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『カインのようであってはいけません。彼は悪い者から出た者で、兄弟を殺しました。なぜ兄弟を殺したのでしょう。自分の行ないは悪く、兄弟の行ないは正しかったからです。』1ヨハネ3:12
聖書をはじめから読んだときに、カインの話が出てきます。
カインとはアダムとエバが初めて産んだ子供で、彼の次にアベルが生まれたとあります。
それではは聖書自身を読んでみましょう。
『人は、その妻エバを知った。彼女はみごもってカインを産み、「私は、主によってひとりの男子を得
た」と言った。 彼女は、それからまた、弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を
耕す者となった。 ある時期になって、カインは、地の作物から主へのささげ物を持って来たが、
アベルもまた彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主はアベルとそのささげ物とに目
を留められた。 だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒
り、顔を伏せた。 そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を
伏せているのか。 あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行な
っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治める
べきである。」』創世記4:1-7
アベルの何が悪くて、神さまはその作物に目を留めなかったのでしょうか?
彼の何が悪かったの?と思いませんか?
私もそう最初は思ったのですが、これは聖書全体を見ることで、解決できる問題です。
まず、カインは地の作物を、アベルは羊をささげ物として持ってきました。
ではなぜ、彼らはささげ物をしたのでしょうか。
ささげ物をするのは第一に私たちが罪人だからです。罪を犯した者は神さまの赦しを受ける必要があります。そして、その赦しを受けるためにはいつでも『血』が必要なのです。
『血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです。』ヘブル人への手紙9:22
聖書のはじめを読んでみると、アダムとエバが罪を犯したとき、彼らはイチジクの葉で腰に覆いをつけました。神さまはそれで満足とせず、彼らに皮の衣を作って着せたのです。そのためには最低一匹の獣を殺す必要がありました。アダムとエバの罪のために血が流されたのです。
カインはおそらくそれを知っていたでしょう。しかし、彼は地の作物をささげたのです。そして、それが受け入れられなかったときの彼の反応を見てみてください。
『カインはひどく怒り、顔を伏せた。』
彼はそれが受け入れられなかったことに苛立ちを覚えたのです。それは『自分の行ないは悪く、兄弟の行ないは正しかったからです。』
もし、正しいことをしたのであれば、カインは顔を伏せなかったでしょう。
このことは、大切な原則を私たちに教えています。
それは『自分の方法では神に近づけない』ということです。
ある人は社会的に成功したから天国に行けると思うでしょう、ある人は多くの善い行いをしたから神さまは助けてくれると思うかもしれません。汚れている私たちのために犠牲の血が必要なのです。
カインは神さまが父アダムに「土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。」創世記3:17
と言われたことを知っていたはずです。あなたならそこからの作物を神さまにささげますか?
『カインは悪い者から出た』とヨハネは記しています。アダムは悪い者だったのです。すべての人類の先祖は悪い者だったのです。それゆえ、あなたもわたしも悪い者です。彼の性質を受け継いでいます。
それは、深く考えなくても明らかです。
自分の良心が責めているにも関らず自己中心に利益を追い求め、嘘を付き、人を欺きます。
人を愛しているようで、自分の欲望を愛しているのです。
神さまの律法が私たちの心に書かれていると聖書は言います。
そうです!それによってあなたは裁かれるのです!
あなたは聖なる神に対面することが出来ますか?
カインは弟が正しかったために彼を殺しました。
『主はカインに、「あなたの弟アベルは、どこにいるのか」と問われた。』とあります。
神さまはカインに悔い改める機会を与えたのです。神さまはすぐには裁きません。
しかし彼は、『「知りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか。」 』と答えました。
私たちもカインと同じにならないように熱心に悔い改めようではありませんか。
『あなたは嘘を付いたのか?』『あなたは人を蹴落としたのか?』『あなたは盗んだのか?』
『あなたは神に対して正直であったのか?』
このような問いに対して
『神よ。私は罪を犯しました。悔い改めます。』と言って、神さまに赦しを求めようではありませんか!
恵み深い神はあなたを豊かに赦してくださいます。なぜなら、神の子羊であるキリストがすでに十字架によって、あなたのために血を流したからです。
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