考慮に入れた(法的な)系図です。


またマタイの系図には明らかに祖先の省略があります。


ここでも非難する人は「こんな短い世代な訳はない」と主張し、「聖書の矛盾」を指摘したつもりになっています。


しかし、ジェイコブ・プラッシュによると


『“〜の子”ということばは生物学的な家系や血統などの子孫をただ単に意味しているだけではありません。ヘブライ的な考えでは、“〜の性格を持った”という意味なのです』(「ヨナ書」より)


これが分かると、「〜から〜が生まれ」と書かれてあっても不思議ではなくなります。

マタイは神学的に重要な人物だけを系図に載せました。

福音書の中でもイエスのことを「ダビデの子」と皆は呼んでいて、イエスさまもそれに応答されました。

西洋的な考えでいくと、紀元1世紀のイエスが、紀元前10世紀のダビデの「子」であるはずはありませんが、ヘブライ的な「ダビデの性格を持ったイエス」と考えると納得がいきます。


また別に挙げられる矛盾点としては共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)の記述があります。


例えば悪霊につかれた男をいやしたのは「ゲラサ」という地方か(マルコ5:1、ルカ8:26の記述)、「ガダラ」という地方か(マタイ8:28)という問題です。


新約聖書を書いた人たちは場所の名前を間違ったのでしょうか??


そんな疑問が起こります。


ですが、そうではありません。

ある本にはこうあります。
『(会話の中で)…ガリラヤ湖畔の東側で発掘された町の遺跡がありましてね。この町の名前を英語読みで発音すると、『ケルサ』なのですが、ヘブル語からギリシア語に翻訳または音訳された際には『ゲラサ』に近い発音になります。ですからガダラ州にある『ケルサ』として知られているこの町が、ギリシア語で綴られたときに『ゲラサ』になったという可能性は十分あります。』(「ナザレのイエスは神の子か?」p.75)


これが真実だったら、私たちが矛盾に思う点は、ただ単に私たちが当時のことをよく知らないから、といえるんじゃないでしょうか。


なので、矛盾に思う箇所があっても、自分たちが当時の文化や言語的背景を知らないから、という点を良く考えておいたほうがよさそうです。



話を戻すと、こういうような第一義的な意味を理解して、適用を作ることが僕たちには求められています。特に現代においてはパソコンの発達などで、入手出来る情報量が格段に増えました。
その分、私たちには昔とは違う新たな責任がでてきたと言ってもいいと思います。


時代の流れに大きな変化をもたらしたのが


「イスラエルの建国」



「ヘブライ語の復活」


またそれに伴う


「メシアニック・ジューの増加」


です。


キリスト教では長らく、「教父たち」の残した書物を読むことによって「初代教会」を再現しようとしてきました。

そこで出てきた問題が教父たちの「ギリシア的、プラトン的」な考え方です。

初代教会は元々ユダヤ人からなり、そこに異邦人がつらなりました。

パウロはローマ書でそのユダヤの「根」から離れないようにと警告しました。


そして、西洋で発達したキリスト教が日本にも入ってきて、教会ができました。
みなさんのご存じの通りです。


ここでジェイコブ・プラッシュの聖書の解釈と、一般的なプロテスタントの解釈の違いを書きたいと思います。
もうお気づきかもしれませんが、ジェイコブ・プラッシュは新約聖書の旧約理解を元に、新約には直接的には書かれていない(間接的には導き出せる)象徴を見出して、それを適用へとつなげます。

この点が気になる人がいると思います。

彼自身『ミドラッシュ』の中でこう書いています。


『黙示録を理解するためには、プロテスタントの神学校で教えられているような、限定された聖書の解釈法によっては無理なのです。ミドラッシュはたとえて言うなら、二次方程式や、とても複雑な二階微分方程式、13や14の手順を経て解ける方程式のようなものなのです。ある人は最初の文法的・史実的な解釈の段階を経て、方程式は解けたと考えるかもしれません。彼らのしていることに何も問題は無いのですが、彼らのしていない多くのことが問題なのです。方程式は解けていません。』


僕はこの意見に多いに共感しています。


なぜなら、プロテスタントの文法的・史実的な考えでは

旧約のいけにえの方法や、この内臓を取り出すとか、この柱はこの大きさとか、幕はこうやって織るとか、ツァラアトの人はこう見分けるとか、

このようなことが21世紀の日本人とは全く無関係になってしまうからです。
だから、日本人クリスチャンは一般的に旧約聖書をあまり読みません。

「昔のことでしょう」

で終わるからです。


これはひとえに、ユダヤ人の「ミドラッシュ」を理解していないからだと思います。


ミドラッシュは厳密に言うと西洋の「象徴、予型」とは違うと僕は考えています。


ミドラッシュは預言の読み方(複数の成就、部分的な成就)も含んでいて、文法的・史実的な意味に矛盾せず、象徴やたとえをもって教理を彩るためにあります。

(こちらも参考に↓「ペシェットとペシェル」)
http://blogs.yahoo.co.jp/praise_logos/57371304.html



これは何も新しいものを作りだすことをしているのではありません。


聖書のなかにすでにあるものを「再発見」しようとしています。


まさに仕組みから応用です。


この終わりの時代において多くのユダヤ人が救われ、
聖書の理解はどんどん増し加えられます。

事実、ダニエル書や黙示録は終わりの時まで封じられているとあります。


歴史から見て、終わりの時代に私たちがいる可能性は非常に高いということを確信しています。


『ダニエルよ。あなたは終わりの時まで、このことばを秘めておき、この書を封じておけ。多くの者は知識を増そうと探り回ろう。』ダニエル12:4

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