学習塾講師の語り場

まずはアバター下の『private_teacher・・・』にある『ブログ紹介文』をご覧下さい.

全体表示

[ リスト ]

(1)
本文:孫子曰、凡先処戦地、而待敵者佚、後処戦地、而趨戦者労。
書文:孫子曰く、先ず戦地に処(お)りて敵を待つ者は佚(いつ)し、
    後れて戦地に処りて戦いに趨(おもむ)く者は労す。
訳文:孫子が言うには「先に戦闘地に行き敵を待てば楽な戦いができるが、
    敵に遅れを取れば苦戦を余儀なくされる」と。

(2)
本文:故善戦者、致人而不致於人。
書文:故に善く戦う者は、人を致して人に致されず。
訳文:よって戦上手はことらが主導権を取り、相手に主導権を取られないようにする。

(3)
本文:能使敵人自至者、利之也。
書文:能く敵人をして自ら至らしめる者、これを利すればなり。
訳文:巧く敵軍に自軍の主導権を握らせる事ができる者は、戦を有利にできる。

(4)
本文:能使故人不得至者、害之也。
書文:能く故人をして至ること得ざらしむる者、之を害すなり。
訳文:巧く(故人)に自軍の主導権を握らせる事ができない者は、戦に損害を与える。

(5)
本文:故敵佚能労之、飽能饑之、安能動之。
書文:故に敵佚すれば能く之を労せしめ、飽けば能く之を饑(う)えしめ、安ければ能く之を動かす。
訳文:ゆえに敵が(先に戦地に赴き)有利であれば疲れさせ、十分な食事を取っていたら飢えさせ、
    冷静で統率が取れていれば巧く指示を出す。

(6)
本文:出其所必趨、趨其所不意。
書文:其の必ず趨く所に出でて、その意(おも) わざる所に趨く。
訳文:(自軍は)相手の必ず赴くであろう所で待ち伏せ、相手の想像しない所を攻撃する。

(7)
本文:行千里而不労者、行於無人之地也。
書文:千里を行き労せざる者は、無人の地を行けばなり。
訳文:千里を行軍して疲労しない者は、誰もいない土地を行くからだ。

(8)
本文:攻而必取者、攻其所不守也。
書文:攻めて必ず取る者は、その守らざる所を攻むればなり。
訳文:(敵陣を)攻撃して必ず勝利を収める事ができるのは、相手の守っていない部分を攻めているからだ。

(9)
本文:守而必固者、守其所攻也。
書文:守りて必ず固き者は、その攻める所を守るなり。
訳文:(自陣を)必ず守りきる者は、相手が攻める所を守る。

(10)
本文:故善攻者、敵不知其所守。
書文:故に善く攻むる者、敵其の守る所を知らず。
訳文:ゆえに上手に攻める者というのは、敵は守る場所が判らない。

(11)
本文:善守者、敵不知其所攻。
書文:善く守る者、敵其の攻むる所を知らず。
訳文:上手に守る者というのは、敵は攻める所が判らない。  

(12)
本文:微乎微乎、至於無形。
書文:微や微や、無形に至る。
訳文:

(13)
本文:神乎神乎、至於無声。
書文:神や神や、無声に至る。
訳文:

(14)
本文:故能為敵之司命。
書文:故に能く敵の命を司る。
訳文:よって上手に敵の計略を支配する。

(15)
本文:進而不可禦者、衝其虚也。
書文:進みて禦(ふせ)ぐべからざる者、その虚を衝(つ)くなり。
訳文:攻撃を受けて防ぐことができない者は、その虚(力を入れていない部分)を衝く。

(16)
本文:退而不可追者、速而不可及也。
書文:退きて追うべからざる者、速やかにして及ぶべからざるなり。
訳文:退却しても追いつけない者は、(退却が)速やかで追いつくことができない。

(17)
本文:故我欲戦、敵雖高塁深溝、不得不与我戦者、攻其所必救也。
書文:故に我戦いを欲すれば、敵塁(るい)を高く溝を深くすると雖(いえど)も、
    我と与に戦わざるを得ざる者、其の必ず救う所を攻むればなり。
訳文:ゆえに私が参戦すると、敵が土塁を高く積み溝を掘って防御に努めようとしても、
    私に参軍せざるを得ないのは、敵が必ず守っている所を攻めるからである。

(18)
本文:我不欲戦、画地而守之、敵不得与我戦者、乖其所之也。
書文:我戦いを欲せざれば、地に画(えが)きて之を守るは、
    敵我と与に戦いを得ざるものは、其の所(ゆ)くを乖(そむ)くなり。
訳文:私が望まない戦いであっても、、戦の流れを描き自軍を守り、
    敵が私と一緒に戦いをできないのは、(敵が)進軍するところを避けるからだ。
   
(19)
本文:故形人而我無形、則我専而敵分。
書文:故に人形し我形無ければ、則ち我専らにして敵分かる。
訳文:故に敵が軍形を作り私に軍形が無ければ、私は敵のことがよく分かる。

(20)
本文:我専為一、敵分為十、是以十攻其一也。
書文:我専らにして一を為し、敵分かれて十を為せば、是れ十を以って其の一を攻むるなり。
訳文:私が一軍を指揮し、敵が十軍を編成すれば、全軍をもって敵の十分の一を攻めるのだ。

(21)
本文:則我衆而敵寡。
書文:則ち我衆にして敵寡(か)なり。
訳文:つまり、自軍は大軍で敵軍は少軍である。

(22)
本文:能以衆撃寡者、則吾之所与戦者約夫。
書文:能く衆を以って寡を撃てば、則ち吾の与(とも)に戦う所の者は夫に約す。
訳文:上手に大軍を用いて小軍を攻撃すれば、私と共に戦うものは(生死を)約束する。

(23)
本文:吾所与戦之地不可知。
書文:吾与に戦う所の地は知るべからず。
訳文:私が戦う地を知るはずが無い。

(24)
本文:不可知、則敵所備者多。
書文:知るべからざること、則ち敵備うる所の多き者なり。
訳文:知るはずが無いという事は、敵が守っていてところが多い者である。

(25)
本文:敵所備者多、則吾所与戦者寡兵。
書文:敵備うる所多き者、則ち吾与に戦う者寡兵なり。
訳文:敵が守っている所が多いという事は、私ち共に戦う者は小軍である。

(26)
本文:故備前則後寡、備後則前寡、備左則右寡、備右則左寡、無所不備、則無所不寡。
書文:故に前に備えるは則ち後寡、後に備えるは則ち前寡、左に備えるは則ち右寡、
    右に備えるは則ち左寡、備えざる所無ければ、則ち寡からざる所無し。
訳文:よって前を備えれば後ろが弱く、後ろを備えれば前が弱く、左を備えれば右が弱く、
    右を備えれば左が弱く、どこも備えなければ、小軍になるという事は無い。

(27)
本文:寡者備人者也。
書文:寡者人に備うる者なり。
訳文:小軍というのは敵に備える者である。

(28)
本文:衆者使人備己者也。
書文:衆者人をして己れを備える者なり。
訳文:大軍というのは他の軍をによって自軍を守る者である。

(29)
本文:故知戦之地、知戦之日、則可千里而会戦。
書文:故に戦いの地を知り、戦いの日を知れば、則ち千里会い戦うべし。
訳文:ゆえに戦地を知り、戦いの日を知れば、戦利に渡り戦うべきだ。

(30)
本文:不知戦地、不知戦日、則左不能救右、右不能救左、前不能救後、後不能救前。
書文:戦いの地を知らず、戦いの日を知らざれば、則ち左(ひだり)右を救うこと能わず、
    右(みぎ)左を救うこと能わず、前(まえ)後を救うこと能わず、後(うしろ)前を救うこと能わず。
訳文:戦地を知らず、戦う日を知らなければ、左陣は右陣を救う事ができず、
    右陣は左陣を救う事ができず、前衛・後衛も同様である。

(31)
本文:而況遠者数十里、近者数里乎。
書文:而るに況(いわ)んや遠き者数十里、近き者数里なるや。
訳文:この事から(まして)十数里に渡る者と、数里に渡る者ではなおさらだ。

(32)
本文:以吾度之、越人之兵雖多、亦実益於勝敗哉。
書文:以って吾之を度(はか)るに、越人(えつひと)の兵多しといえども、また実に勝敗を益す。
訳文:私はこれによって、越の兵が多いといえど、(自軍の)勝ち(敵軍の)敗けが増す。

(33)
本文:故曰、勝可為也。敵雖衆、可使無闘。
書文:故に曰く、勝は為すべきなり。敵は衆と雖も、闘うこと無からしむべし。
訳文:ゆえに(孫子が)言うには「勝ちというのは実行すべきである。
    敵は大軍と言えども、戦うべきではないと(考え)させるべきである。」

(34)
本文:故策之而知得失之計、作之而知動静之理、形之而知死生之地、角之而知有余不足之処。
書文:故に之を策し得失の計を知り、之を作(な)し動静の理を知り、
    之を形し死生の地を知り、角して之而るに不足の処有るを知る。
訳文:故にこれを基に計略の利と不利を知り、計画し攻守の理を知り、
   軍を配置することで生死を知ることができ、これによって足りないところがあるということが分かる。

(35)
本文:故形兵之極、至於無形。
書文:故に兵の極を形するは、形無きに至る。
訳文:ゆえに用兵の極限は、型執らないに達する。

(36)
本文:無形、則深間不能窺、智者不能謀。
書文:形無き事、則ち深間(しんかん)も窺うこと能わず、智者謀ること能わず。
訳文:型が無いという事は、敵の計略を深く考える事ができず(裏をかけず)、智者も予測する事はできない。
(37)
本文:因形而錯勝於衆、衆不能知。
書文:形に因りて衆において勝ちを錯(お)くは、衆知ること能わず。
訳文:型によって大軍の下で勝ちを収めるということは、軍兵は(勝った理由)を知る事ができない。

(38)
本文:人皆知我所以勝之形、而莫知吾所以制勝之形。
書文:人皆我以って勝つ所の形を知るも、
    而るに吾以って勝ちを制する所の形を知ること莫し。
訳文:他の軍は私が用いた勝利の兵法(軍型)を知る事ができても、
    私が用いる勝利に至るための軍型を知る事はできない。

(39)
本文:故其戦勝不復、而応形於無窮。
書文:故に其の戦勝つこと復せず、形に応じて窺うこと無し。
訳文:よって(その軍型で)戦に勝つことは二度と無く、(相手の)型に応じて考える事は無い。

(40)
本文:夫兵形象水。
書文:夫れ兵の形水を象(かたど)る。
訳文:これは兵の方が水を象っているからだ。

(41)
本文:水之形、避高而趨下。
書文:水の形、高きを避け下(ひく)きを趨く。
訳文:水の型は、高い所へは行かず低い所へと流れる。

(42)
本文:兵之形、避実而撃虚。
書文:兵の形、実を避けて虚を撃つ。
訳文:兵の型は、強い部分を避け弱い部分を攻める。

(43)
本文:水因地而制流、兵因敵而制勝。
書文:水地に因りて流れを制し、兵敵に因りて勝を制す。
訳文:水は地面によって流れを止められ、兵は敵によって勝利を手に入れる。

(44)
本文:故兵無常勢、水無常形。
書文:故に兵常に勢い無く、水常に形無し。
訳文:つまり兵は常に勢い無く、水には常に型が無い。

(45)
本文:能因敵変化而取勝者、謂之神。
書文:能く敵に因りて変化し勝を取る者、之神と謂う。
訳文:巧く相手に応じて変化させ勝利を得る者、之を神という。

(46)
本文:故五行無常勝、四時無常位、日有短長、月有死生。
書文:故に五行(ごぎょう)常に勝つこと無く、四時常に位無く、日は短長有り、月は死生有り。
訳文:ゆえに、五行(木火土金水の五元素)によって常に勝つ事は無く、四季は常に同じ季節にあることは無く、
    一日の長さはというのは短くも長くもあり、月は満ち欠けを繰返しているのだ。


[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事