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2千年前の石棺が本物であると研究者が発表



『エルサレムポスト』(2011/6/29)
By MICHELLE MORRIS



骨壷は骨の第二の埋葬に使われたもので、第二神殿期の大祭司カヤファス(カヤパ)の家系出身の娘のもの

バルイラン大学とテルアビブ大学は今週、古代の石棺の真正性を認める研究を発表した。その石棺は墓荒らしの盗難に遭ってから回収されたもので、歴史的に珍しい価値を持つものだ。

骨の第二の埋葬に使用された骨壷は2千年前のもので、大祭司のカヤパの家系に属する娘のものだ。

石棺の前面には第二神殿期のアラム語の碑文が刻まれていて、「ミリアム、ベト・イムリ出身のマアズヤの祭司たち、カヤファスの息子イェシュアの娘」と書かれている。

大祭司イェホセフ・バル・カヤファスはイエスの裁判と十字架刑に関わったことで知られている。一方でその碑文の最も重要な点は、カヤパの家系がマアズヤの祭司の家系とつながりを持っていたという発見だ。そのコーヘン(祭司)の24番目の組はエルサレムの神殿においてささげもののスケジュールを維持する役割を担っていた。

第二神殿期の碑文によってマアズヤの家系への言及が見つかるのは初めてで、マアズヤの家系は第一神殿で仕えた24の祭司の家系の最後のものである。

家系のリストはダビデ王の治世に形成され、聖書の中では第一歴代誌24章18節に登場する。

石棺は第二神殿期のユダヤ人の墓を略奪した墓荒らしによって発見された。

三年前に、石棺は墓荒らしを防止する考古学局のチームによって入手された。

その石棺が管理された考古学的な発掘活動で発見されなかったことと、歴史的に非常に大きな重要性を持つことから、その真正性はバルイラン大学のイスラエル研究及び考古学研究のボアズ・ジッス博士と、テルアビブ大学の考古学及び古代中近東文化を研究するユバル・ゴレン教授によって審査を受けた。

その結果石棺とその碑文は本物で、古代からのものであり、シェフェラにあるエラの谷の掘られた墓から出土したものだということが証明された。

今週その研究結果は『Israel Exploration Journal, Volume 61』に掲載され、その真正性を確認し、発見の重要性を要約するものとなっている。

考古学局はこの重要は発見が本来あった場所から盗まれ、考古学的な文脈から外されたことに悲しみを表し、埋葬された洞窟の全貌を知ることができないことを嘆いた。

碑文の終わりにある「ベト・イムリ」は、エズラ2章36節から37節や、ネヘミヤ記7章39節から42節にしるされているイメル族、祭司の家系を指しているとの解釈も出来る。そしてその子孫はマアズヤの家系も含んでいるのだ。

第二の可能性は、それが亡くなった彼女の家系全体の出身地のことを語っているというものだ。それは現在ヘブロン北部山脈にある村、ベイト・ウマールとして存続してきたのかもしれない。

その村と、近くのキルベット・クフィンでは、第二神殿期と、バル・コクバの乱の時代からのユダヤ人住居跡が発見されている。




(訳:だいすけ)




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