1年間続いたシリーズもとうとう今回で最終回。というわけで、まさに最終回らしい総決算な内容だった。 この時間を消滅させようとするカイと、それを止めようとする良太郎たち。良太郎はモモタロスが消えかかることを知りながら、「最後まで一緒に戦う」ことを願いとして契約を成立させる。 その後は大量のイマジンたちを相手に良太郎、モモ、リュウタ、侑斗、デネブが大暴れ。そこにナオミが過去からオーナーに無断で連れてきたウラ、キン、ジークも加わっての大乱闘でいよいよ真のクライマックスへ。 最後はみんなの力を合わせたファイナルバージョンの必殺技でラスボスを粉砕。と同時に、イマジンのいない未来へと路線が繋がってしまったため、モモたちを含む全てのイマジンが消滅。ただ、モモたちだけは何とか消滅を免れ、それぞれの時代へと帰っていって終了。 前回までに残った伏線は大体消化しつつもやっぱり駆け足な感は否めないし、あと1、2話あればもっと個別のイマジンとの別れから再集結までの流れとかエピローグの部分とかじっくり描けたと思うんだけど、それは贅沢というものだし、最終回として必要な要素はこれでもかと詰め込んでくれたので全体的には満足。結局はイマジンたちと別れてしまうんだけど、できるだけしんみりさせずに最後まで電王らしく明るいノリで締めてくれたのが良かった。 たとえご都合主義としても、モモたちが消えずにいたのは嬉しかったし、モモたちの所に良太郎が飛び込んでいくシーンとか感極まるものがあったんだけど、それよりゼロノス側の方が涙腺直撃展開で参った。「椎茸ちゃんと食べてね」から再会までの流れは反則過ぎる・・・。単なる2号ライダーなんてポジションには収まりきらない魅力があった。 総評としては、初めはプリキュアまでの繋ぎでたまたま観ただけだったのに、その1回だけで見事に嵌り、結果最終回まで全話観たし、映画まで観に行くことになってしまった大傑作。筆者が初めて全話観た平成ライダーであり、21世紀に観た特撮番組の中で一番面白いと思った作品だと思う。まぁ特撮自体あまり観ないんだけど。 それまでの平成ライダーに持っていた重苦しいイメージは消え、コメディ色が強く分かりやすい展開ながら、電車というモチーフと時間と記憶というテーマが噛み合ったストーリー展開は見ごたえがあった。 そして本作の特徴でもあったイマジンたちのコント。それを支えた実力派声優陣は勿論、10代とは思えない名演を見せてくれた佐藤健と、同じく20歳そこそこながら主役に負けない存在感を見せた中村優一といった俳優陣も光っていたと思う。この2人の俳優の次回作が今から楽しみ。
最後に、ホントに楽しい1年間だった、スタッフありがとう! ・・・さて、キバはどうしようかな。様子見でしばらく観てみるつもりだけど。 |

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