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幼い日の思い出の1つに発熱のときの苦しいイメージがある。わたしは小学生のころにとても体が弱いところがあってよく風邪を引いたり、熱を出したりした。熱が出て苦しいときによくうなされて夢を見た。とても不安定な亜空間があり、そこに大きな車が轟音を立てて回っている。隣にも小さな車が回っている。灰色がかった、少しべージュ色のような亜空間が、うなされているときに、ゆがんだり揺らいだりする。それらの車もベルトでつながって回っている。時々、夜中に、目が覚めると母親が額を冷やすために冷たいタオルをお取り替えてくれたりしていた。「大丈夫か?」と笑顔で問いかけてくれた。朝方に熱がひいいてゆくころに、天空に舞うような大きな車がグーングーンとうなりながら、次第次第に小さくなっていく。熱っぽい不快感が、少しずつ消えて行き、風邪は治っていった。この大きな車のような巨大な機械の悪夢は、小学生のときだけで、中学生になったときには精神がはっきりしたのか再び現れたことはなかった。今考えると、あのときの大きな車の轟音とイメージは、わたしが幼い時に入って行った穀倉の機械の音と似ている。そこは脱穀かあるいは縄をゆう機械だったと思うが多くの車がゴーっとなっていてとても怖かった。その恐怖感がイメージとしてやきついたのであろうか。 |

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