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いまから7千年近い昔のこと―。南米はアンデスの山のなかに、かつてアトランティス大陸の陥没から
逃れ、新たな理想郷を創るべく、この地に移り住んだ人たちの子孫が、数千万の人数でひとつの王国を築
いていました。
アトランティスの末期においては、人びとは飛行船の技術を持っていましたが、七千年ほど前のこのイ
ンカの時代には、その技術はもはや失われていました。
しかし何千年か前のこととして、「われらの神は、かつて大西洋上にあったアトランティスと言う大陸
から、空を飛んでアンデスの山中に渡ってきたのだ」というような神話的伝説が伝わっていました。
当時のインカの人びとは豊かさに飽き、廃退の兆しを見せ始めていました。アンデスの山からは星々が
美しく見えます。人びとはあるとき、流星でないものが大群をつくって夜空を動いているのを見ました。
それらが空中でとまったり、また動き出したりしながら、山頂に下りてくるのを見たとき、人びとは
「これこそ神である。数千年ぶりに、神がわれらのもとを訪れたのである」と口々に言い、新しい神への
崇拝を始めようとしました。
当時、古代インカの王としていたのは、リエント・アール・クラウドという人です。宗教家であると同
時に政治家であり、また、科学的な知識をも有している人でした。
そのころのインカの人びとは、空を飛ぶ技術を持っていなかったので、空を飛んでくるものを見て「神
だ」と考えたのも、確かに無理からぬことではありました。
彼は人びとに対し、次のように説いたのです。「空を飛ぶことをもって、神としてはならない。われら
とて気球を空に飛ばすことができるし、以前には、われら自身が空を飛ぶこともできた。また、はるかな
る昔には、人類の一部が、あのような宇宙船に乗って地球にきたこともある。したがって、空を飛ぶとい
う科学技術のみをもって、善としてよいのではないし、神としてよいのでもない。あなたがたは真理を見
る眼を持たねばならない」
現在もまた、宇宙からの訪問者が数多く地球に来ています。宇宙人やUFOに関し、日本は非常に後進
国です。世界各地にはいま、数多くのUFOが飛来しています。
いま地球に来ている宇宙人たちは十数種類に達します。代表的なものは「グレイ」「レプタリアン」
第三の種類は、かつてマゼラン星雲の星から地球に渡ってきた人たちです。また、プレアデスという星団
からは、金髪で地球の白人そっくりの宇宙人がきています。日本でもそう遠くない将来、UFOの大群が
都市の上空に現れるでしょう。あなたがたは彼らの宇宙船の姿を新聞の一面の写真やテレビのニュース番
組で見ることになるでしょう。
宇宙には知的生命体が数多く生きていますが、地球の国連の憲章と同じように、宇宙にも協定があって
「ある星のなかで、人びとが愛し合い、調和し合い、建設的に生きているあいだは、他の惑星の人間はそ
の文明に介入してはならない」というルールがあります。
いま地球に来ているUFOの技術は、それほど高いものではありません。地球の科学文明から見ても、
あと百年もすれば充分に入手できる能力です。 大川隆法著「ユートピア創造論」
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