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次に、W杯に出てくるような強豪国とはどの程度戦えていたのかを分析します。
「強豪国」の定義は、以下の通りです(あくまでも私の勝手な定義です)。 1.対戦当時のFIFAランク50位以上(ただし、メンバーがほぼ2軍だったり、モチベーションが低い場合を除く)。 2.FIFAランク50位未満だが、それなりのレベルの相手(ザンビアなど)や、公式戦におけるアウェイ戦の相手(ウズベキスタンなど)。
【強豪国との対戦成績】 【岡田ジャパンとの比較】
ザックジャパンでは全部で22試合あります。興味深いのは、2013年より前の対戦では、ブラジル戦を除き守れてはいましたが、「2得点以上」は1試合しかなく、それなりの相手になると攻撃が通用していなかったことがわかります。ところが、2013年に入ってからは、失点が増えましたが(強い相手と対戦することが多かったので仕方ない面も)、強豪相手にも点が取れるようになってきました。
<攻撃>
岡田ジャパンの時の強豪国との対戦成績と比べると、得点力が大幅に上がっています。岡田ジャパンでは17試合中「2得点以上」は2試合しかなく、攻撃は通用していませんでしたが、ザックジャパンでは22試合中「2得点以上」は7試合もあります。
得点パターンでは、「流れからの得点」が非常に多いです。以前の代表とは比べものになりません。強豪国相手でも攻撃は通用すると言えます。一方で、セットプレーとクロスの得点の少なさが目立ちます。クロスの得点の少なさについては、意図的なのか無意識なのかはわかりませんが、中央を崩そうとする傾向が強いことが原因の1つと考えられます。ザックジャパンの4年間を通してセットプレーとミドルシュートの得点が少ないことを考えると、「中央からの崩し」を研究された時に苦しくなるかもしれません。
<守備>
岡田ジャパンよりは強い相手とやっているので、失点が多いのは仕方ない面があります。ただ、「流れからの失点」を見ると、ほとんど差がありません。前回も指摘しましたが、問題はやはりセットプレーの守備でしょう(特にCK)。
もう1つ気になる点は、先制されることが多いことです。強豪国との対戦ここ12試合中(欧州でのブラジル戦以降)11試合で先制されています(右端の※)。そのうち8試合がおおむね前半30分までに失点しています(※の右の数字)。 当該11試合の先制点の内訳は、以下の通り。 クロス 4 クロスによる失点はしかたないとしても、その他の7点については防ぎようがあったのではないかと思います。
直近のベルキー、コスタリカ、ザンビア戦は逆転できましたが、それ以外の先制された試合では勝ちがありません。そう頻繁に逆転できるはずもないので、あっさり失点しないよう慎重に試合に入る必要があると言えます。 【まとめ】 |
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攻撃は偶然もあるので点が取れなくもなさそうですしGL突破したらPKもあるので大丈夫だと
思っているのですが、ご指摘通り守備は不安かと。最近のW杯は得点が少なくなっているので
失点すると相当苦しくなりそうですね。
2014/6/13(金) 午後 7:42
守備は本当に不安ですね。。。早い時間帯に先制されなければ、なんとかなるようにも思えるのですが。
2014/6/14(土) 午後 9:46