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こんばんは。今日も太平洋側では概ね晴れの天気となり、雪も日本海側のほとんどの場所に限られました。これから明日前半にかけてもまだ冬型が強くため、引き続き日本海側で吹雪となる所が多くなりそうです。当然ながら、平地よりは山間部の方が大雪が十分降り積もりますので、是非今後とも屋根からの落雪や交通障害など、豪雪に対する注意をしっかりと見計らって行動をなさった方がよさそうです。
さて、昨日から噴火が断続的に発生している、鹿児島・宮崎県境にある新燃岳が、今もなお収まる気配もなく噴火をたびたび繰り返しており、これまでに新燃岳東〜南東方向に属する地域を中心に、数センチもの火山灰が降り積もったため、住民の生活に深刻な影響が出ました。しかも、一部道路では通行止めとなったり、鉄道や空の一部の便に影響が出るなどしました。
【新燃岳噴火ニュースに関する動画(本日)】
きょう午後7時の衛星画像(赤丸の部分が新燃岳噴火に伴う雲)
映像の中でも、噴火と共にはっきりと赤い火の部分がはっきりと分かるかと思われます。今日になって大きく吹き上がる黒い噴煙が高度2〜3千メートル以上にも達し、それに伴う雲(衛星画像の赤丸部分)が季節風により南東方向へ流されているような状態が、昨日からわずか数回にもわたって繰り返しています。それにしても、衛星画像にまでこんなはっきりと映るとは、それだけ噴火の規模が大きかった事が示されます。それに、近年になってもずっと噴火を繰り返し続けている鹿児島県桜島の活動と比べて、それとほぼ同じかそれ以上のレベルで活動が活発になっているのではないかと思われます。昨日の新燃岳の噴火は、特に午後3時前になり火山性微動の振幅が大きくなり始め、それから数分後の午後3時半頃には爆発的噴火となり中規模なレベルの噴火と推定され、それ以後もしばらく噴火を断続的に繰り返し、そして今日にも午後3時41分頃を中心に中規模な噴火があったとのことです。このように、爆発的噴火が観測されたのは、およそ52年ぶりだという事です。また、小規模な噴火が2008年に発生した頃も、およそ16年振りでもあったとの事でした。そして昨日には、ついに噴火活動が活発化したことから、噴火警戒レベル2(火口周辺立入禁止)から、レベル3(入山規制)へと引き上げられました。新燃岳(噴火口)からおよそ2kmの範囲にかけては、噴火に伴う弾道を描いて大きな墳石が飛散したり、小規模な火砕流が十分起こりやすい事から立ち入り禁止区間となっています。やはり噴火の規模が一段と大きくなっているため、新燃岳から離れた地域でも噴火に伴う空振や鳴動を感じており、宮崎県の都城市などでは窓ガラスの破損の被害も発生しています。特に今後もそういう危険性が十分ありますので、建物内にいても決して窓ガラスには近づかないようにして下さい。これまでに灰が降り積もった地域ほど、引き続き降灰が予想されているため、外出時は灰が目・鼻・口に入りやすいためできる限りマスクの着用や大きめの傘を持参なさった方がよさそうです。特に新燃岳周辺(宮崎県南部や鹿児島県北部)の住民の方々は、今後とも引き続き火山活動による情報に十分な注意をお願い致します。 |
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