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二面理論は、楽しさの次に苦痛が、苦しみの後に楽しみがあることを教えます。心の健康には癒し、および、癒されることが必要です。癒される振りをすると、癒しの効果があり、癒してあげることによって自分が癒される効果があります。もともと、何も無かった筈なのに、生を受け、子孫を残す義務を課せられる、その見返りが癒しです。 2.仮面理論というのは? −ちょっとした考えで変わるのかも?− 二面理論とは千円札の表と裏のように、仕切りで分けると境目が裏と表の面を持ちますよ、というものです。神経細胞が発火するかしないかの判断をします。この分かれ目は判断の境目です。ありがとうの“リ”と、スリムの“リ”は、単独では見分けがつかない文字のひとつです。他の情報が必要です。 外国に行くとき、日本から出国し、グアムでも中国でも税関で入国審査します。国の境界は、自分の国の中からなら内側、外国からは外側が見えます。自分も外側の顔を化粧し、きれいに見せます。孫にも衣装、他人の目を誤魔化すために化ける、あるいは、他人を騙すためです。 3.なんで騙すの?! −そんな気はありませんってば! 礼儀でしょうが!− ほとんどの人が気が付いているように、人は皆、表と裏の顔を持っています。沢山の顔を持っているという人もいます。94パーセントもの人が、表の仮面の顔とその陰に隠れている顔があることに気が付いているのです。仮面は取り替えることが出来ます。演技のうまい人はいくつもの面を使い分けることができます。 4.本能は仮面かな?それとも陰の顔の方かな? −プライバシーは陰にきまっとるがな!− 人格は人間だけが持つ崇高な品格である、と言ったところで人格とは何かという問いの答えにはならない。ペット好きの人は、犬にも猫にも犬格とか猫格があってもおかしくないと考える。猫格は陰険に見えたり、気位が高いローマの休日の王女に見えたりする。犬格は、餌を上げる人や構ってくれる人には尻尾を振って愛嬌を振りまく。しかし、トイレは無頓着で飼い主任せだ。 5.人間は恥の文化に生きる −これって本能なの?− 弱いが故のいきものの群れの習性が、社会を作るように見える。では、習性ってなーにと開き直る。本能だとなる。では、本能って、と畳み掛けると、たじたじとなる。子孫を増やすのが本能である、と悟ると、「人口減少は本能に反することなの?」と聞き返す人が出る。答えはどこにあるのだろうか? 6.答えはES細胞と神経細胞に −ネットワークに癒しが?!− 受精して出来上がるES(胚性幹)細胞が繰り返し分裂して数を増やす。ある数に達すると神経細胞が造られる。信号をくださいと細胞膜がグローブのように変化すると、ほかの信号を出す細胞が、信号をあげると言い寄ってくる。シナプスでぺたんと指に吸い付くと、麻薬のような物質を送り込む。ニューロンはたまらなくなって発火する。グリア細胞が見張っていて、判断の結果を待っている細胞を引き合わせる。 ニューロン同士なら、ニューラルネットワークを形成し、認識したり記憶装置として働くことになる。もし、筋肉細胞なら筋肉が伸張したり収縮したりする。そして目玉が動くことで見えるものから、選んで詳細を見ることができるようになっている。このように細胞は接し合うことで協力する。ここに癒しの原点がある。 7.それがなんで仮面になるの? −競合が鍵なんて!!− 本能は、いきものが繁殖するために無くてはならない欲求と反応を生み出す機能であり、そのための仕掛けが扁桃体や辺縁系にある。ニューロンを量産することで高等動物となった人間が直面する問題が、人口爆発だった。そこには競合と言うエネルギーに関する必然性がある。この競合が社会的に分業を生み出し、恥の文化を創り上げて来た。そして組織を作り、階級を作って存続を図ると、仮面が生まれる。 8.おわりに −二面理論の裏話があるけれども− |
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時々お邪魔させていただいてます。
興味深く勉強になります。
2008/9/28(日) 午前 0:49
ありがとうございます。お気軽にどうぞ。
2008/9/28(日) 午前 2:25 [ prohitskh ]