全体表示

[ リスト ]

 ハーフナーの先発はここまで5試合だけ。今回の欧州遠征では前田が怪我で離脱したため、フランス戦でハーフナーが先発となったわけで、これまでの起用法を考えればザッケローニ監督の評価は「前田>ハーフナー」であることは明らかでしょう。
 前田の代表での良さは、前線からの守備、ポストプレー、ポジションニングなどでしょうが、物足りない面があるとすれば、個人で打開することができないところでしょう。ただ、現状の代表では、1トップには自ら点を取ること以上に、つぶれ役となって2列目を生かすことが求められているように思います。そういう意味では前田は適任なのかもしれません。しかし、1トップがもう少し個の力で打開でき、相手の守備陣に脅威を与えることができれば理想的です。
 
 そこで、Jリーグで1トップを務めている選手、または務めることができると思われる選手について、データの面から前田に取って代わる選手がいないか分析してみます。
 
イメージ 1
*第31節までのデータ。ハーフナーと李については、昨季のデータ。
*Jリーグの選手については、90分平均の「敵陣空中戦回数」の多い順に並べています。
*「平均」は、90分平均。
 
敵陣空中戦
 南アW杯では本田が1トップでしたが、GKのロングフィードはほとんど本田が競ることになり、本田の負担は大きかったと思います。本田は必ずしも空中戦が強いわけではないので、W杯における川島のロングフィードの成功率は低かったのを覚えています。せっかくピンチをしのいでゴールキックになっても、そのボールが相手に渡ってしまえば、また守備をしなければならず、チーム全体の負担になります。GKのゴールキック・ロングフィードをマイボールにするためにも、1トップには一定の空中戦の強さが求められます。
 敵陣空中戦総数では豊田がダントツですが、90分平均では都倉田代も多いことがわかります。この2人は勝率も高いのが特徴です。空中戦の強さだけならば、この3人は前田やハーフナーに取って代わることができるかもしれません。都倉が代表レベルかどうかは微妙ですが、豊田は現在得点ランキング2位と得点力がありますし(攻撃のチャンスが少ない鳥栖でこれだけ点が取れているのは評価できるはず)、田代は代表経験があり、ポストプレーも上手い方なので、豊田田代は代表候補になり得るでしょう。
 佐藤寿の空中戦回数が少ないのは当然でしょう。そもそも戦術的にそういう役割を期待されていません。昨季のの空中戦回数が少ないのも同じ理由によるものでしょう。
ドリブル
 表の選手の中で最もドリブルの回数が多いのは大迫です(総合でも6位)。前田もハーフナーもドリブルの回数は多くなく、個人で打開できるタイプではないと言えます。1トップに個人の打開力を求めるなら、ドリブル成功率の高さを考慮すると、大迫が適任ということになります。大迫は、敵陣空中戦の回数と勝率が前田とほとんど変わりません。また、ここ数試合のリーグ戦でもポストプレーが冴えています。そういう意味では前田の代わりが務まる可能性があると言えますし、前田よりも個人での勝負を期待できます。
 は先発こそ多くありませんが、すでに代表でそれなりの実績を残しています。前田よりはテクニックに優れていますし、周りをうまく使える選手でもあります。復調してくれば、前田のポジションを奪う可能性はあるでしょう。
エリア内シュート
 大事なのは決定率です。表から一目瞭然なのは、大迫エリア内シュート決定率の低さです。鹿島はチーム全体のシュート決定率が10.1%で、新潟・札幌に次いで低いチームですが、その同僚である興梠(22%)やドゥトラ(13.3%)と比べても大きく劣ります(括弧内はエリア内シュート決定率)。せっかく敵陣空中戦・ドリブルも水準以上で、ポストプレーも上手いのに、シュート力が低いのはもったいないです。
 得点ランキング上位20位の中で、最もシュート決定率が低いのはレアンドロ・ドミンゲスですが、この選手でさえエリア内シュート決定率は10%です。ざっと調べた中では、得点ランキング上位でエリア内シュート決定率が1ケタの選手はいませんでした。逆にエリア内シュート決定率が高い選手は、高木俊(57.1%)、マルキーニョス(38.5%)、レアンドロ(35%)などです。上の表と合わせて考えると、エリア内シュート決定率は30%以上ならば十分合格点と言えそうです。
 都倉佐藤晃は代表レベルかどうかは微妙なので、エリア内での勝負強さの観点からは豊田佐藤寿が候補となるでしょう。
まとめ
 現在の1トップのレギュラーは前田。ハーフナーは先発では厳しく、現状ではパワープレー要員とならざるを得ません。前田に取って代わる可能性があるのは、「空中戦の強さ」を重視するなら、豊田田代。「個人での打開力」を重視するなら、大迫。「エリア内での勝負強さ」を重視するなら、豊田佐藤寿
 この中では、佐藤寿は空中戦で勝負できないので、今の代表の1トップには相応しいとは言えません。残った4人の中で、田代は怪我が多く現時点で代表招集は難しいでしょう。そうすると、現実的に招集の可能性があり、前田を脅かす1トップの候補は、豊田大迫ということになります。李は、もともと代表に呼ばれていた選手なので、コンディションが戻ればすぐにでも呼ばれるでしょう。豊田・大迫は、来年の夏に東アジア選手権があるため、そこで呼んでみてはどうかと思います。

閉じる コメント(2)

ザックは基本的にメンバーをテストするということをしていないため、主力が抜けると弱さを感じます。
W杯予選を突破できるのは確実なので成熟も大切ですけどオプションを増やすことが大事ですよね。
特に前田がいなかった欧州遠征は前線の出来がよくなかったので早急になんとかしてほしいです。

2012/11/11(日) 午後 11:27 貴公子

もう少しいろいろな選手やフォーメーションを試してもよいと思います。3-4-3は上手くいった試しがないですが、2トップは試してもよいと思いますし。

2012/11/14(水) 午後 7:54 PRO-3


.
PRO-3
PRO-3
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事