支配率別データ【支配率別成績】 *()内の数字は、岡田ジャパン。
【支配率別得失点分布】
ザックジャパンでは、支配率による勝敗傾向は特に見られません。
ただ、岡田ジャパンと比較すると、4年間で攻撃力が大幅にアップしたことがわかります。「支配率49%以下」では、岡田ジャパンの時には1試合平均0.98点しか取れていませんでしたが、ザックジャパンでは1.75点とれています。「流れからの得点」も大幅に増えています。岡田ジャパンでは、「支配率49%以下」の12試合中、「2得点以上」は2試合しかありませんでした。これは、ある程度ボールを持てないと点を取れなかった、つまり、相手が強いチームだと点が取れなかったことを意味します。今の代表は、支配率による「流れからの得点」の差がなく、どういう展開になっても、崩して点を取れるようになったわけです。 一方、ザックジャパンでは、「支配率54%以下」での失点の多さが目立ちます。岡田ジャパンの時よりも強い相手と対戦しているということもありますが、相手が強く、あまりポゼッションできない時は、1点は取られてしまう可能性が高いということです。 ちなみに、FIFAランキング30位以上(対戦当時)のチームとは12回戦っていますが、「支配率55%以上」だったのは3試合だけです(韓国○3−0[親善試合]、オーストラリア△1−1[W杯最終予選]、イタリア●3−4[コンフェデ])。強豪相手にはポゼッションで大きく上回る可能性は低いと考えられるので、グループリーグの3チーム相手には1失点は覚悟しなければならないと言えます。 得失点パターン【得失点パターン】 *アジアカップの延長戦は1/3試合とカウント。 *「C」「F」は、CK、FKがアシストになる得失点。「c」「f」は、CK、FKのこぼれ球や2次攻撃。
<攻撃> 支配率の分析でも指摘しましたが、ザックジャパンの攻撃力は大幅にアップしています。 1試合平均の「流れからの得点」は1.29。総得点に占める「流れからの得点」は69.4%。オシム・岡田時代よりも、流れから点を取る力が明らかに上がっています。
一方で、セットプレーの得点が少ないことが問題です。1試合平均では、岡田ジャパンの半分ほどです。 特に問題なのはCK。ザックジャパンは52試合を戦いながら、CKからの得点数は、わずか20試合しかしていないオシムジャパンと大差ありません。CKが直接アシストになる得点(「C」)にいたっては1点だけです。これはどう考えても、「高さ」がないことが原因でしょう。現代表は、直前の親善試合でもそうだったように、ショートコーナーを多用しています。これは、「高さ」では不利なことを自ら認めていることであり、当然、対戦相手は日本のショートコーナーは織り込み済みだと思います。 また、直接FKの得点も2点しかありません。直接FKを蹴ることが多い、本田のキックの精度の問題でしょう。あのデンマーク戦のFKのイメージが強いですが、本田のブレ球FKの精度は高いとは言えません。本田よりも遠藤が蹴った方が得点の可能性は高いような気がします。
流れから点を取れるようになったのは、大きな進歩です。攻撃力は代表史上最強と言ってもいいでしょう。しかし、守備を固められれば、そう簡単には崩して点を取ることはできません。やはりセットプレーは重要です。今更どうしようもないことかもしれませんが、セットプレーの得点が少ないことは、大きな懸念材料です。
<守備> 過去の代表と比べ、強い相手と戦ってきたことを考えれば、「流れからの失点」が少し増えていることは、仕方ないことだと思います。
得点と同様、CKが問題です。CKが直接アシストになる失点(「C」)が6点もあります。このうち、頭で合わせられたのは4点ですが、オシム・岡田ジャパンでは1点ずつしか許していません。やはり、高さで劣勢なことが原因だと考えられます。
その他には、カウンターとミドルシュートの失点が多いことが気になります。
【まとめ】 |
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攻撃陣は海外リーグでも有力なチームに選手を輩出していますし、期待できそうですね。守備に
関しては旧態依然という状況ですが、いかにリスクマネジメントできるかが鍵になりそうですね。
一方でセットプレーでの不満は私も感じます。本田の精度の悪さもありますが遠藤も全盛期を
過ぎ、キックの精度は落ちているかなと感じます。所属チームでもセットプレーでの得点が
減っているはずです。こういう頼みの綱がないのでGL突破は微妙ですかね。
2014/6/12(木) 午後 7:38
確かに遠藤のキックも衰えているような気がしますね。コントロールはいいけどあまりパワーがないし。ショートコーナーも研究されていると思うので、厳しいですね。
2014/6/13(金) 午後 6:47