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T「引き取りにきてくれてありがとう…」
K「お役に立てるかはわからないですけどね…」
(YN:何かお邪魔というか、声をかけにくい雰囲気というか、そんなご様子で、俺は思わず店の側の壁に隠れた。
幸いそれに気がつかなかったのか、なんだか話は延々と…)
K「…そんな隠し子だからって、俺は…」
T「陽ちゃん…」
Y「…」
TRRRR…
T「あ、携帯鳴ってる… じゃぁ子供の事、宜しくお願いします…」
K「後のことは俺に任せて下さい…」
T「本当に悪いね… じゃぁな、また後ですぐくるからね…」
h「あ…」
(YN:その時、突然その北山の正面の方の携帯が鳴り出した。
そうして、その着信を確認しただけで用件がわかったのか、飛び出すような勢いで、
その人は携帯を片手に店を出ていった… そして、その場に残った子供と北山は…)
h「いっちゃったぁ…」
K「大丈夫だよ、すぐ帰ってくるからね…」
h「うぁぁぁぁ…」
K「洋大…」
h「いやーだー!!!」
Y「…」
(YN:それに隠し子って、北山の隠し子ってこと…?
一方、その子供はぐずりだしたようで、北山に頭をポンポンと触られると、その後…)
K「大丈夫だよ、そんな泣かなくても…」
h「ぎゃぁぁぁ…」
K「あらららら…」
(YN:しゃくりあげてたのが、段々音量を上げて、泣きじゃり始めてしまい、本人はその子を
抱き抱え、俺が隠れた反対側の出口から周囲を気にしつつ、慌てながら店を後にしていった…)
Y「どういう事…?」
(YN:ひょっとして、俺はとんでもない現場に居合わせたの…?)
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