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みなさんは、宇野正美さんという陰謀論者をご存じでしょうか。
中東問題を語り、時事解説をし、とんでもない陰謀論を広めています。
またさらに悪いことに聖書を用いて、自分の考えの正しさを証明しようとしています。
僕はこの人を全く尊敬していません。多くの人を、僕の父親を含めて、扇動しているからです。
今日は彼が広めている2012年12月21日の大災害説をご紹介したいと思います。
(実は僕の父親がこれを真剣に信じて、僕にも信じるよう迫ってきました)
宇野正美さんの預言(予言)はこうです。
「2012年12月21日に太陽系がフォトンベルト(巨大な電磁波)の中に入り、またその同じ時に惑星ニビルとという星が小惑星群に衝突し、隕石が地上に降り注ぎ、気温は氷点下40度に、電気、水道、ガスがストップする」
そのため、今から貯蓄して備えるべきだと僕の父親は(真剣に)言ってきています。
このようなデマをクリスチャンの立場からあり得ないと今から証明します。
●天変地異が終わりの日に起こるのは当たり前
『彼らは、イエスに質問して言った。「先生。それでは、これらのことは、いつ起こるのでしょう。これらのことが起こるときは、どんな前兆があるのでしょう。」イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私がそれだ』とか『時は近づいた』とか言います。そんな人々のあとについて行ってはなりません。戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは、初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません。」それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。』ルカ21:7−11
宇野正美さんはこの「時が近づいた」と言って、人を惑わす者です。
●黙示録8:7を引用し、隕石のことだと教えているが
その直前にある黙示録7章を読むとそれが携挙のことだとクリスチャンなら分かります。
それは大群衆が、「大きな患難から抜け出て来た者たち」とあるからです(黙示録7:14)。
当然ながら携挙はまだ起こっていません。
●まず反キリストが現れないと主の最終的な裁きと再臨は来ない
『さて兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いすることがあります。霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのような手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現われなければ、主の日は来ないからです。』2テサロニケ2:1−3
当然ながら最終的な反キリストもまだ現れていません。
●宇野正美さんは、十字架による救いを一切強調せず、うまく災害から逃れることだけを教えている
僕は実家にまだ住んでいたときに、宇野正美さんのビデオが流れているのを何度も見たことがありますが、イエスの十字架を信じて、悔い改めることなどは全く言っていません。
ただどのようにして災害に備えて、自分たちだけ逃れるかを語っています。
それはちょうど次の箇所の態度と同じです。
『兄弟たち。私を見ならう者になってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。』ピリピ3:17−20
キリストは大艱難が来るから貯蓄をしなさいとは言われませんでした。
この世で数十年生き延びても、その後に永遠の滅びが待っていたらどうなのでしょう。
『財産は激しい怒りの日には役に立たない。しかし正義は人を死から救い出す。』箴言11:4
『主の名は堅固なやぐら。正しい者はその中に走って行って安全である。富む者の財産はその堅固な城。自分ではそそり立つ城壁のように思っている。』箴言18:10−11
●2012年12月21日に何も起こらなければ…
『わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。彼は、わたしが命じることをみな、彼らに告げる。
わたしの名によって彼が告げるわたしのことばに聞き従わない者があれば、わたしが彼に責任を問う。ただし、わたしが告げよと命じていないことを、不遜にもわたしの名によって告げたり、あるいは、ほかの神々の名によって告げたりする預言者があるなら、その預言者は死ななければならない。」あなたが心の中で、「私たちは、主が言われたのでないことばを、どうして見分けることができようか」と言うような場合は、預言者が主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。』申命記18:18−22
新約の時代でこのために人を死刑にすることはありませんが、この罪は本当に深刻です。
聖書を使っていないならまだしも、この宇野正美というにせ預言者は聖書を用いて持説を主張しています。
そのため12月21日に何も起こらなければ、彼は全く信用に値する人物でないということが明らかになります。もし身近にこの人を信奉している人がいれば、これを教えてあげてください。そして12月21日にどうなるかを見てみましょう。これはマヤカレンダーや2012年地球滅亡説と変わらないくだらない話です。
●もし何か起こったとしても
『あなたがたのうちに預言者または夢見る者が現われ、あなたに何かのしるしや不思議を示し、あなたに告げたそのしるしと不思議が実現して、「さあ、あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」と言っても、その預言者、夢見る者のことばに従ってはならない。あなたがたの神、主は、あなたがたが心を尽くし、精神を尽くして、ほんとうに、あなたがたの神、主を愛するかどうかを知るために、あなたがたを試みておられるからである。あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に聞き従い、主に仕え、主にすがらなければならない。』申命記13:1−4
宇野正美の教えが、聖書の中心テーマであるキリストの十字架の死と復活から遠く離れている限り、それは別の神に仕えているのであって、聖書の神ではありません。
聖書の神を信じながら、宇野正美を信じることはできない話です。
最後に
僕はこの宇野正美と隕石墜落による天変地異について聞いたとき、父に「もしこれだけ大きなことを予想して何も起こらなかったら、この人(宇野正美)の責任はすごく大きい」と言いました。
エホバの証人の創設者チャールズ・テーゼ・ラッセルは1914年に終わりが来ると言い、信者たちは仕事をやめ、家財を売り払い、世の終わりを待ちました。しかし何も起こりませんでした。
また最近ではハロルド・キャンピングという人が2011年5月21日に携挙が起こると預言しましたが、何も起こらず、その終末論を広めるために集められた多額の献金は返却されませんでした。
宇野正美の終末論は全くの嘘はったりです。
聖書を引用するなら、すべての聖書箇所を考慮して、全体の強調点が何かを探さなければなりません。
僕の推測では、このようなことを考えることも無く、十字架の敵であるこの人は欲望を神とし、その思いは地上のことだけなのでしょう。
追記:この宇野正美さんが2012年12月21日に地球激変について語っている証拠の動画を掲載しておきます。そんなこと言わなかったと言い逃れできないためです。
動画:http://www.youtube.com/watch?v=Hm1jSZdcLh8
(youtubeのコメントにはこの人が「キリスト教の人」とありましたが、聖書を使っているだけで、本当の聖書がいうキリスト教とは何の関係もありません)
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