被シュート数別成績 「南アフリカW杯―岡田ジャパンのここまでの成績と最近の調子」で、岡田ジャパンは被シュート数が少ない(平均7.6本。45試合中25試合で「8本未満」)ことを指摘しました。被シュート数が少ないのは、高支配率によるところが大きいので、支配率の分析と重なる部分がありますが、「被シュート数8本以上」「被シュート数8本未満」にわけて分析してみたいと思います。
【岡田ジャパン・被シュート数別成績】
【被シュート数8本未満】
【被シュート数8本以上】
「被シュート数8本未満」の25試合中負けたのは1試合のみ。これは、ベストメンバーでなく、テレビ中継もなかったアウェイのバーレーン戦で無視してもよく、実質無敗と言えます。平均得点2.16、平均失点0.28(「2失点以上」なし。「流れ失点」3点のみ)、平均支配率61.0%(下回ったのは2試合のみ)と夢のようなデータです(笑)。
しかし、この25試合中「強豪」と言えるのは、ウズベキスタン・オーストラリア・南アフリカの3試合のみ(ウズベキスタン・オーストラリアは、W最終予選の日本ホームでの試合だったため、ともにかなり守備的で被シュート数が少ないのは当然とも言える試合。また、南アフリカは監督が交代した直後の試合で、完成度が低いときだった)。この3試合を除いた残りの22試合の対戦相手は、楽に支配できるW杯本番とは結びつけようもない弱い相手だったのです。つまり、岡田ジャパンの45試合中半分に当たる22試合は、強化とはほど遠い試合(とりあえずこなしたという試合)だったと言えます。
「被シュート数8本未満」の25試合中、支配率が下回ったのはわずかに2試合だけです(最低でも48%)。すでに指摘しているとおり、1次リーグの3試合では支配率が下回ることが濃厚ですから、3試合とも8本以上シュートを打たれる可能性が高いはずです。そうすると、「被シュート数8本未満」の時のデータは本番では役に立たず、「被シュート数8本以上」の時のデータを見れば、本番でどのような結果になりうるかが想像できることになります。
「被シュート数8本以上」の時の相手は、当然それなりに骨っぽい相手なので、得点は少なく、20試合中「2得点以上」は4試合しかありません。
被シュートが多いこともあって、失点も当然少なくなく、20試合中10試合で「2失点以上」しています。特に、W杯予選のオーストラリア戦以降では、「被シュート数8本以上」の9試合中8試合で「2失点以上」しているという厳しい状況が続いています(「流れ失点」そのものはそれほど多くないですが)。
報道では、さらに守備的な戦術を取る可能性が示唆されていますが、過度に引いてしまうと被シュートが増えるため、結果としてこじ開けられてしまう可能性が高いと思います(流れからは取られないとしても、セットプレーの守備機会が増える)。
岡田ジャパンは、ボールを支配して、自分たちのペースで戦えたときに、力を出せる(出してきた)チームです。しかし、W杯出場国レベルのチーム相手では、そもそもボールを支配することすらできません。支配率が下回る(被シュート数が多くなる)可能性が高い本番では、日本代表は、この4年間の蓄積をほとんど生かせないまま戦わなければならないと言えます。守ってカウンターを狙うといっても、弱い相手とばかり戦ってきたので、相手のカウンターを受けたことはあっても、こちらがカウンターで仕掛けること(さらには、カウンターで点を取ること)はほとんどありませんでした。1ヶ月前に作ったばかりのチームでW杯本番に臨むようなものなのかもしれませんね。
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どうせならチーム鹿島で戦うってのはどう?
マルキの代わりのFWは使うとしてさぁ
2010/6/11(金) 午後 7:28
NHKで中田英が出演ww開幕戦は多分福西も現地解説では?日本の解説では宮本もいるみたいですし。当時は孤立してた?衝突した?など話題があった組み合わせです。
でも、
結果だけでなく、印象も4年前の代表の方が強かったと思えます。8年前の代表も今より強かったのでは!?と思ってしまう今日です。。
そのどちらも中田英がいましたね☆
改めて海外で活躍した先駆者&カリスマ的扱いだけでなく、中盤での存在感など実力が高かったことを感じます。
中田?の代名詞だったキラーパス・・今の代表サッカーはこれが全然耳にしません。キラーパスを成功させることは難しいかもしれないですが、とてもシンプルな攻撃だと思うんですよね。
日本はサイド攻撃を売りにしていますが、それだけやっていても、相手に読まれます。その伏線としてサイドチェンジがあって、なおかつシンプルな攻撃・・このキラーパスが混ざって、さらにサイド攻撃の切れ味が増すと思うのに・・・と今更ながら考えてしまいます^^;
2010/6/11(金) 午後 10:51
>はな吉さん 鹿島の方が完成度はずっと高いですからね〜。
2010/6/12(土) 午後 10:48
>24さん 今回よりは4年前の方が強いような気がしますが、4年前でさえも3試合とも15本以上のシュートを打たれていました。そういう意味では4年前もたいして通用してなかったわけです。8年前の方がさらにましだったのかもしれませんね。
今の日本代表はサイド偏重で(それも長友の左サイドばっかり)、中央からの攻撃が少ないですよね。中央の速い縦パスという意味でも、遠藤より憲剛を使って欲しいと思うんですが。。。
2010/6/12(土) 午後 10:52
4年前も結果だけでなく、データもダメだったんですね・・・開幕直前のドイツ戦が、私的にインパクトが大きく、日本が強く躍動して、これまでにないぐらい可能性を感じた試合だったので、忘れられないんですよね^^。その前の年だった?コンフェデも良かったし。
私も、コメした時、今の代表で考えたら、最初に憲剛が浮かびました☆中央からのラストパスに繋がるボールが出せますからね!!
スイスの2試合は、今野起用で実質3バックですよね。多分守備的戦いを決意しての起用だったと思います。+3ボランチwwそれでオウンゴールがなければ、守備に一定の手応えがあったと期待したいですが。。でも、個人的には守備に不安ある内田の攻撃意欲を買いたいですし、内田に難があるなら、駒野のクロスに期待したい。やはり守備重視は面白くないですからね。。とはいえ、もしかしたら初戦守りきって、オランダも守りきって結果が出たら撤回しますけど^^;
2010/6/13(日) 午前 0:14
確かにあのドイツ戦のインパクトは大きかったですね。あのときは希望を持ったものです。。。
遠藤は遅攻が多いので、思い切ったスルーパスやサイドチェンジができる憲剛のほうが得点の可能性が高まると思います。
2010/6/13(日) 午後 11:01