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[5月20日] 運・不運の考え方

諦めの哲学がある。仏教もそう信じられて来た。その救いが輪廻転生だ。牛や豚に生まれ変る。
前世も犬やにわとりだったというのだ。勿論、現在は馬鹿げた根拠のない迷信だ。
信じるのはいいが、何らかの根拠がないと科学的ではない。

あるのは卵子と精子それに母親だ。あとは母親を通しての栄養補給のみだ。エネルギーだ。
このエネルギーがすべてを支配している。信じるとすればエネルギーが神だということだ。
あらゆる物質は、エネルギーが転換して造られたものだ。つまり、エネルギーが変容するのだ。

宇宙には最初このエネルギー、それも超巨大なエネルギーがあり、一挙に爆発したのだ。
爆発の過程では、完全に均質に起きることはない。空間に飛び散るとき揺らぎの影響が出る。
熱的な揺らぎだったのが、時間とともに広がる空間に、不均質性を与える。超新星の例がある。

薔薇星雲は飛び散ったあとが、薔薇の花のように見えるきれいな星雲である。だがムラがある。
このムラが花びらのように見えるのだ。このように、宇宙には完全な均質などないのだ。
しかし、不完全ならいくらでもある。これが、たった4種類の力によって生まれた宇宙なのだ。

このような揺らぎの研究は数学にはなかった。物理でも誤差の概念はあるがまさか運不運と繋がるとは誰も思いもしなかった。宇宙開闢からある問題は、現在でも残る問題だ。
水の惑星である地球が、氷で覆われてしまう。やがて氷が溶けて緑の地球になる。

植物の天国だ。そこへ海中に生物が現われる。組み合わせを変えながら進化する。
うまく条件に合えば、繁茂や生存ができる。これが運と不運の考え方だ。

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