風の音を聴く♪

詩と写真と音楽が趣味。 空や海を眺めるのが好きです。長くさぼっていましたが、アプリから投稿出来るようになったので再開しました。

空色の時

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詩集「空色の時」より


かつて開設していたHPに掲載していた大量の詩より抜粋しました。
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曇り空の夜

曇り空の夜

at 2001 07/31 01:26 編集

月も隠れる曇り空の深夜

風も無く音も無く

ただ有るのは延々と続く果てしない暗闇

あの人のことを考える

遠くにぼんやりとぼやけているあの辺りに

月は在るのだろう

欠けて尖鋭な光をきっと

あのぶ厚い雲の向こうで放っているだろう

真夏の月は

風に乗る雲を追いかけて行きたいの

少しだけ追いかけて行きたかったの

僕の好きだった

僕の好きだった・・・

at 2001 06/23 20:17 編集
僕の大好きだったあの子
あの子は何処に居るのでしょう?

箱崎天満宮の大鳥居の前で
居なくなっちまったあの子
胃炎ですっかり痩せてしまっていた

ギター部の部屋の片隅で
スカボロフェアを弾いていた
母一人子一人の親孝行者だったあの子
じいちゃんのご飯は、魚の蒸し焼きだって言っていた
年寄りは若い者の食べ物は食べれないから、わざわざ別に作るんだって
彼氏が好きな、ボブジェームスを聴かされた
ちっちゃい頃のアルバムや、成人式の写真を見ながら色んな話をしたあの夜
あれがあの子を見た最期

居なくなる一週間前に
一緒に手相を見てもらった
よく当たると評判の街の占いのおばちゃんのところで
将来の事、彼氏の事、
聞いていた
手相ってどうなんだ?
死ぬことがわかるのか?
わかんないのか?

コスモスが咲く季節に
居なくなったあの子
可憐な花のような生涯は
二十歳の葬式で幕を閉じた
じいちゃんは、集まった友人達を眺めて
孫の姿を探していた

僕の大好きだったあの子
あの子は何処へ行ったのでしょう?


二十歳の時に、彼女は逝ってしまいました。
彼氏のバイクの後ろに乗っていて、事故に合い、彼女だけ亡くなりました。

知らせを聞いて駆けつけた時、一足遅れで彼女の棺はもう火葬場へと向かっていました。
だから今でもバイクの後ろに乗るのは恐い。
一つ年上の大好きだった彼女。
コスモスの季節に亡くなった彼女。

逢いたいなぁ。今日みたいな日には。

春は江ノ電に乗って・・・。

作成日 | 2002-03-10
早春の日の昼下がり、
お天気も上々。
遠くに見える海の汐の香りが届きそうな程明るい空の色
賑やかなお花たちのお喋りが聞こえて来そうな暖かさ
風はまだ少しひんやりとするけれど

心にサンドイッチ
ほほに愉しい予感
片手には数々の不安だった日々の抜け殻
胸には、度重なる裏切りへの決別
瞳には、若草色のときめきを
掲げて今日は行く

線路は時々、
緩いカーブを描いて、
電車は警笛を鳴らしながら走る
あの踏み切りを通り抜けたら、
左手には海
右手には菜の花の大海原が

風も黄色に光る
春は江ノ電に乗って
あの丘迄、海を見に行こう。

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つくしが食べたいな

つくしが食べたいな

作成日 | 2002-03-12

春の風が吹いてきた。
まろやかな夢の匂いがしてくる東風だよ。

この季節になると、私、
つくしが食べたいなって思う。

土手に沢山つくしんぼが生えて来ると
こころうきうきすよるね
でも、私は、それを食べたいなって思うのだ。
早く取らないとあっという間にスギナの季節になっちゃうんだよ。

母と二人で、春の午後
つくしをとりに出掛けた事があった。
野焼きした後の堤防に一面のつくしん坊
日が暮れるまで取リ続けた。
お米袋一杯になる程取った。
うちに帰ってつくしん坊の袴を取って、
それをゆがいて油で炒める。
お砂糖とお醤油で味付けをする、
頭の部分に苦味があるけれど、
茎の部分はみずみずしくて甘味があり、
歯ごたえがあってとっても美味しい。
早春の味がするんだよ。

この季節、故郷へ帰れない時もやっぱり
つくしが食べたいなって思ってしまう。
何年か前、西新のリヤカー部隊で
1パック200円位で売っているのを見つけた。
僅か20本程の量だった。
「随分高いな。」って思ったんだけど
どうしても食べたくて買ってみた。
料理したつくしはほんの少しの量になった。
それでもそれを食卓に並べる時、
思わず顔がほころぶのだ。

せり、のびる、ゆきのした、ヨモギ、フキ等々・・・。
他にも色んな春の食材があるよ。
土の匂いのする食材たちだよ。

でもやっぱり、
つくしが一番好きだなぁ。
三月になると、いつも私、
つくしが食べたいなって思うのだ。

春薫る

春薫る


胸の中で一杯になってしまった
様々な矛盾や悩みや憤懣等等
春の陽気は何だか不吉めいていて
妙に心がざわざわするんだ
忙殺されている心と体は
忘れてしまっている事があまりにも多すぎるんだ、
きっと
見たいもの、食べたいもの、欲しいもの、やりたい事、行きた所へ行ける事


お彼岸には、ヒメジオンの川の土手を
風に揺られながら歩いて行こう
そして川の向こうの
父さんや伯母さんや伯父さんやおばあちゃんに会いに行く
ヒメジオンをお供えに・・・。

懐かしい田舎の風景だよ
何年も来ていないのに何時も変わらずにそこにあるよ
飛び交う訛りは耳に心地よくって
懐かしさで一杯になる
懐かしい人はもうそこにはいないのですが・・・。


風が優しくなりました
空高くひばりの赤ん坊が飛んで行きます
川の流れもさやさやです
空の雲もふわふわでしす


そうです、帰りにラーメンを食べよう
懐かしいラーメンを食べに行こう

食べ物やお国訛りや見慣れた風景達
ばさばさになった心には
食べ物やお国訛りや見慣れた風景が大切

作成日 | 2004-03-18

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