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黒沢家訪問編by script

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(YN:もう、どっちでもいいよ…
とは言いつつも、あの現場のやりとりが真相なら、考えなければいけない問題がたくさんある気がする。
もしかしたら、実際に何か、俺たちだって、向き合わなければいけない事だって、あるのかもしれない…
 だけど…)

KK「安岡ー。行こうよー。」
Y「黒ぽん…」
KK「もう、今日は俺、安岡の為に腕ふるっちゃうよ…」
Y「…はいはーい、でも黒ぽん、それさ、このデパートの中で振り回さないでよ、普通、
デパートの洋服売り場でねー、伊勢海老に喜ぶ人も珍しいよ…」
KK「えー、でも、結構これダシ出ると思うよー。」

(YN:まぁ…、その現場を慌てて急いで黒ぽんに言わなくても大丈夫かな…)

KK「村上たちさ、今日は何か酒井の実家でのんびりした分、ハイテンションになりそうだよねー。」
Y「そうじゃなくても、今日は酒井さんのワンマンショーになりそうじゃーん、
それにリーダーと北山が突っ込み入れるんでしょー…」
KK「まぁねぇ…」

(YN:この時点では、せっかく、俺をもてなそうとしてくれる、黒ぽんに要らぬ
不安を与えないように、俺はあえて現場の事を触れないまま、黒ぽんの家に戻った。

ただ、もしかしたらそれは、黒ぽんの為と言うよりも…、
きっと"理由"を知りたかったのかもしれない…

で、それから数時間後、秘密を抱えてるであろう、さっきの人は黒ぽんとのやりとりにあった
ように、名古屋に向かって、リーダー達と合流するのに、今度はリーダーに電話中のご様子…
でも、あの時の電話でのやりとりが、まさかこんな形で伝わるとは俺は知る由も無かった…)

M《はい…》
K「もしもし、リーダー?」
M《おう、北山…》
K「雄二の実家はいかがでしたか?」
M《あぁ、久し振りだったからな、久し振りに親御さんに会ったし…色々、話もしたしな…》
K「昨日は宴会でもやってたんでしょ、たぶん…」
M《まぁ、多少はな…》
K「ちゃんと、宴会の余韻は抜けてますか?」
M《んな、当然抜けてるに決まってるだろ… 
それより、そういうおまえこそ、ちゃんと名古屋向かってるのか?》
K「それは大丈夫ですよ、その報告で電話してるんだから…」
M《って今どこいらだ?》
K「今新幹線の中だけど、静岡じゃなくて豊橋過ぎたトコだから…」
M《なんだ、それならいいけど… 
まさか『実はまだ東京にいる〜』とか抜かすかと思ったぞ、てっきり…》
K「まぁまぁ、俺は大丈夫だけど…」
M《え… "俺は大丈夫だけど…"って続きは何だよ?》
K「実は安岡が…」
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(YN:あの子が北山の隠し子? そりゃ、似てるかどうかなんて確かめてないけど…)

Y「まさかね…」

(YN:まぁ、話が深刻そうだったから、何か理由があるかもしれないし、しばらく
様子見た方がいいって事かな… と、その時。)

KK「あっ、いたいた、安岡ー。」
Y「く、黒ぽん!?」

(YN:俺は黒ぽんの片手に持っていたものにびっくり!

だって、黒ぽんってば、洋服屋に行ったはずが、
なんかクーラーボックスを片手に持ってくるんだもん… これは一体…?)

Y「何…それ…?」
KK「あーこれ? 伊勢海老だよ♪」
Y「伊勢海老?」
KK「いや、その洋服屋の店長が、釣り好きな人でさー。"今朝釣ってきたから"ってもらったんだよー。」
Y「あー、そういう事ね…。」
KK「俺が"取りに行く"って電話しておいたからさ、店長もわざわざ
クーラーボックスごと用意しておいてくれてね♪」
Y「よかったね、その店長さんもそんなに喜んでくれたら釣った甲斐あると思うよ…」
KK「もう、今日のカレーは伊勢海老使うよー。 安岡も食べてってねー。」
Y「まぁ、遠慮はしないでよばれるけどさ…。」

(YN:もう、黒ぽんってば… 普通、デパートの洋服売り場のフロアーで、伊勢海老に喜ぶ人も珍しいよ…
もう、こっちはエライ現場見たってのに… でも、そーんな俺の胸中を知らない黒ぽんは…)

KK「で、これ食べる頃、村上たちの公録が始まるし、せっかくだから、ラジオ聴きながら、食べようよー♪」
Y「まぁ…、飲み物忘れないでね…」
KK「うん、今日はワインだねー。 赤かなー、白かなー… 伊勢海老だから白もいいよねー。」

T「引き取りにきてくれてありがとう…」
K「お役に立てるかはわからないですけどね…」

(YN:何かお邪魔というか、声をかけにくい雰囲気というか、そんなご様子で、俺は思わず店の側の壁に隠れた。
幸いそれに気がつかなかったのか、なんだか話は延々と…)

K「…そんな隠し子だからって、俺は…」
T「陽ちゃん…」
Y「…」

TRRRR…

T「あ、携帯鳴ってる… じゃぁ子供の事、宜しくお願いします…」
K「後のことは俺に任せて下さい…」
T「本当に悪いね… じゃぁな、また後ですぐくるからね…」
h「あ…」

(YN:その時、突然その北山の正面の方の携帯が鳴り出した。

そうして、その着信を確認しただけで用件がわかったのか、飛び出すような勢いで、
その人は携帯を片手に店を出ていった… そして、その場に残った子供と北山は…)

h「いっちゃったぁ…」
K「大丈夫だよ、すぐ帰ってくるからね…」
h「うぁぁぁぁ…」
K「洋大…」
h「いやーだー!!!」

Y「…」

(YN:それに隠し子って、北山の隠し子ってこと…?
一方、その子供はぐずりだしたようで、北山に頭をポンポンと触られると、その後…)

K「大丈夫だよ、そんな泣かなくても…」
h「ぎゃぁぁぁ…」
K「あらららら…」

(YN:しゃくりあげてたのが、段々音量を上げて、泣きじゃり始めてしまい、本人はその子を
抱き抱え、俺が隠れた反対側の出口から周囲を気にしつつ、慌てながら店を後にしていった…)

Y「どういう事…?」

(YN:ひょっとして、俺はとんでもない現場に居合わせたの…?)

(YN:この時点では、電話の事なんてまったく知らなかった俺は、
風呂からあがると、出迎えてくれたおつまみに感激していた…

黒ぽん、張り切ってくれたんだろうね… だから、俺たちは俺たちで、乾杯を始めたんだけど…)

Y「いやー、うまいっ♪」
KK「本当? よかったー。」
Y「へへへ… お手数かけますね、色々と…」
KK「そんなことないよー。安岡だって、何だかんだ手伝ってくれたじゃーん。」
Y「ははは… 役に立ってればいいんだけどさー。」
KK「結構いい助手になってくれるよー。ありがとね♪」
Y「いえいえ、そんな人様のご厄介になるんだから、それ位はお手伝いはしなきゃねー♪」
KK「そんないいのにー。 もう、これが酒井だったらさー、
助手っていうより、食べるのに専念しちゃうんだよねー。」

(YN:それ、ある意味黒ポンと似てるかもね…
で、その酒井さんといえば、ご実家では、きっと、こっちも宴会やってるはずだけど…
悪酔いしてなきゃいいけどねー。)

S「へくっしょーい!」
M「おい、手くらい抑えろよ、てめぇ…」
S「まぁまぁ、実家なんだから、気にしないしない…」
M「そういう問題じゃねぇだろぅ…」

(YN:どうやら縁側に腰掛けて酔い覚ましてるのかな? 相変わらずの掛け合いやってるみたいだね…
この2人もほろ酔いかもしれないなぁ…)

M「それにしても、おまえの田舎はなんだかくつろぐよな…」
S「何もない片田舎だけど、梨は豊富だ…」
M「そりゃ、おまえの実家はそうだろ… んまっ、特におまえと北山は、
田舎っていうか、故郷らしい町で育ったんだろうな…」
S「まぁ、俺の帰る場所ってトコよ…」
M「心のより所っていうんだろうな、そういうのを…」
S「そういうこった…」

(YN:2人は"田舎" "心のよりどころ" 酔いの中、そんな事を話していた…

そして翌日の午前中、俺は黒ポンと外に出掛けることになり、
都内のデパートに足を運んでいた。買い物の付き添いってところかな?)

KK「なんか、久し振りかもー…安岡と買い物するなんて…」
Y「そうだねー。あんまり出掛ける機会なんてないし…」
KK「そうだ、俺ここのオーナーと知り合いなんだぁ、ちょっと顔見せてくる…」
Y「いいよ、行ってきなよ、俺その辺でたばこ吸ってる…」
KK「うん、ちょっと待っててー…」
Y「はいはーい。」

(YN:俺は黒ポンが出掛ける合間、デパート内の喫煙所で一服…。
と、なんかあまりにも知ってる、うちのメンバーが…

でも、今日って… もう名古屋入りしてるんじゃなかったっけ?)

Y「あれ、北山?」

(YN:喫煙所のベンチの先には喫茶店があったんだけど、当時者はそこの店の一席に座ってた。
ただ1人ではなく、本人の前にあるテーブルを挟み、男の人と小さな子も座ってる。
そして途切れ途切れに会話が聞こえてきた…)

K「とりあえず明日は俺の鍵渡しておくから、それでどうにかしてね… 
今、ちょっと黒ポンに電話してみるけど…
…え? いやー多分、まだ起きてるから大丈夫でしょ、黒ポンの事だから、
まだ起きてて、カレーの一品でも作ってそうだよ…」

(YN:その発想は合ってるんだけどね…

明日名古屋に出かけるため、親御さんに自宅の鍵を渡そうとしたこの人ってば、
俺が入浴してる間に電話をかけてきたワケだけど、その会話がよりにもよって、
エライ騒ぎを引き起こすなんて、夢にも思わなかったんだよね… そして黒ぽんも…)

KK「うーん… 具は何がいいかなぁ…」

TRRRR… TRRRR…

KK「誰だろ、今度は… はい、黒沢ですっ。」
K《もしもし、黒ぽん? 俺だけど?》
KK「き、北山ー!」
K《すみませんねぇ、この夜分に…》
KK「どうしたの、北山も夜分に…」
K《え… と、ちょっと聞きたいんだけど、黒ぽんさぁ、
この前、俺ん家に来て預けたあの鍵…、今も持ってたりとかしない?》
KK「あー、そっかー。この前、部屋からどっかで見たような鍵が出てきてさー。
どこの鍵かと思ったら、コレ、北山ん家のスペアキーだったんだー。」
K《あっ、やっぱり黒ポンのトコだったんだ、よかったよかった… 
さっき、親にうちのスペアキー貸そうとしたら、見当たらなくて、今探しててさ…》
KK「それでここに電話して…、あー、ごめんごめん…」
K《ははは… 失くしてないならいいっていいって…》

(YN:こうして黒ぽんは突然の電話に、その用件を知ることになる…
でもここで会話が終わってくれたら良かったのに、安易な事言って、話が脱線するから…)

KK「悪かったね、気がつかなくって…」
K《いえいえ、まぁ、うちの鍵がカレーの具になってなくって良かったですよ…》
KK「ちょっとー、そんな事しないってば… まぁ、その前に、安岡のカレーパン食ってるけどねー♪」
K《…安岡のカレーパン?》
KK「いや、プチ家出のおみやげに持ってきたんだよ…」
K《え…? って事はひょっとして… アイツ、またプチ家出やってるの??》
KK「そうだよ、ついさっきウチに来たんだよ…」
K《ついさっきって… この夜分に?》
KK「北山もそうだけど、今回皆が都合よくないからって、
俺のトコにプチ家出の保護者の担当が回ってきたんだよ、もー。」
K《それはそれは… さっき、『北山"も"夜分に』って言ったから、
どういう意味かと思ったら、それの事だったんですね…》
KK「まぁ、おみやげにカレーパン持ってきてくれたから、今回はしょうがないけどねー♪」
K《俺ん家には自分の荷物しか持ってこなかったのに… 
まぁ、2度目になると、それ位弁えるんですかね…》
KK「持ってきてくれたカレーパン、"ビールに合うみたい"
って教えてくれたから、一杯やるトコだったんだよー…」
K《それ、本人がビール飲みたいから、そんな事言ってんじゃ…。 で、その本人は?》
KK「あぁー、安岡だったら、今調度、風呂入ってるよ…」
K《それも入浴中ですか、遠慮のない…》
KK「もうちょっとしたら、風呂から上がると思うよー?」
K《いーよ、俺、黒ぽんには用件あって電話してるけど、本人には用件ないし… 
それより黒ポン、その鍵、あさってのミーティングの時、持ってきてくれる?》
KK「そうだね、わかったよ… そっかー、北山たちは明日の公録の後、新幹線で日帰りなんだよねー…」
K《公録19時に終わるし、それなら日帰り出来るから… 
雄二はもう1泊位したいだろうけど、ちょっとミーティング進んでないからね…》
KK「まぁ、そうだけどねー… 北山は明日名古屋移動して、また東京に戻ってくるんでしょ?」
K《あぁ、午前中"やぼ用"あるから、それ済ませてから、東京駅行って、新幹線で名古屋移動だよ…》
KK「なんだか大変だねー、ホント気をつけて行ってきなよ…」
K《うん、ありがとうね…》

(YN:こんなところで、2人の会話が繰り広げられてたなんて知らなかったよ…

俺に「用件はない」と言いきった本人、俺に用事がなくても、翌日、別の用件があるみたい。
でも、この用件がきっかけで、居合わせた"シークレット"な現場に、俺は立ち尽くすしか出来なかった…

そして、それを言葉にする事も簡単に出来なかったんだ…)

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