KURENI 主と共に歩む恵みの日々

2019年がやってきましたね〜。チャレンジの一年!!

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小学校時代の思い出として強烈なのは、地獄絵です。忘れてしまっておりました。うちの田舎の家の前はよく臨時の映画館になりました。そのころの農家は、お蚕さん飼っていたので、蚕の季節でないときにはとても部屋が広くて、黒光りのする板の間でした。そこでいろんな映画を観ました。小林明の流れ者シリーズだとか、清水の次郎長のような時代劇とか・・・。そのような中で、忘れられない映画があります。それは「慎吾二十番勝負」と言う時代劇でした。内容は覚えていないのですが、はじめの字幕に俳優などの名前が出ますがその背景が、地獄絵だったのです。炎の中で泣き叫ぶ人々や、釜にゆでられ、獣の頭をした筋肉隆々の怪物が、人々を追いまわし、血の海に沈んだ人間が絶望の表情で苦しんでいる。わたしはその背景を見ながら、実におそろい観念にとらわれました。自分は、死んだらあのような厳しい地獄に落ちるのではないか?見えないところでした自分の罪業が暴かれ、わたしは閻魔様に地獄行きを命じられるような気がしました。強烈な罪意識が、幼い魂を苦しめました。高校時代に読んだ太宰治の「津軽」の中に、主人公が、お寺で何度おみくじを引いても、地獄行きなるようなことがあって、泣きながら夕暮れ家に帰ると言うような場面を読んだときに、あの映画の字幕に見た「地獄絵」が浮かびました。これはひとつのわたしの内的世界の原点のようなできごとでした。

ある時、渡辺先生の家に遊びに行った。先生は留守だった。鍵もかけてなかったので、いいや、いいやといって入り込んでしまった。部屋はきたなかった。ま、23歳の独身男性ですからね。食べかけの茶碗とかおなべ、読みかけの本などが散らかっていた。もう1つのお部屋は書棚があり、いろんな本が並んでいた。わたしはこんなに本を持っている人に会ったのは初めてだった。書棚の片隅に、写真がかけてあった。後になって先生に「この人は誰ですか?」と聞くと、「俺のおやじだ」といわれる。先生とは似ていない。本当は誰ですか?と聞くと、「あれは内村鑑三と言うえらい人だ」と言われた。
先生の本棚には、岩波の内村鑑三全集や世界思想全集等があり、中学生になったばかりのわたしには、それらが、とても眩しく見えた。先生は、よく内村鑑三の「愛吟」から取ったと思われる詩を、1年B組の文集で載せてくださった。ロングフェローの「人生の歌」などは、とても感動的で今も覚えている。「我に告ぐなかれ、悲しき調べをもって、人生はただむなしき夢なりと。…・・こは、魂に言われしにあらざるなり…」とか、ローエル という詩人の「貧しき者の財産」等、まだ、心に刻まれている。

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