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[06月04日#1]伝統や習慣それに宗教を信じることの裏を見る?

 

仮定の話だ。あなたが物覚えが悪くなったと感じたとする。認知障害を疑うだろう。

最近とみに怒りっぽくなった。眠らないでいると家人から不眠症ではと責められる。

一度病院で診て貰ったらとプレッシャーをかけられる。これは本当の話に聞こえる。

 

そうなると医療と云う現実問題に直面する。どこの病院の何科に行けばいいだろう。

精神科か精神内科または心療内科だろう。医学と医療は科学に基いている筈だ。

よし。確かめてみよう。うわー、随分と患者が沢山来ている。呼ばれて医者に会う。

 

どうしましたか?最近、物覚えが悪くなりました。あと少し怒りっぽくなりました。

よく眠れますか?いいえ、最近、朝早く目が覚めてしまいます。

カルテに何か書き込む。眠れないだけで確実に睡眠障害だ。これで薬の投与が可だ。

 

脳のMRI検査は大袈裟だからしない。問診だけで終わり。そして薬が処方される。

さあクイズだ。この薬は効くだろうか?どんな薬理作用があって脳のどこに働くの?

医学も薬学も科学文明の発達と共に合理主義つまり理由を伴う研究と応用の分野だ。

 

新薬の認可に際し厳重な治験が行なわれ副作用の無いことが確認されて処方される。

だからこの薬はどこにどう効くのですかと質問する。説明で納得したら飲む心算だ。

む、とした顔つきになる。患者が先生に文句を言うのか。医者の内面の心が現れる。

 

仕方がない面もある。小児科とは違う。狂人と対峙することが避けられない職業だ。

医者が患者を人間と思うか物体と思うかは勿論医者にもよるが教育の影響は大きい。

血を見るのが怖いようでは外科医は務まらない。時には物体と見做すことも必要だ。

 

外見上は人が何を考えているのか他人には分からないのが本質にある。自分にもだ。

後から振り返ると、あれをこう考えたと察しが付くことが多いがそれも当人だけだ。

だから集団生活を通して他人の目が自分をどう見ているか窺い知る必要があるのだ。

 

医者なのに、この仕組みが判らない為に不安になり、悩んで心理学や哲学を調べる。

従来の哲学者は科学を知らないでよしとする。今その哲学が本来の総合科学に戻る。

科学を知らない医者は何科であろうと偽の医者なのだ。それで金を稼ぐのは違反だ。

 

医者なら不安を抱える患者のどのような質問にも答える義務がある。説明出来ない?

知識が欠けているから無理だ。だから威張って見せる。先生が知らないのは大恥だ。

そう言っていると病院に連れて行かれて新薬を処方されて脳が破壊されてしまうよ。

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