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中国西部への旅にて
『さて、対岸に渡ったが、そこの村は小さく、宿屋もなかった。これ以上豪雨の中を進むこともできないので、ようやく豚小屋を見つけて雨宿りした。正当な居住者を追い出して、ベンチを借り、戸のちょうつがいをはずしてベッドにし、格子?の肩掛けに身を包み、できるだけ気持ちよく眠れるようにした。
しかし、ほどなく豚が鳴きながら戻ってきて、間に合わせのドアに体当たりし(ドアはすぐに倒れてしまった)、同宿者と場所を分け合って満足げに落ち着いた。
その雌豚の同宿者とは、大宣教団体の総裁テーラーと、父の死により後に「サー」の称号をもったモンタギュー・ボーチャンプであった。
この時、ボーチャンプは、テーラーが歌っているのを聞いた。そのことばをよく聞くと「主よ、この糧を感謝します」と言っていた。「いったい、どこに食べ物があるのですか」とボーチャンプは尋ねた。
「そう遠くではないはずだよ」とテーラーはにっこりしながら答えた。
「私たちの父は、私たちが空腹であるのをご存知だから。もうずぐ朝食を運んでくださる。君は待っていて、それが来たら感謝の祈りをしたらいいよ。私はすぐに食事にかかれるよう祈っておくがね。」
本当に、一、二分すると、炊き立てのご飯を売りにきた。』
『ハドソン・テーラー キリストに生きた人』ロジャー・スティーア著 栗原督枝訳
当時50代だったにも関わらず、寝るところも拘らず、自分の地位をも主張せず、
謙遜なハドソン・テーラーに感心します。
みなさんは豚小屋で眠れますか?
食事がやってくる前に感謝するというようなことは、聖書のいう模範その通りですね。
『だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。』マルコ11:24
恐れずに全ての願いを神さまにゆだねたいものです!
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