物語: ―― 初めは、プラキドゥスというローマの軍人だった。狩りにでかけたある日、獲物の白鹿の角の間に、十字架が光まばゆく輝き、その中にキリストの姿が浮かぶのをみた。
すぐさま彼は、キリスト教に改宗し、名前もエウスタキウスと改めた。
さらに、伝説は続く。
共に改宗した妻子とエジプトに向かう途中、離れ離れになってしまう。奇跡的に再開したのは15年後の事だった。
最後は迫害にあって青銅の牛の中で焼き殺されるという波瀾の生涯であった。
狩人の守護聖人
デューラー[聖エウスタキウス](バウムガルトナーの祭壇画)|1498|Alte Pinakothek Munchen
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