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内村鑑三の夢を見たことがある。
わたしが40歳ぐらいのときであろうか?
僕は田舎の中学校の校庭のそばの岩山に立っていた。この岩山は赤茶けた切り立った壁のような
働きをしていた。 わたしはその切り立った5メートルぐらいの高さに岩山の上に立っていた。
誰かいるような人の気配を感じて、わたしは下へ降りていった。そしたら、
岩のくぼみのようなところに一人の人が静かに立っていた。
内村鑑三だった。その顔は憂いに満ち、人間の罪を悲しむ預言者の風貌だった。
「内村先生!ここに来られたのですか・・・?」
何か重要な話があると言わんばかりだった。
「君の息子の○○○は元気かね?」と尋ねられた。
「元気にやっています。先生は、息子のこと知っておられたのですか?」
わたしははにかむような、懐かしさと尊敬をこめて先生と話した。
先生と話してから、高鳴る胸を押さえつつ、先生の前から、野球部のバックネットの張られた
竹やぶを過ぎて、窓から明かりが漏れるうちの方へと歩いていった。
ささやかな夢だが、わたしには忘れられない夢である。
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