風の音を聴く♪

詩と写真と音楽が趣味。 空や海を眺めるのが好きです。長くさぼっていましたが、アプリから投稿出来るようになったので再開しました。

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ショーケン

ショーケン

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記憶の中のはるか昔、もう忘れてしまっている遠い昔に、
大好きだった俳優さんなんだけど。
こんな良い顔していたんだものなぁ。
子供心に、惚れてました。
女心をくすぐる、色気のある男でした。

このドラマも好きでした。『傷だらけの天使』
再放送でも何度も観た記憶が・・・。監督、脚本、出演者、オープニングシーン等、微妙に松田優作の探偵物語にかぶっています。

この作品で俄然お茶の間の人気者となった水谷豊は、その後熱中時代というドラマで大ブレークする。
今じゃあの頃のイメージとは別物のおとなしい俳優さんになってしまったけど。

宮本亜門のこと

宮本亜門のこと



世の中に素晴らしいオーラを放つ奇才って色々居るけれど、私が触れた数少ない著名人の中でも彼のオーラは凄かった。
講演会で間近で見たけれど、とても魅力的な人、人間的に。
彼のお母さんは、空を見ては美しいと言って感動し、花を見ては綺麗だといって感動し、まるで少女のようにその感動を表現していたそうだ。
亜門さんがまだ子供の頃の話、
日光へ行く途中の道で、蜜柑がなっているのを見つけた彼女は突然車中で叫んだそうです。
「止めて!!ほら、あんな所に蜜柑がなっているわ、名も無くひっそりとなっているの。」
暫しみんなでそれを眺めていたそうです。彼女と亜門さんとお父上の三人で。
その後ろには、長〜〜い渋滞が・・・。

その、何にでも子供のような無垢な感性で物事を受け止めるちょっと大げさな感受性が
現在の彼の中にも受け継がれていてそれが彼の創作活動の大きな原動力になっているではないかと思う。
いつも元気な宮本亜門。
好きな芸術家の中の一人です。


彼は今沖縄に住んでいる。
沖縄に住むために車の免許を40の歳になって取りに行った。
福岡の姪浜の教習場に。
彼は運動音痴で免許を取るのも一苦労だったらしい。
蒼い海とのんびりとした時の流れる沖縄で風の吹くまま車を走らせる彼の姿を想像した。

黒い揚羽蝶

遠藤周作が大好きだ。
大いにはまった作家の中の一人である。
エッセイの面白い作家っていいなって思う。彼のエッセイは本当に面白い。
中学生の頃、「恋愛とは何か」というエッセイを読んで以来、彼のエッセイは殆ど読破した。私の読書癖は、1冊読んで見て気に入った作家の本は次から次へと読破してしまうと言うもので、彼の本も例外ではなかったから。彼は芥川賞作家であるが、その受賞作品である「白い人」は読んだことが無い。私が物心ついた頃は既に彼の小説は脚光を浴びていてTVドラマになったりして結構流行っていた。
映画では「海と毒薬」。モノクロの画像が余計にリアリズムな印象を与える衝撃的な画像が、今でも目に焼き付いて離れない。大学病院での、人体実験の事を書いた有名な著書であるが、この本と映画に限り、読んでから観ても、観てから読んでも良いような気がした。

 彼の絶筆となった毎日新聞の朝刊に連載されていた「黒い揚羽蝶」という小説が有る。
久々の連載に私は、毎日会社でその部分を切り取って大切に綴っていたりした。
未完のまま、休止された連載は彼の病状を表すかのごとく、最後のストーリーはめちゃめちゃで、つじつまが合っていなかったり、妙な心霊現象みたいな事柄をいきなり書いてみたり、(何だかおかしいな、周作さんらしくないな。)って思っていたら・・・。
有る日連載欄に、「体調不調の為、暫く連載をお休みさせていただきます。」というコメントが出ていた。
後に思ったのだけれど、彼の病状はその頃、酷く悪化していて、連載も多分奥様の口述筆記に頼っていたのではなかろうか、と。

 今日、車を走らせながら、国道の分離帯近くに力尽きようとしている1羽の揚羽蝶を見た。
陽炎が立ち昇るアスファルトのど真ん中でひらひらと飛ぶ壊れかけの黒い揚羽蝶を。



****今までに読んだ本****
「海と毒薬」
「わたしが・棄てた・女」
「深い河」
「愛する勇気が沸いてくる本」
「眠れぬ夜に読む本」
「砂の城」
「真昼の悪魔」
「万華鏡」
「切支丹の墓」
「ぐうたら愛情学」
「怪奇小説集」
「何でもない話」
「春は馬車に乗って」
「ボクは好奇心のかたまり」
「恋することと愛すること」
**************

他にも何冊も読んでいると思われるが、一応、記憶に有るものだけ挙げてみました。


遠藤周作(1923-1996)

夏の終わり

夏の終わり


森山直太朗の夏の終わりという歌が好きです。
この歌の歌詞に打たれました。
初めてこの歌をちゃんと最初から最後まで聞いたのは一昨年の夏の頃。
『ミュージックチャンプ HEY HEY HEY!』に彼が出演した時の事です。
歌詞が字幕に流れて、その歌詞を文字として見た時、「なんて深い意味の言葉を美しく表現できる人なんだろうか?」と吃驚。
日本語の美しさと言葉の美しさを感じた。
涙がはらはらと頬を伝って止まなかった。
「夏の終わり〜夏の終わりには ただあなたに会いたくな〜るの いつかと同じ風吹き抜けるから〜」
って、ただそれだけの言葉が前半の歌詞によって際立った輝きを持たせてしまうから、泣けてしまうんだよね。

この歌は、戦死したご主人のことを思い出す未亡人の想いみたいなものを表した歌なんだって、どこかで最近読んだんだけど本当かなぁ?彼はまだ20代前半だったと思うけれどその若さでこういう歌詞がかけるとは才能なんだなぁ。

森山直太朗は、森山良子の息子でかまやつひろしの甥っ子です。
幼い頃、森山良子ってなんて美しい声で歌う人なんだろうと思っていたけど、その息子直太朗も同じ遺伝子を引き継いで男とは思えない美声を持っている。
それでいてあの詩の表現能力は凄い・・・、
って思って去年の夏、コンサートなるものへ繰り出してみたけど、演出とか彼の面白くないギャグが満載のトークだとかに正直言って辟易して帰ってきた。
ただ、この曲「夏の終わり」を生で聞く事が目的だったし、生で聞いたときの感じは鳥肌物で、相変わらず曲を聴きながら涙をぽろぽろと流してしまったよ。
やっぱり一番大好きな曲だったりするんだ。
携帯の着うたフルでダウンロードしてCD代わりに聴いています。



直太朗と松田優作の息子の龍平は顔が似ている・・・、よね。彼のコンサートの中でもネタにされていたよ。

オードリーと私

物心つくかつかないかの頃の記憶って、私の周りの人に聞いてみてもあまり鮮明な物は無いのだそうだけれど、私の記憶は2歳位の記憶から結構鮮明なものが多い。
三島由紀夫の仮面の告白っていう小説の出だしの方だったか、主人公の記憶についての記述があるのだが、それは私の最初の記憶に通じるものがあって、深く感銘を覚えたものだった。
 私の最初の記憶は、なんだか暗いトンネルの中から明るい世界へ出たみたいなところから始まる。
そして出た所は、伯母の家の居間。そこへ臨終間近な祖父が床に臥していた。
祖父は私を抱き寄せてほほにキスをした。私はそれを「唾がついた、嫌だ。」等と言って抱きしめる祖父の懐からすり抜けて布団を飛び出したのを覚えている。祖父は大層悲しかったに違いないと、後になって母はよく私に言ったものだった。
その後、火葬場の煙突から出る煙を母に手を引かれて空を見上げていたのを覚えている。まだ若干2歳の時の記憶だ。
私の事をとても可愛がっていてくれた祖父の記憶は何故かその日の記憶しかない。でもそれが一番最初の記憶だということにいつも私は祖父の意思のようなものを感じる。忘れないで覚えていてくれみたいな。きっと祖父は私のことをちゃんと見守ってくれていたと思うから。
って、最初から横道にそれちゃっているんだけど、

 私が始めてオードリーに出会ったのは、多分まだ2、3歳の頃。
テレビの日曜洋画劇場とかその辺の番組で観た『ローマの休日』。
モノクロの映画のストーリーもオードリー・ヘッブバーンの美しさも、幼心にちゃんと理解できたみたいで、やっぱり映画をテレビで観た一番最初の記憶はこれなんだなぁ。

以来、オードリーヘッブバーンのファンです。
幼い頃には、この恋が実らないなんていうことが理解できなかった。
純粋無垢で真っ直ぐな幼心に(自分で言うのも憚られるけど)どうして最後には元の生活へと戻っていくのかが解らなかったし理解できなかったのだ。(2、3歳じゃ無理も無い話しだけど)
今の自分は大人の世界で汚れちゃっているから解っちゃうんだけどね。


オードリーは妖精のように清らかで汚れとか、いやらしさとか、あくのような物が一切無い。清廉潔白で清潔感溢れている。なのに夢見る瞳は甘く愛くるしく、見るものの心を捉えて決して離さない不思議な魅力がある。
人はいろいろな魅力を持っているものなんだけど、彼女のスリムな体と、あの大きく潤んだ知的な瞳。
そしてあの声。内面から滲み出る魅力。
私の表現力じゃ表すことが出来なくてもどかしいけれど、オードリーが世界中の人々からこんなにも愛され続けている訳は一つじゃないんだよね。

へブバーン、大好きです。

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