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[7月25日] 若い芸術家に混じって
朝からスイス観光の有名な「氷河急行」の脱線事故でもちきりだ。死者も出たようだ。 今日も暑くなりそうだ。テニスはなしだ。そんな中を大事な楽器を担いで出かける。 今日は特別な日だ。織姫に逢いに行く牽牛の気分だ。40度近い暑さなどへでもない。 どれだけ待ち遠しかったことか。県芸で大好きな先生のヴィオラのレッスンがあるのだ。 百武由紀先生。大勢のフアンがいて昨日の大谷康子さんと弦楽四重奏団を組んでいる。 全国各地で演奏活動をしながら愛知県芸術大学の教授でもある。レッスンの日なのだ。 途中からチェロを背負った高1の女の子。お父さんと広島から。オープンキャンパスだ。 主任のチェリストの天野武子先生や白石先生、そして福本先生、桐山先生に再会だ。 今日はチャイコフスキーの弦楽セレナーデの第3と第4楽章を演奏する。その練習だ。 ヴィオラは6名。そしてレッスンが始まる。隅々まで厳しい目で優しく分かり易く教える。 ここでティーブレーク。赤福があるのだ。あらこんな時間。二度寝だ。遅く再開。 正解がいくつかある。コーヒー持参。食堂が長蛇の列。弦をエヴァピラッツァにした。 オリーブでは夏場は持たない。トロ子さん、田中さん、岩根さんなどもうおなじみだ。 ただ男性が一人、そして由紀先生が指名した位置がトップのすぐ後ろ。大事な場所だ。 岩根さんに技術はお任せ。こちらはそれを頼りにフライング理論の実践。先に飛び込む。 不思議と福本先生の指揮と相性がいい。由紀先生の特訓が随所で生きている。 特にハイポジションで全員で立ち上って弾くばかりにアピールする箇所だ。 自然にヴィオラの全員が心を一体化させている。最も音楽が美味しい所だ。 ヴィオラをやっていて良かったと思いながら弾くのだが今回は違った。 楽しみは演奏が終わってから味わうものだ。弾きながらでは遅れてしまう。 オーケストラの理論の完成に近づくために年甲斐もなく参加している。 すべての興味は脳科学の確立のために湧いてくる。飽くなき好奇心。 そのためなら何でも利用しようとする利己的な自分。仮面性。理論通りだ。 帰宅途中に何人にも知り合いに出会った。名大の教授は数年ぶりだ。 チェロを弾く学校の先生にも。皆さん、懐かしがって話しかけてくれる。 綿のように疲れ果てたのに、音楽と人の優しさに包まれた一日だった。 |
音楽と芸術と感動
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音楽と芸術と感動についてのコーナーです。(http://homepage2.nifty.com/prohits)
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[7月24日] やはり音楽は言葉だ
今日は早朝テニス。猛暑だ。炎熱だが、東山センターの一人壁打ちはまだ快適だ。 緑の木立に囲まれて時折吹いてくる風が殊更涼しく感じられる。ノート持参で書き物。 飽きると二刀流テニスで閃きを待つ。出ない。コートに戻り11時過ぎまでゲーム。 冷水から温水シャワー、昼食の後はたっぷりのお昼寝タイム。夜に備えるのだ。 そして待望の宗次ホールへ。マドンナ大谷康子さんの率いる東海地方の若手音楽家。 勿論東京音大や芸大、桐朋それに愛知県芸等で活躍中だ。オール・ヴィヴァルディだ。 同じような試みは知立市のリリーホールで前に聴いた。N響の元コンマス、山口氏で。 だからホールを始め比較の楽しみがある。と思ったら意外な展開が相次いだのだ。 元々弓の本家の杉藤さんとはサロンで下手なヴィオラを聴いて頂いている。お嬢さん。 お母さんそっくりの愛らしい娘さん。最初の二つのヴァイオリンの為の協奏曲の第1ソロ。 その後もコンミスで大活躍だ。おや、チェロがなかなかいい。父親そっくりのいけ面だ。 開演前に見知った顔が入ってくる。なんと名大でご一緒していた数学の大沢教授だ。 つい先日、数学コンクールについて出版されたばかり。京大出のユニークな教授だ。 その息子さんだって。しかも若手ホープの指揮者角田氏の薦めで名工大から芸大へ。 休憩中にマドンナ大谷さんがロビーでCDのサインに来られたので念願のお話をした。 明日県芸へ行きわがマドンナの百武由紀先生にヴィオラのレッスンを受けることなど。 先日の弦楽四重奏の演奏したショスタコーヴィッチの8番への思い入れも。 そして大沢君のお父さんの大沢先生を紹介。聡明で才媛。さすがに売れっ子だけある。 そして後半。「四季」全曲。今日のグァルネリはなんという響きだ。イタリアの青空。 300年の年月を経て今も尚、その艶やかな豊かな響きをホール一杯に反響させる。 それを味わいながら弾く高度の技術。すごい。ショスタコの8番の奏法とは大違いだ。 百選練磨の鍛え抜かれた芸術を存分に味わった。ホールがいささか殺風景に感じた。 これでシャンデリアにして、目立たない移動カメラを飛び回らせる。3D動画の時代だ。 アンコールに飛び入り。江戸家猫八師匠が登場。得意の鳥の物真似で「春」をコラボ。 若手の音楽家が仏頂面でもいい。個人的にはイ・ムジチの余裕の対話が好きだ。 ヴェネツィアの近くにパドヴァという古い街がありタルティーニが開いた学校がある。 ガリレオ=ガリレイが宗教裁判で追放されて近年法王が謝罪し通りの名になった。 大谷さんのトークに改めてイタリアの各地の思い出が甦った。祭りのペルソナも! |

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[7月24日] やはり音楽は言葉だ
今日は早朝テニス。猛暑だ。炎熱だが、東山センターの一人壁打ちはまだ快適だ。 緑の木立に囲まれて時折吹いてくる風が殊更涼しく感じられる。ノート持参で書き物。 飽きると二刀流テニスで閃きを待つ。出ない。コートに戻り11時過ぎまでゲーム。 冷水から温水シャワー、昼食の後はたっぷりのお昼寝タイム。夜に備えるのだ。 そして待望の宗次ホールへ。マドンナ大谷康子さんの率いる東海地方の若手音楽家。 勿論東京音大や芸大、桐朋それに愛知県芸等で活躍中だ。オール・ヴィヴァルディだ。 同じような試みは知立市のリリーホールで前に聴いた。N響の元コンマス、山口氏で。 だからホールを始め比較の楽しみがある。と思ったら意外な展開が相次いだのだ。 元々弓の本家の杉藤さんとはサロンで下手なヴィオラを聴いて頂いている。お嬢さん。 お母さんそっくりの愛らしい娘さん。最初の二つのヴァイオリンの為の協奏曲の第1ソロ。 その後もコンミスで大活躍だ。おや、チェロがなかなかいい。父親そっくりのいけ面だ。 開演前に見知った顔が入ってくる。なんと名大でご一緒していた数学の大沢教授だ。 つい先日、数学コンクールについて出版されたばかり。京大出のユニークな教授だ。 その息子さんだって。しかも若手ホープの指揮者角田氏の薦めで名工大から芸大へ。 休憩中にマドンナ大谷さんがロビーでCDのサインに来られたので念願のお話をした。 明日県芸へ行きわがマドンナの百武由紀先生にヴィオラのレッスンを受けることなど。 先日の弦楽四重奏の演奏したショスタコーヴィッチの8番への思い入れも。 そして大沢君のお父さんの大沢先生を紹介。聡明で才媛。さすがに売れっ子だけある。 そして後半。「四季」全曲。今日のグァルネリはなんという響きだ。イタリアの青空。 300年の年月を経て今も尚、その艶やかな豊かな響きをホール一杯に反響させる。 それを味わいながら弾く高度の技術。すごい。ショスタコの8番の奏法とは大違いだ。 百選練磨の鍛え抜かれた芸術を存分に味わった。ホールがいささか殺風景に感じた。 これでシャンデリアにして、目立たない移動カメラを飛び回らせる。3D動画の時代だ。 アンコールに飛び入り。江戸家猫八師匠が登場。得意の鳥の物真似で「春」をコラボ。 若手の音楽家が仏頂面でもいい。個人的にはイ・ムジチの余裕の対話が好きだ。 ヴェネツィアの近くにパドヴァという古い街がありタルティーニが開いた学校がある。 ガリレオ=ガリレイが宗教裁判で追放されて近年法王が謝罪し通りの名になった。 大谷さんのトークに改めてイタリアの各地の思い出が甦った。祭りのペルソナも! |
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[7月14日#2] 今日は偶然の重なる日だった
今や焦りを待つ身となった感がある。周りの人が皆成功する中で自分だけ朽ちて行く。 20年近くこのちっぽけな頭脳で考えに考え抜いた挙句に、得られた結果は悲惨だ。 先日講演した、「モーツァルトは生命の息吹」が余りにも的を得ていたのだ。偶然か。 さらに早朝に自殺についてコメントする日記を書いたばかりなのにNHKで取り上げた。 幸いというか興味が手広く散漫だ。天気が良ければテニスで憂さを晴らすところだ。 生憎雨模様。そこで気晴らしに図書館にとも思ったが何の気なしにオアシスに向かった。 モーツァルトの死因について確認したいのだ。自説はどの程度客観的かどうか知りたい。 アートライブラリーに行こうとしたら吹奏楽の演奏があるではないか。横須賀音楽隊だ。 急いで両さとみさんにメールを入れる。反応なし。仕事中だと思うからだ。でももうすぐだ。 電話してみる。そしたらなんとラシックにいてすぐに行きますだって!休みの日だって! チヤガールやマーチングバンドこそないがれっきとしたフルバンドだ。海上自衛隊だもの。 フルート、ピッコロ、クラリネットに並んでオーボエ、ファゴット、フレンチホルンもある。 チューバは3本。演奏が始まると早速からだの血が騒ぐ。小中学生の記憶が甦る。 TV番組の「匠(たくみ)」のテーマ、映画「サウンドオブ・・」からのテーマなど感動だ。 上手い。サンバなど観客の手拍子を自然に誘う。さとみさんも吹奏楽出だって。 当然ながら最後は敷島行進曲。いわゆる軍艦マーチだ。緒戦から敗戦そして戦後。 TVでは池上名物教授が日米安保を解説するではないか。これもが偶然なのだ。 TVを観ているうちに質問者が台本に従っている確信を持った。当たり前のことだ。 吉田茂、岸信介、そしてアメリカの戦略から沖縄の基地問題まで映像で解説する。 なるほどと思う。資本主義の範囲内であの学生運動をうまく忘れさせる手法か。 私はノンポリだったが故に、今になって政治に興味が湧く。騙され易い理由があるのだ。 兎も角、吹奏楽のあとの赤福茶屋の2ヶ盆と北館で飲んだカプチーノは格別だった。 |

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[7月9日] 音楽における束縛と自由
今日は名フィルを聴いた。今までになく洒落た国際感覚の演奏、そのくせ重厚でもある。 テーマはパリとあるがむしろアメリカのジャズとドイツ的クラシックの対決ですらある。 そして中間には、フランスのエスプリが2台のピアノのためのコンチェルトで表現される。 曲によって配置が目まぐるしく変わり、色彩的な音色がステージを絵画のように彩る。 おや、と思うことがしばしば。クラリネットが抜群のリズム感だ。うーむ、オーボエがいい。 トランペットもいい音。木管、金管、打楽器、ピアノに対し弦楽器は雨の為か響かない。 ガーシュインの「パリのアメリカ人」、プーランクの2台のピアノのための協奏曲。 そして休憩後のサンサーンスの交響曲第3番「オルガン付」。指揮は円光寺雅彦氏だ。 大曲だ。どれも変則リズムだらけの上、各々の楽器のメロディもフレーズもずらしてある。 サンサーンスでは上手の先のコントラバスも、下手の先のピアノも大分遠く感じられる。 そうか「動物の謝肉祭」が記憶にあるからだ。そしてなんと言ってもホールのオルガン。 全体に荘重に響き渡る。どれも美しい音楽だが今回はこれまでとは別な感慨を持つ。 美しさはすぐにかき消され、長くは続かない。ソロのメロディが楽器を渡り歩く。新鮮だ。 聴いている自分が曲の意図、つまり作曲者の意図を聴き取ろうとしているのが分かる。 そして指揮者が複雑な棒でいかに譜面に忠実にそれを引き出そうとしているかもだ。 今、プログラムを見直した。それぞれの曲に演奏時間が18', 19', (休憩15') 36'とある。 そこで次第に何が隠されているか、今日のコンサートがどういう意味か分かってくる。 時間だ。作曲者は時間をかけて作曲し、演奏家は忠実に従う。そこにあるのは束縛。 けれども我々聴衆は自由に音楽を楽しめる。さあ感覚の主体は集団とどう関わるか。 目と耳の協調は分かった。今の瞬間瞬間に流れる音楽を脳がどう処理しているのか。 音楽から得たことは山ほどある。成果を早く公表する努力をしなければ。時間がない! |

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