中小企業の民事再生

民事再生という再建方法を知っていただきたく,ブログを開設いたしました。

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破産法は,開始決定時に存在する全ての財産をもって,同時期に存在する全ての破産債権に対して按分配当を行う構成となっております。
かかる意味では,「破産」とは,開始決定時に全てを瞬間的に凍結させて,それを解凍しながら売れるものは売ってしまい,現金化できるものは現金化して,また配当対象の破産債権について調査し(あくまで過去の調査ということになります),全てが出揃った段階で按分配当するという,「静」の手続きといえるのかもしれません。

一方,民事再生法は,事業継続が前提ですので,開始決定後の事業継続の中で事業の再建方法を見極めることとなります。そのため,再生債権に対する配当原資は,開始決定後の事業継続の中から見極められた再建方法から捻出することとなります。むしろ,逆に言えば,配当原資を出せる(清算配当以上の弁済のできる原資を確保する)ための再建方法を,開始決定後の事業継続の中から見極める必要があります。
そういう意味では,開始決定時にすべてを凍結させる訳ではなく,開始決定後の事業継続,その中から見出される事業の問題点,それに対する手当て,その後の再建方法の見極めなど,常に動いている事業を中心に据えて手続きを進める必要があります。
そういう意味では「静」の「破産」に対して,「動」の「民事再生」といえるのかもしれません。

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