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CHABRILLAN 08,2011
7月、8月に入ってから、何だか慌しい毎日を過ごしていました。
夏のイベント関係の撮影が目白押しで、それが落ち着いたと思ったら、
写真の「師匠」の個展が開催されて、そのお手伝い。
そして、突然降って湧いたように決まった、私自身の写真の個展。
その準備などに走り回っていました。
今年の三月にグループ展を開催してすぐに、東北大震災と、福島原発の事故が起こった為、
後続の写真展は「それどころじゃない」といった感じで、キャンセルしていました。
一時は写真を撮る事すら気が進まなくて、人との折衝の機会を持つ気力も萎えていた状態。
展示場所の予約も入れられていなかったので、今年のシーズン中はもう無理と諦めていましたが、
8月頭、偶然立ち寄ったプロヴァンスの小さな村のギャラリーに空きがあったため、
8月12日から9月15日までの一ヶ月間、あれよあれよと言う間に写真展の開催が決まりました。
今回は、額入り21作品の他に、紙焼き作品を貼ったアルバムをポート・フォリオとして公開。
初日はギャラリーの希望で、
「ベルニサージュ」とこちらで呼ばれる、小さなお披露目会を開いて頂きました。
招待状を送られた方や、新聞の広告を見てやって来た方、通りかかって立寄ってくれた方々などに、
お酒などの飲み物や、軽いスナックなど振る舞います。
初めて出会う方々との会話はちょっと恥ずかしかったけど、これも良い勉強でした。
この時一番印象的だったのは、この村に住む有機農業を営む農家の奥さんのお話でした。
こちらでは「エコ・ツーリズム」と言って「農業観光見学」が盛んなのですが、
この奥さんがそれを始めた数年前、
「日本の観光客の人達が大型バスで来てくれるかもね。」といつも言って笑っていたそうです。
フランスでは、「一大観光地」を表す時によく使われている表現です。 「こんな小さな田舎の村にまさか・・・!」 という意味で冗談半分で言っていたのですが、
ある日、本当に大型バスで日本人のグループがやって来てしまいました。
フランスを視察・見学に訪れた、福島県の有機農家の若い方々でした。
「日本の皆は、あれよあれよと言う間に、見事なチームプレイで日本の料理を作ってくれたの!
その日は、私の一生でも忘れられない日になったんだけど、
福島の農家の方々も、私の農場が今までの視察先で一番素晴らしかったと言ってくれたの。
あの人達は今どうしているかしら・・・心配で辛いわね。」
有機農家の若い奥さんは、懐かしさの混じった口調で嬉しそうに話し始め、
最後には悲しそうに顔を曇らせました。
鳥の巣の様な形の「シャヴリアン村」、
ギャラリーの建物はその天辺にありました。
写真展がお開きになった後の夕刻の風景を。。。
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写真展 ExpoPhoto
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三月の写真展の会場風景 2009年5月にブログを開設して、早3年が経ちました。
思い出してみれば、デジカメ一眼を購入したのは記事の画像撮影が目的、
そのおかげで十数年のブランクの後に再び写真を撮り始めたのですから、
ブログは「写真の道」へ進む為の大切な切欠だったのだと思います。
私の稚拙な記事にお付き合い頂いてコメントを下さった皆様、
本当に今までありがとうございました。
三月に開催した写真展を切欠にあるプロの写真家と出会ったことで、
その方の撮影を修行を兼ねて手伝う傍ら、自分の撮影にも走り回っています。
日本の大震災と原発事故を知った後、しばらくは気力が萎えていて、
当初予定していた四月、五月の個展をキャンセルしていたのですが、
そちらの方も企画仕直さなくてはいけなくなりました。
日本の一日も早い復興を祈りながら、
国内外合わせた日本人一人ひとりが出来る限りをすることの必要を感じています。
自分の場合、それは写真の仕事だと信じているのですが、
取り合えずは秋に向けて、こちらの地元写真家達に声をかけ、
「日本を支援する写真展」の企画を進めるつもりでいます。
今までのブログ生活では楽しい事が沢山ありました。
他愛の無いお話が気楽に出来ていた頃が無性に懐かしくなることもしばしば。。。
そんな同じブログでも、時には少々難しいこともありました。
望む様な記事がアップされないとコメントを控えられる気紛れな方とか、
相手の意見や都合を尊重出来ない人の存在も気になったことも。
先日偶然、他の方のブログで感じたことですが、
いつも丹念に下調べをした興味深い記事を書かれているその方は、
沢山のファンの方々へ丁寧な返事やリコメ をされていました。
毎日どれ程の時間を割かれているのかと頭が下がる思いでしたが、
そんな彼女に対してさえ、好まぬ話題の時にはコメントしないという人がいて、
「費やす時間や労力に見合わないな・・・。」
そんなやり切れない気持ちを感じてしまいました。
ブログは一人ひとりが自分の自由になる表現の場を与えられた様なもの、
精神的な圧力をかけ合う様になってしまえば、
楽しみであるはずのブログが負担になってしまうのが残念です。
他の方の展示作品と、お客様第一号。
そんな風に、ブログのお付き合いの限界を感じることとはまた別に、
ここに来て、実は仕事と家事の両立させることさえ難しく、
以前持てた自由時間がほとんど無くなってしまっています。
コメントへのお返事を差し上げる事と、全員の方へリコメをお返しすることがだんだん難しくなり、
眠る時間にまで食い込みはじめ、とうとう限界に来てしまった今日この頃でした。
そのため、しばらく迷いに迷った末ですが、
コメント欄を公開した形でのブログは一先ずお休みすることにさせて頂きます。
これからしばらく、写真作品の公開と日々の雑記帳として他愛ない事など、
コメント欄を閉めた「モノローグ」の形で 時折綴って行くつもりでいますので、
ちょっと寂しい形になりますが、どうぞ宜しくお願い致します。
最後に、三月の写真展の展示作品の中から、ブログ未発表の二点を・・・。
2010年3月 ローマンの旧市街 「プロムナード(散歩)」
後ろの窓はこの方の自宅で、
私のプロフィール画像の猫の写真を撮ったのもここでした。
拾った猫が六匹と、拾った犬を三匹飼っていると言っていました。
2010年7月 リヨン市 「ホテルデュー病院のコメディアン」
マルセイユ出身のマリウスさん(中央)は、
本職のコメディアンになるのを家族を養う為に諦めたのだそうで、
代わりに勤務するこの病院で一日中同僚と患者さんを笑わせてくれています。
両側は古株の介護士の女性達でした。 ではでは。。。皆さんも、どうぞ良い週末をお過ごし下さいませ!
プロ猫
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