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[4月19日#3] プログラムの完成
いよいよ本番が木曜日と迫って来た。これまでとは違う。身体が反応している。 まるで病気だ。そうか病気とは身体が反応することなのだ。二つの発見がある。 シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の曲目解説と演奏者紹介をまとめているのだ。 この曲がなぜ長いのか。当初90分!実際のCDでは40数分とさまざまだがその理由だ。 それにピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、そしてコントラバス(KB)という編成。 なぜ変則的な編成にしたのか? 若干22歳という作曲年齢。作品番号は114だ。 作曲者シューベルトの精神分析を試みる、というと大袈裟だが、それ位しないとと思う。 一つには依頼者の問題がある。チェロの名手だ。シューベルトはチェロには詳しいのだ。 「アルペジォーネ」というチェロのソナタや「死と乙女」の作品でチェロの技巧を随所に。 ピアノには独特の響きがあるが歌曲の王でもある。チェロ弾きからの依頼だ。どうする? よし来たと引き受ける。総当りだ。ピアノはユニゾンで響かせる。チェロにもソロを沢山。 ヴァイオリンにも高音部で対比させる。あれ、低音が足りない。リズム感が出ない。 そこで思いついたのがKBだ。名案だ。ジャズでもピチカートは多用されて主役の一つだ。 これがこの曲を類稀な名曲にした。KB奏者ならきれいなピアニストと弾きたい曲だ。 なにか誰か忘れている。ソロとか主旋律と言うとき、その道の通なら隠し味を考える。 室内楽の場合の隠し味は内声部の働きだ。勿論ヴァイオリンが主導なのは定番だ。 しかし曲想は殆どの場合第2ヴァイオリンとヴィオラが受け持つ。しかし変則編成だ。 第2ヴァイオリンがいないのだ。その分お鉢がヴィオラに回ってくる。二人分以上だ。 こうして5人に平等に歌を歌わせると共に合奏という演奏の楽しみを与える曲になった。 解説には脳の仕組みについて触れた。音楽が頭脳と密接な関係があることが分る。 |

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