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[06月14日#1]2台のピアノのためのコンサートを2日連続で聴く
昨日は宗次ホール、今日はしらかわホールでコンサートがあり、連続して楽しんだ。 宗次ランチタイムコンサートはフルート、ソプラノ、ピアノ独奏、2台でと多彩だ。 先週のドイツ編に続いて今週はフランス編の音楽の食卓で名曲を調理してもてなす。
それぞれに熱演だが目当ては最後の出し物、トリのミヨー作曲のスカラムッシュだ。 ステージはそれほど広くないので2台のピアノの配置が気になる。初めての2台だ。 出演者が1曲終わる毎に次の料理のメニューの解説をしてくれる。固いが初々しい。
ホール側のスタッフのアイデアだって。なんと上手、右奥に向けて並列に2台並ぶ。 出演者が斜めだ。公開レッスンみたいだ。小さくコピーした譜面を横一杯に広げる。 なるほど、譜めくりが要らない。楽譜をめくる音が無い上に人の動きが無くていい。
タッチが良く見えて交互に現れるメロデイを弾く時の二人のニュアンスが良く判る。 何度も聴いた曲で弾いたこともある。けれどもホールの響きがすごくよくいい音だ。 この配置は正解だ。メリハリが目と耳の両方からダブルで感じ取れて心地よい演奏。
アンコールは全員が総出で歌と伴奏。あっという間に1時間が過ぎて暖かい拍手だ。 ロビーへ出ると何と見知った顔ぶれが大勢で華やかな衣装の出演者と歓談している。 この余韻が消えないまま今日はしらかわホールだ。何でも比較する評論家の気分だ。
最近CDを出しましたと連絡を頂いた渡邉規久雄・寺田悦子夫妻の5年ぶりの演奏。 夫々がソロのピアニストだが夫婦で弾く2台のピアノのコンサートは味わいが違う。 方やN響の指揮者だった故渡邉暁雄のご子息。北欧の血筋で背が高い色白の好男子。
一方、悦子さんはウィーンで研鑽を積んだ。3人のお姉さんの二人が名古屋に在住。 音楽は勿論テニスやゴルフもご一緒するし、お宅でのパーティにも何度も招かれる。 今回のプログラムは、色彩感あり、リズム感あり、更に滅多に聴けない難曲ありだ。
ドビュッシー、ラフマニノフ、そしてストラヴィンスキーの「春の祭典」が目玉だ。 聴きながら昨日のミヨーの演奏と比べる。音色とタッチ、リズム感、アンサンブル。 何よりもコンサートピアノが向かい合う配置は、豪華で派手なステージを演出する。
ただ、譜めくりが二人付いて頻繁に立ち上がり、譜面をめくる行動が演奏を妨げる。 こればかりは止むを得ないのだが、分かっていても気になる。春の祭典では尚更だ。 バレエ曲だがオーケストラで演奏され、中学の頃に色彩と変則リズムに悩殺された。
何と幸運にも、二日連続で大好きな音楽の生の演奏をコンサートで聴衆と楽しんだ。 |

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